下記リンク通り、
ENECHANGE株式会社のIRによると、融会計監査人である有限責任 あずさ監査法人との
間で、第10期第1四半期(自 2024 年1月1日至3月 31 日)に係る四半期レビュー報告書提出日以降、別
途あずさ監査法人が当社に対する書面にて指定する日をもって、監査契約を終了するとともに会計監査人を
退任することで7月5日に合意しました。
140120240704544668.pdf (tdnet.info)
異動に至った理由及び経緯
2024 年2月にあずさ監査法人からのデジタルフォレンジックの実施の要請があり、これを受け、当社の経
営者から同監査法人に対して、EV充電事業における特別目的会社の社債の最大額の
引受者に経営者が融資を行っている旨の説明がなされました。加えて、デジタルフォレンジックを実施した
ところ、経営者及び執行役員の電子メールにおいてSPCを連結の範囲に含めるか否かの判定に重要な影響を
及ぼす新たな事実が把握されました。当社は、あずさ監査法人との協議に基づき、第9期第3四半期連結会
計期間まで採用していたSPCを連結子会社ではないとする判定及びこれに関連する会計処理を訂正する必要
があると判断しました。また、当社は、あずさ監査法人からの要請により、SPCに係る連結の範囲の判定経緯
及び内部統制上の課題等について外部調査委員会による調査を実施しました。この調査報告書において、上
記のデジタルフォレンジックの実施前及び外部調査委員会による調査の開始前に、経営者が上記融資に係る
電子メール等を削除していたことが報告され、この行動は上場企業の経営者として不適切な行為であり、経
営者の誠実性に問題があると評価されています。
こうした状況の下、あずさ監査法人より、外部調査委員会の調査結果を踏まえてもなお、財務諸表の重要
な虚偽表示の原因となる経営者による不正があったと判断したことから経営者の誠実性について問題がある
と評価しており、監査の前提となる信頼関係が低下し、今後の監査契約を継続することが困難になったと判
断したという説明とともに辞任の申し入れがありました。