本日の山形県酒田市は気持ち良い青空が広がる朝からスタートです
あっ
おはようさ～ん
先日
取引先の問屋営業マンと釣り遠征に行った時
わざわざその為にリールを新調し
一日中使って投げに投げまくって
巻きに巻きまくって
尚且つ60～85cmの雷魚を5匹釣った訳なんだが
そのレビューを書こうかと
ロッド : エバーグリーン
テムジンカレイド
TKLCー77 XXHX
ワイルドスタリオンバリアント
リール : シマノ 23アンタレスDCMD XG(左ハンドル)
ライン : シーガーR18
フロロハンタータクト 16ポンド
ルアー : スコーン、スイムベイトのテキサスジグ、10g台のバイブ、ミノー
上記の条件で一日中やりきっての感想なんだけど
とにかく気持ち良い
チョイ投げ、遠投、フリッピング
無風状態で最高なのは当然
追い風、向風、横からの風でも全く苦にせず投げれる
巻きも
どんなルアーを投げても気持ち良い
普通
XGだとエクストラハイギヤだから
一巻き93cm？
位になるとベイトリールは巻きが重くなる
自転車のギヤを想像してほしい
ペダルに直結するギヤが小さく
リヤタイヤに直結するギヤが大きいと
軽い力で漕げるがあまり前に進まない
これが
リールで言えばローギヤ又はPG(パワーギヤ)になる
逆に
ペダルに直結するギヤが大きく
リヤタイヤに直結するギヤが小さいと
かなり重い漕ぎになるが速く進める
これがハイギヤ(HG又はXG)
自転車のペダルに当たる部分がリールだとハンドルになる
だから
ハンドル一回転でより多くの糸を巻けるギヤ仕様はおのずと巻きが重くなるのは当然だよね
だけどね
23アンタレスDCMDのXGは巻き心地が軽いんだよね
しかも
ステラみたいにヌメヌメしたシルキーな巻き心地で
ついつい巻きながらニヤニヤしちまう
肝心のDC
デジタルブレーキのあんばいは？
だよね
初代アンタレスDC
16アンタレスDC
と歴代のDC機を2台使用してきた経緯から
シマノのDCの歴史が何となく分かるつもりだ
そんな事で
23アンタレスDCはホント優れたリールだとつくづく実感した
巻いたラインがフロロだったから
まずはFモードのブレーキ設定MAXからスタート
ルアーは25g前後のスコーン
ブレーキがしっかり効いてるが
異常なまでに飛距離が出る
結局
ブレーキ設定を最小にしてもスプール内でラインの浮きは無かった
それはどんな風向きでもどんな投げ方でもだ
因みに
23アンタレスDCMDには4つのモードがあり
Pモード : PEライン
Nモード : ナイロンライン
XBモード : 空気抵抗の少ない重いルアー又はビックベイト
上記のモードに1～8のブレーキ調整ダイヤルが組合わさる
特に驚いたのが
20g前後のバイブを使って遠投した時だ
モードはXB
ダイヤルは3
てか
空気抵抗が少ない重いルアーの場合
ダイヤル1～3がカッ飛びモードで
4～8が空気抵抗が大きいビックベイト用らしい
だから
空気抵抗の少ないバイブは3からスタート
って
軽い力でもめちゃくちゃ飛びやがる
無風状態なら自重が重いフロロでさえ
60～80mは飛んだ
しかも
ブレーキ1の最もブレーキが掛かりにくい
過去のアンタレスDCではピーキーモードに当たる設定でも
ライン浮きは少なかった
スゲーリールだよホント
投げても巻いても気持ち良い
どんなシチュエーションでもライントラブルの心配は無いし
デカく重い雷魚を掛けても
ゴリゴリ巻ける
フロロの16ポンドでもラインブレイクの恐怖を感じる程巻きパワーはヤバかった
シマノは何てリールを出しやがったんだ
って思ったよね
こんなリールは超上級者しか使えない
ハイエンドでフラッグシップモデルかと思いきや
俺的には逆に初心者に使っていただきたいリールだと思った
86の峠理論みたいに
古く性能が低いモノで己のテクニックと適応性を磨くのも良いが
上達する前に心折れて去る人も多いのがベイトフィッシング
初めっから
アンタレスDCMDみたいな高性能ベイトリールを使える環境にあるのなら
絶対そちらを勧める
だって
誰が使ったって
楽に飛ぶし気持ち良く巻ける
ライントラブルも少ないし
風も気にならない
ストレスフリーどころか
投げれば投げるほど
巻けば巻くほど夢中になっちまう
ただ釣り糸を巻く道具なリールに
7～8万円が高いと思うのか？
はたまた安いと思うのか？
実際
アンタレスDCMDを使ってみると分かると思う