くまの私見。
「東電の説明は完全に誤っていた」ことが明らかになりました。
今までず~っと私は、データーの公表をしない、公表がが遅いことに対する疑義を抱き、投げかけて来ました。
その理由は要するに、はじめの過ち、嘘を隠すためということだった?。
地震による津波のために(としていますが、これも疑問)電源喪失し、原子炉が冷やせなくなったが、その段階ですぐに対応すれば、少なくともメルトダウンは防げた可能性が高い・・・・・が、なぜか?第一原発の所長は東京勤務で不在だった。社長は関西に出張中。会長は(政府?)や大手マスコミ関係者(を招いて)とともに中国ツァーの最中だった。海水を注入すれば数千億の原発を廃炉にせざるを得なくなる、かといって放置すれば重大事故を起こすことは確実、というときに判断を下す責任者が不在だったことが確かにされています。たとえば、どの自治体も長という人が出張や完全にOFFというときは、副市長や消防長がいざというときに対応すべく必ず(自宅などで)待機していますが、このことからも、東電の日ごろの危機管理意識の低さを垣間見ることができます・・・・・しぃ~・・・・・誰かが「水を入れることはまかりならん!」と言った可能性もあります(私はこの可能性が高い気がします)・・・真実は?
いずれにせよ
「人災の可能性が高まりました」
このことは、一先ず危険な状況を回避できないでいる現状のに於いては、後の議論とし、今は目の前の問題、すなわち
① 圧力容器損傷は大規模ではない?
② 圧力容器は完全に破損?
どちらなのかの判断が重要だと思います。
皆さんはどちらだと思いますか?
毎日新聞
5月15日(日)22時15分配信
<福島第1原発>空だき状態10時間以上 燃料の溶融速く
くまの私見。
「東電の説明は完全に誤っていた」ことが明らかになりました。
今までず~っと私は、データーの公表をしない、公表がが遅いことに対する疑義を抱き、投げかけて来ました。
その理由は要するに、はじめの過ち、嘘を隠すためということだった?。
地震による津波のために(としていますが、これも疑問)電源喪失し、原子炉が冷やせなくなったが、その段階ですぐに対応すれば、少なくともメルトダウンは防げた可能性が高い・・・・・が、なぜか?第一原発の所長は東京勤務で不在だった。社長は関西に出張中。会長は(政府?)や大手マスコミ関係者(を招いて)とともに中国ツァーの最中だった。海水を注入すれば数千億の原発を廃炉にせざるを得なくなる、かといって放置すれば重大事故を起こすことは確実、というときに判断を下す責任者が不在だったことが確かにされています。たとえば、どの自治体も長という人が出張や完全にOFFというときは、副市長や消防長がいざというときに対応すべく必ず(自宅などで)待機していますが、このことからも、東電の日ごろの危機管理意識の低さを垣間見ることができます・・・・・しぃ~・・・・・誰かが「水を入れることはまかりならん!」と言った可能性もあります(私はこの可能性が高い気がします)・・・真実は?
いずれにせよ
「人災の可能性が高まりました」
このことは、一先ず危険な状況を回避できないでいる現状のに於いては、後の議論とし、今は目の前の問題、すなわち
① 圧力容器損傷は大規模ではない?
② 圧力容器は完全に破損?
どちらなのかの判断が重要だと思います。
皆さんはどちらだと思いますか?
どちらなのかの判断が重要だと思います。
皆さんはどちらだと思いますか?
