昨日の続き、長野の方言です。
あいさ =あいだ(間)
あっこ、あすこ =あそこ
あすぶ =遊ぶ
あんじょさん =尼僧を意味する「あんじゅ(庵住,庵主)さん」
いきあう=出くわす・遭遇する
いいからかげん(いいからかん)=いい加減
うでる =茹でる
えぼ(いぼ)をつる =すねる 「え」を強く
おぇ = おい(呼びかけ)「お」を強く
おっしゃん(ごっしゃん)和尚さん・和尚様、「お」を強く発音
おっぽしょる =折る・折れる
おった(おっこった) =落ちた・おっこちた (落選の意味)
おった=居たという意味で使う地域もある
おめ(さん) =あなた・お前。
複数の場合、おめ(さん)たち
かや?=~かな?・・・疑問文の最後につける。
かんじる =寒い(寒さが身にしみる・全身がかじかむ)
くちぃ=(満腹で)腹が苦しい
くれる =(物を)あげる・くれてやる
ごしたい・ごしてぇ=疲れた・しんどい
こすい =ずるい・卑怯
こわい =硬い
こわい=濃い
こん =こと 例 そんなことね~=そんなこんね~
しょぅ =衆・人たち 例 女しょぅ、東京のしょぅ
~ず =~しましょう 例、行かず=行こう。やらず=やりましょう。
西関東方言の~べ、~べぇ。北関東方言(栃木や茨城)の~っぺと同じ?
ずく =標準語に落としきれない。面倒なことをするときに「やる気を出す」という意味で「ずくを出す」といいます。億劫でなにもやりだそうとしないとき「あいつはずく無しだ」といいます.しかし標準語で「やる気なしだ」とは言いません。意味はやる気ですが、言葉としては「ずく」以外の表現が出来ません。
たたる =建つ。「あっこらへんに、体育館がたたるんだよ 」
~だけん(だけんど)=だけど
~だで =だから
とぶ =走る、駆ける。とびっくら=かけっこ
なから=ほとんど・ほぼ。例、なからだね=ほとんど出来たねという意味ですが、他県の人が聞くと、えぇ!「中ら」~!?まだ半分ですか?という事になる。
ぬくい・ぬくとい・のくとい =あたたかい、くまひゃんは「のふとい」を使います
へぇ=早や・さあ。
関東弁の「はい!」の意味も含む。例「へえ、めしにすっか!」「へえ!」
へら =べろ 牛タンは牛のへら
びちゃる・べちゃる =捨てる
「おぶちゃ」「おべちゃ」はお風呂のこと
ふんづぶす(ふんぶす)=踏み潰す、
ほう =ほら・ほれ
ほぅ =~の方 例、おらほぅでやる=私たちがやる
まえで=人前で披露するという意味ででは無く、何々をする前に行なう、自分や物のまえに置くという意
まる(ひる)=排泄する、例しょんべんまる
むりと =わざと、故意に
やらかす =しでかす
よせる =仲間に入れる
田舎の言葉は地元で使うには とぉ~んだ、いいんだけんど、よそさんで話すときは、や~っぱし、ばかにされね~かと、心配になります。通じなくて、しょうしくて、赤面した事もあったなぁ。まぁだありますが、一先ず、中休み。ずくがでるまで、少し時間下さい。
しあさって=やのあさって(方言)とは知らずに、
明日、あさって(明後日)やのあさって(明明後日)しあさって(明明明後日)だと最近まで思っていた、くまひゃんです。
(だって、「し」だから、四日後だと思ってたんだよ)皆さんの地域は、あさっての次は?