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下記日本経済新聞記事 新規公開企業、業績予想正確に 今年の下方修正3% によると、今年は上場後に下方修正した企業が現時点で3%で昨年は33%が業績が下振れした。実態が伴っていないのに事業の説明にAIなどの流行語を多用する、来期以降に業績が急減速すると分かっているのに開示しない等の場合、東証の審査では、こういった企業に改善が求められていたようだ。
上記取り組みで業績予想が正確になり、上場準備に時間がかかるようになった。かつては決算期が終了してから9~10カ月後に上場していたが、現在は1年近くかける企業は珍しくない。
新規公開企業の情報開示が向上すれば市場に個人マネーを呼び込む一因となりそうです。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO23658750Y7A111C1EA4000/
(主要部分記事貼り付け)
新規株式公開(IPO)した企業の業績見通しが正確になっている。今年は上場後に下方修正した企業が現時点で3%。昨年は33%が業績が下振れした。信頼できない業績予想に投資家から批判が高まったため、東京証券取引所が上場審査を厳しくし、幹事の証券会社も慎重に準備するようになった。新規公開企業の情報開示が向上すれば市場に個人マネーを呼び込む一因となりそうだ。
あずさ監査法人が2010年以降の動向を調べたところ、昨年までの7年間でIPO企業の4分の1超が、上場時に発表した利益予想を達成できていなかった。17年はほとんどの企業が業績予想を引き下げていない。
実態が伴っていないのに事業の説明にAIなどの流行語を多用する、来期以降に業績が急減速すると分かっているのに開示しない――。証券会社に聞き取ったところ東証の審査では、こういった企業に改善が求められていたようだ。
こうした取り組みで業績予想が正確になり、上場準備に時間がかかるようになった。かつては決算期が終了してから9~10カ月後に上場していたが、現在は1年近くかける企業は珍しくない。