日本人ならば誰もが唄える「ふるさと」
兎追ひし かの山
小鮒(こぶな)釣りし かの川
夢は今も めぐりて
忘れがたき 故郷(ふるさと)
如何(いか)にいます 父母
恙(つつが)なしや 友がき
雨に風に つけても
思ひ出(い)づる 故郷
志(こころざし)を はたして
いつの日にか 帰らん
山は青き 故郷
水は清き 故郷
この曲は、長野県下水内(しもみのち)郡永田村(現中野市永江)出身の国文学者で作詞家の高野 辰之(1876~1947)の作品とされている。(文部省唱歌の、複雑な注釈については.割愛させていただきます)他にも「朧月夜」「もみじ」「春がきた」「春の小川」(作曲:岡野貞一)などが彼の作品です。いづれも多くの方に知られた日本の唄。だいたいの方は子供の頃に覚えたこれらの唄は、そらで唄えるんではないですか?
高野 辰之(1876~1947)と中山晋平(1887~1952)は年齢もですが、出身地も近いんです。(千曲川を挟み、東西の丘の上、現在はどちらも中野市)
俺は、かわらの・・・・・
わすれがたき、ふるさと・・・・