”被害者になることではなく加害者になることを恐れよ”

1月22日(水)19時から、インタビュー吉岡忍さん「なぜ、彼は人を殺したのか」の記事を読む会を開きたいと思います。

こちら↓
https://www3.nhk.or.jp/news/special/heisei/interview/interview_04.html

”僕が加害者の側の取材はとても大事だと言い続けているのは、この事件を理解するためにももちろん大事なんだけど、我々自身を理解するために大事だからなんですね。そうしなければ、我々ってどういう時代、何を考えどうすればいいのかわからないんですよね。”

”今まで事件を考えるときに、普通、ニュースで見たり、新聞で見たりして、自分はみんな被害者になると思っていたんですよ。違うんですよ、自分が加害者になるんです。そのことを恐れなくちゃいけない。

”あっという間に、SNSでもってひっかかっただけで、あっという間に加害者になってしまう。そのブレーキを自分たちでどう作るのかということを考えなければ”

毎日、たくさんの記事がシェアされてくる中、この吉岡さんの記事は、長めの文章でもあるからかもしれないけど、記事というよりも一つの本を読み終わったような後読感があって、ずっしり自分の中に入ってきた。でもたいていこういう感覚のとき、情報ではなく何か体験が入ってきたという感じ。なので、なかなか中身について自分の言葉にならない。

僕の場合、誰かと話していく中で、言葉が編まれていくということが多いので、この記事を読んで体験したことを、他の人と一緒に語り合うことで、言葉になるようにしてみたい、つまりそれは「ちゃんと読みたい」ということですね。

この吉岡さんの言葉をちゃんと読みたい。
ここで語ってくれていることをちゃんと聞きたい。

そんな風にこの記事を読んで思ったのは、やっぱり僕の中に「加害者」なる恐れがあったから。怒り、暴力性、破壊衝動、そういうものが確実にある。他の人にもそういう感情や衝動を感じる。自分も思ってしまうけど、そんな感情はよくない、もっと優しくならなければという風に自分にも他人にもせまる。でもそれこそが暴力性を育ててきてしまった。

”ブレーキを自分たちでどう作るのかということを考えなければ”

吉岡さんの問いを関心ある方たちと共有し語り合ってみたいです。

ご参加お待ちしています。

日 時:2020年1月22日(水)19時〜21時半
場 所:駒沢大学駅付近の和室
定 員:8名ほど
参加費:2,500円
主 催:中尾さとし

<お申込み>
ordinaryworld2010@gmail.com までご連絡ください。

<ご参加する方へ>
参加する方は、記事を読んできてください。
読んでみようと思ってトライしたけど、難しかった、
ということであれば、読めてなくても結構です。

最初は、一人ずつ時間をとって、記事を読んだ感想や考えを発表してもらいます。プレゼンとかではなく、なんとなくしゃべってみるというのでも全然OKです。

全員しゃべってみたら、残りの時間はフリートークの時間としたいと思っています。

<インタビュー吉岡忍さん「なぜ、彼は人を殺したのか」小見出し>

・平成の事件に共通するのは「歴史の蒸発」
・事件は私たちが暮らす この時代が作り出している
・幼女連続誘拐殺人事件と映像の攻撃性
・なぜ彼は人を殺し、私たちは殺さないのか
・児童殺傷事件は歴史から切り離されたニュータウンで起きた
・「清潔な」街の裏にあるものに目を背けてきた時代
・すべては幼女連続誘拐殺人事件から始まった
・オウム真理教にもあった「歴史の蒸発」
・転換点は秋葉原通り魔事件
・加害者の攻撃性 いつでも暴力は弱いものに向く
・私たちは加害者を「わからない」と言って切り捨ててきた
――彼らを、私たちや社会はどう受け止めてきたのか?
・“理解したくないものは排除”が社会全体に広がった
・「情報」ではなくて「知識」を得る
・被害者になることではなく加害者になることを恐れよ
・「妄想から物語へ」 次の時代を良いものにするために