今日の朝、妻がキッチンから「これ捨てといて」って言ってきてさっぱり分からず。「これって?」って聞き返しても「今日ゴミの日だからこれ捨てといて」と繰り返すので、自分で予想して「台所の流しのごみ?」って聞いたら「そうそれ、捨てといて」というので「ほーい」といいつつ、でもちょっとモヤモヤしている。

ここはちょっと思ったこと言ってみようと思い「これとかそれとかじゃわからんよ」って言ってみました。

普段はこういうの相手がやな気持ちなるかなとかいろいろ考えて飲み込んじゃうんだけど、今日はちょっと言ってみました。

そしたら妻は「ごめんね、そうなんだよねー、全然言葉出てこない。私これもう言語障害なんだと思う〜」と自虐的な返しが来たので、「まぁ別に気にしなくてもいいけど、ちょっと言ってみたかったから責めてるわけでもなく」と伝えたら「うん、気にはしてない!」と!

「ごめんとは思うけど、気にはしてないわ。責められてるとも全然感じてないし!」と妻。

そうか!ごめんとは思うけど気にしないって、そういうのも成り立つんだなぁと気付かされる。

僕の中では「ごめんと思うときは指摘を気にするものだ」と思っていたり、逆に「気にしてないのならごめんとも思ってないはず」という認識があった。

なので妻が言う「ごめんとは思うけど気にしてない」は僕にとっては斬新な心理状態で、なるほどと思ったらわけです。

妻がそういう性格なら、僕は変に思ったことや言いたいことを我慢することもない。もちろんなんでもかんでもとは思わないけど。なので、これからはもうちょっと妻にはいろいろ思ったこと言ってみたいと思います。 

自分だったら指摘されると気にしちゃうからつい躊躇しちゃうんだけど、それは僕の妄想であることが多いんだということを、2年ぐらい前に気づくきっかけがあって。自分への認識を変えていくことで、今まで感じていた生きづらさや悩みがだいぶ薄まって、妻ともスムーズなコミュニケーションができてきてるので、これからも他者との認識の違いについて模索の日々をしていきたいと思います。

それにしても妻とは考え方とか心の中が相変わらず全然違っててびっくりしますわ。こういうのが分かって妻と話せる時間はとても楽しいです。

さとし