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グ ッ ド ス ピ ー ドが第三者調査委員会の調査報告書公表しています。監査法人は監査法人A＆Aパートナーズです。
収支計画の達成、インセンティブ（報酬）の獲得が主な動機で納車が済んでいない車両について、納車したと装い計上する先行売上計上が多数されていたようです。不正発覚の発端は不正会計に関する通報があったと金融庁から伝達を監査法人が受けたことによるもののようです。
https://ssl4.eir-parts.net/doc/7676/tdnet/2377720/00.pdf
下記日本経済新聞記事から主要部分を抜粋すると、
2018年9月期〜23年9月期の第3四半期まで6年弱、売り上げを先行して計上する事例が同社で延べ5242件あった。納車が済んでいない車両について、納車したと装い計上する「納車テイ」と呼ぶ行為がありました。
アンケートに回答した役職員431人のうち、今回の事案に関与・見聞きしたと回答した割合は3割にのぼり、先行計上はグッドスピード営業本部を統括する役員の指示や、販売店の独自判断で実施された。本部での先行計上は、収支計画の達成が主な動機だったという。店舗判断の計上では、月次売り上げなどの目標数値の達成のほか、インセンティブ（報酬）の獲得が主な動機とみられる。
グッドスピード本体のほか、バイク事業を手掛ける子会社のチャンピオン76でも先行計上が確認されている。
報告書によると8月末、グッドスピードの会計監査人は、不正会計に関する通報があったと金融庁から伝達を受けた。監査人は9月に同社へ疑義を指摘し、第三者委が23年10月から調査を進めていた。
グッドスピードは19年4月に東証マザーズ（当時）に上場した。今回の事案は上場以前から発生していたことになる。過年度決算の訂正について同社は、影響額などを踏まえ「21年9月期の第1四半期以降を対象とする予定」とし、3月29日までに有価証券報告書などの訂正を実施する予定と説明している。
