キャリコネ「コンサルタントの年収が高い企業ランキング」1位PWCあらた、5位トーマツ、9位新日本 | 日米公認会計士・日米税理士・公認不正検査士・行政書士·国家公務員1種試験経済職合格者福留聡のブログ

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日米公認会計士・日米税理士・公認不正検査士・行政書士·登録政治資金監査人・国家公務員1種試験経済職合格者 福留 聡が会計、税務、監査、政治、経済、経営、時事、主催の東京法律会計士業交流会等含め記事にします。

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下記リンクは「キャリコネ」のユーザーが投稿した情報をもとに、職種「コンサルタント」の平均年収が高い企業をまとめたものです。

平均年収とは、キャリコネ会員のうち勤務先を評価対象企業に選択した会員が投稿した給与情報から算出したデータとなります。

上記より、キャリコネ会員だけのデータですのでサンプル数は多くないでしょう。

また、戦略コンサル系トップのボストンコンサルティングやマッキンゼーが漏れており、これらはあらた等よりはるかに年収が上でしょう。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000106.000018764.html

 

10位内のうち監査法人が1位あらた、5位トーマツ、9位新日本で、あずさが外れています。BIG4監査法人系のコンサルとしては、

4位トーマツ、6位PWC、8位EYアドバイザリーさらに旧アンダーセンのアクセンチュアが2位、旧トーマツ系のアビームが10位です。

一般的に主に監査法人は、IFRS、内部統制、M&A等の財務会計アドバイザリー業務が中心であり、監査法人系のコンサルは戦略系もしていますが、財務DDやITコンサルが中心です。また、ランキング上位の野村総合研究所はシンクタンクであり、経営コンサル、システムコンサル中心であり、日本IBMもIT中心です。

 

なお、このランキングの監査法人は、財務会計アドバイザリーチームや部署の平均年収となっていると思われますが、監査中心の部署とあまり差異はないと思われます。

 

監査法人の年収ですが、ここの順位は参考程度でBIG4内では大きな差はなく(各ポジションで通常年収100万円も差がつかない)、マネージャーで概ね業績賞与含め900万円から1200万円くらいで、ここまでは大部分の公認会計士は到達します。

 

(下記は主に監査法人の部分のみ抜粋)

 

1位:PwCあらた有限責任監査法人(平均年収885万円)
――4大監査法人のひとつで、監査業務だけではなく財務会計アドバイザリーサービスを展開。海外進出・上場、M&A等に関するコンサルティングを行う

「監査法人という業種上、現在の年齢の割に多くの給料をいただいていると思う。アソシエイト4年目であるが、あまり給与の上昇率は高くないものの、もともとの給与水準が高いので、現在の給与水準に満足している。具体的な金額であるが、アソシエイトで残業抜きで600万円弱くらいである」
(公認会計士/20代後半男性/年収635万円/2012年度)

「年度の人事考課結果によって、当年度の賞与額が決定するが、年収に占める賞与割合が高く設定されているため、メリハリのある給与体系となっている。賞与が年1回であるため、下期の評価が通年評価に影響する割合が大きく感じられるが、能力には昇格/成果には賞与という考え方が浸透しており、納得感はある」
(組織・人事コンサルタント/20代後半男性/年収750万円/2015年度)



5位:有限責任監査法人トーマツ(平均年収820万円)
――業界1位の業務収入を誇る監査法人。IFRS導入やM&Aのサポートなど、専門知識を活かしたアドバイザリー事業を展開

「シニアスタッフ(ほとんどの人は入社4年目に昇格)に昇格するとかなり待遇が良くなります。今はサービス残業についてもかなり厳しくなり、みなさん残業時間はきちんと申請しています。残業、賞与合わせて年収は最低800万円くらいです。シニアスタッフ昇格後3年目くらいには、ほとんどの方が1000万円を超えると思います」
(公認会計士/20代後半女性/年収800万円/2017年度)

「入社年度によっても異なりますが、月額給与30~35万円に加えて賞与が支給されるため、一般の新卒採用の初任給と比べると優遇されていると思います。また、人によっては残業をすることによって手取り給料の額をかなり増額させる方もいます」
(公認会計士/20代後半男性/年収650万円/2010年度)


9位:EY新日本有限責任監査法人(平均年収724万円)

「報酬は妥当と考えている。転職した今、それなりに納得する額だったと感じる。社風として風通しもよかったので、能力が高い人はきちんと評価される組織だったと思う」
(公認会計士/20代後半男性/年収660万円/2011年度)