毎日新聞
5月15日(日)22時15分配信
<福島第1原発>空だき状態10時間以上 燃料の溶融速く
東京電力福島第1原発1号機で、地震からわずか16時間後の3月12日早朝には、燃料の大部分が溶け落ちていた可能性が強まった。東電の解析によると、燃料の溶融は従来考えられていた以上の速度で進行。外部から冷却水を入れるため、弁を開いて炉内の圧力を下げる「ベント」作業を始めた時には、炉内は既に水位が燃料の下端を下回る「空だき」状態で、燃料の大部分が溶融していたことになる。今後、ベントの作業や外からの注水のタイミングが適切だったかが問われることになりそうだ。
東電のこれまでの発表では、福島第1原発で原子炉が空だき状態になったのは2号機(14日)が最初。1号機は空だきになっていたことすら公表されていなかった。今回の解析結果が正しければ、1号機の空だき状態は11日午後7時半ごろから、淡水の注入開始(12日午前5時50分ごろ)まで10時間以上続き、ベント開始はさらに5時間近く後になってからだったことになる。
小出裕章・京都大原子炉実験所助教は「電源喪失で原子炉が冷やせなくなれば、早い時期に炉心溶融に至ることは想定できていたはずだ。燃料の損傷が限定的だとしてきた東電の説明は完全に誤っていたことになる。データの公表も遅すぎる」と指摘する。
東電は今回の解析で「圧力容器の損傷は大規模ではない」と説明するが、小出助教は「圧力容器は完全に破損し、溶けた燃料が格納容器の底に穴を開け、原子炉建屋の地下に大量の汚染水が漏れ出す原因になっている」と推定する。
吉川栄和・京都大名誉教授(原子炉安全工学)も「溶融した燃料の一部は格納容器に落ちているだろう」と指摘、東電の解析に否定的な見解を示した。さらに「燃料は格納容器のクラック(損傷部)から水と一緒に漏れている可能性もある」と述べ、地震の揺れや炉心溶融、水素爆発などさまざまな原因で格納容器が損傷している可能性を指摘した。
工程表への影響について吉川名誉教授は「初めに描いた絵と状況が異なり、収束までの時期は確実に延びるだろう。むき出しの燃料の回収は相当困難な作業になる。廃炉の工程にたどり着くのも難航するだろう」と厳しい見通しを示した。【酒造唯、八田浩輔】
東電のこれまでの発表では、福島第1原発で原子炉が空だき状態になったのは2号機(14日)が最初。1号機は空だきになっていたことすら公表されていなかった。今回の解析結果が正しければ、1号機の空だき状態は11日午後7時半ごろから、淡水の注入開始(12日午前5時50分ごろ)まで10時間以上続き、ベント開始はさらに5時間近く後になってからだったことになる。
小出裕章・京都大原子炉実験所助教は「電源喪失で原子炉が冷やせなくなれば、早い時期に炉心溶融に至ることは想定できていたはずだ。燃料の損傷が限定的だとしてきた東電の説明は完全に誤っていたことになる。データの公表も遅すぎる」と指摘する。
東電は今回の解析で「圧力容器の損傷は大規模ではない」と説明するが、小出助教は「圧力容器は完全に破損し、溶けた燃料が格納容器の底に穴を開け、原子炉建屋の地下に大量の汚染水が漏れ出す原因になっている」と推定する。
吉川栄和・京都大名誉教授(原子炉安全工学)も「溶融した燃料の一部は格納容器に落ちているだろう」と指摘、東電の解析に否定的な見解を示した。さらに「燃料は格納容器のクラック(損傷部)から水と一緒に漏れている可能性もある」と述べ、地震の揺れや炉心溶融、水素爆発などさまざまな原因で格納容器が損傷している可能性を指摘した。
工程表への影響について吉川名誉教授は「初めに描いた絵と状況が異なり、収束までの時期は確実に延びるだろう。むき出しの燃料の回収は相当困難な作業になる。廃炉の工程にたどり着くのも難航するだろう」と厳しい見通しを示した。【酒造唯、八田浩輔】
これを読む限りは、私は、損傷は大規模の可能性が高いと思ったのですが、官首相の見解は違いました。
時事通信 5月16日(月)10時5分配信
菅首相、事故収束の日程変えず=17日に政府工程表―福島原発、震災で集中審議
衆院予算委員会は16日午前、首相は、同原発1号機でメルトダウン(炉心溶融)が判明したことに関し「半年から9カ月で冷温停止するとの時間的展望を変えないで進めることができるのではないか」と述べ、東電工程表の日程通りの事故収束を目指す考えを強調した。
マスコミも静かです・・・・・中国ツアーでの行状が暴露されては困るからですか?
次回・・・・・中国ツアー編