北信濃は、果樹がとても盛んです。また季節を彩る草花もたくさん咲きます。それを助け、支えてくれているのがミツバチです。ところが昨年、とても気になるニュースが、アメリカとスイスから、飛び込ん来ました。
2007/04/14
<ミツバチ>米国で原因不明の大量失踪 農作物にも影響
養蜂業者が飼育するミツバチが巣箱から大量失跡する原因不明の現象ミツバチの「群崩壊症候群(CCD)」が北米に広がっている。全米50州中の27州とカナダの一部で報告され、管理するハチ群の9割を失った業者もいる。ミツバチが受粉を行っている農作物は年間150億ドル(約1兆8000億円)
ミツバチの大量失踪「群崩壊症候群(CCD)ダニが原因?
可能性と考えられるのは吸血性の寄生ダニであるヴァロラダニ大きさは1.6ミリメートルで、ミツバチの幼虫などに寄生する。
スイスでは1984年に発見され、以来時々、ミツバチの大量死現象が発生した。ヴァロラダニによるウィルス性の病気の発生や、ウィルスの力が強くなったことが原因でCCDが発生している、とも考えられている。また、気候の変化や除草剤が原因であると見る専門家もいる。
もし、日本にCCDが入ってきたならば、と考えると恐ろしくなります。その後の報道が無く、心配しています。