本日の山形県酒田市はフェーン現象によりぐんぐん気温が上がり22℃近い暑い日になりました
あっ
お疲れさ~ん
さてさて
朝書いたブログの続きです
取引先問屋の担当営業
まだ20代前半の若い兄ちゃんC君と
その同僚(C君の2歳年上)M君をハリアーに乗せ
2:10
いざ出陣
毎回の事だけど
興奮し過ぎて一睡も出来なくて
爛々とした気持ちで終始ハイテンションなままだった
それは
C君もM君も同じで
ことM君に関しては俺と同じで一睡も出来なかったとか(笑
途中
コンビニで朝飯買ったり一服したりしながら安全運転で向かったが
日曜日の夜中は高速道路も主要幹線国道も殆ど車が走っておらず
スムーズに進み過ぎて
目的地であるスタート地点
小規模水路に到着したけど
辺りはまだ真っ暗だった
4:30到着
今回の釣り遠征
2つのお題があって
1つ目は
とりあえず魚種は何でも良いから
1人一匹は釣りたい
んで
2つ目は
M君にロッドがん曲がりする程の魚を釣らせる
まっ
1つ目のお題が達成できれば
おのずと2つ目のお題もクリアー出来そうなんだけどね
ただ
人生で一度も魚を釣ったことの無いM君に
超メジャーフィールドのパワフルな魚を味わって欲しくて
どうやったら彼に1本捕れるのか
ずっと思案していたんだ
とりあえず
彼らには事前に「赤いバイブ」を最低2、3個は準備しておいて
とは伝えていたがその他の作戦は何も考えていなかった(笑
季節的にも例年ならややフライング気味で
下手すると全員ボウズになる危険性もあり
ある意味
一か八かの当たって砕けろ精神だったのかな?(笑
そんな心境で
辺りがうっすら明るくなってきた
5:00
いよいよスタート
まずはスイムベイトで静かにごあいさつ
無~
魚の気配はあるし
生命体に当たる手応えはあるんだけど
食ってくるフィッシュイーターは居なかった
てか
日の出前からなかなか気温も高く
全然寒くなく
しかも
無風~
バス釣りには最高のコンディションに胸が高まった
そんな好条件でも
無~
20分位やって車で移動~
小規模水路の中流域
水路の幅が一番広くバスのストックが一番多い大人気スポットを二箇所目の戦場に選んだ
いつもはバサーやヘラ師の方々がたくさん居てて
なかなか簡単にはアプローチ出来ないエリアなんだが昨日は
誰1人おらず貸し切り状態だった
ラッキーラッキー
これはいきなり何かが起きるかもよ?
好条件が重なり
もうね
誰かは絶対何かを釣るって確信が持てた
そのエリアは水深が浅く
ボトムに根掛かりするものが少ないし
とりあえずバイブ巻いてりゃ~
何か釣れるスポットでもあり
三人ともお約束の「赤いバイブ」を結び
スタート
一番広いとこで水路の幅が90m位あって
とにかく
力の限りフルスイングし
無心になってひたすら巻くのみで
魚密度も高いから
投げれば生命体に当たり
一投一投ドキドキした
第二戦場に到着して10分
ちょっと大きめの赤いバイブを大遠投し
5m程巻いた時だった
それは
前触れもなくいきなりだった
ゴチンッ
!?
ギュンッ
即アワセ
仰け反ってフルフッキング
その瞬間
エリアロッドみたいに
XXHXのワイルドスタリオンバリアントが弧を描いた
キターーーーーーーーー
くぅ~
重て~
ロッドを立ててゴリ巻き
めちゃくちゃ走る走る
しかも
めっちゃトルクフルなダッシュ
その手応えに
100%鯉だと思ったよね
リールを巻く度に
ラインがハイテンショでガイドに擦れ
キュルキュルと鳴き
綺麗にカーブするワイルドスタリオンバリアントを目にすると
一気に血圧が急上昇し
ふつふつと血が沸くこの感覚
これこれっ
たまんね~
にしても
ハイパワーロッドにモンスター対応のアンタレスDCMDの組み合わせはヤバい
意図も簡単に暴れ狂いダッシュするそのモンスターをグイグイ寄せてくる
ラインが新品フロロの16ポンドでも
あまりに凄まじいパワーで
さすがに不安になり
少しドラグを緩めた
それでも
一切主導権を与えず
あっという間に魚を寄せてきた
!?
立ち位置から7m前方まで寄せた時
一瞬
水面に長い背ビレが見えた
えっ?
鯉じゃなくね?
えっ?えっ?
ロッドを煽り最後のトドメ
力の限りそのままずり上げた
あわあわあわあわ~
真っ白なモンスター雷魚だった
ヤバい
やっちまった
絶対90行ったと思ったが
85cmだった
フゥフゥフゥ
もの凄い
力対力のファイト
ハイパワータックルも相まって呼吸が乱れ
なかなか興奮が冷めなかった
てか
それより何より
雷魚を生まれて初めて見た
C君とM君は俺より興奮してたし
まるで自分が釣ったかの様に喜んだ
まずは一抜け
俺はボウズ回避
後は二人に釣らせるだけだ
と思った矢先に
C君も雷魚ゲット
50cm位の子雷魚だったがめちゃくちゃ喜んではしゃいでた
ヨッシャー
残るはM君のみ
この波に乗れば
お題達成も秒読みだねって簡単に考えていた
が
そっからがある意味修行だった
M君を先行させ
ランガン
それなのに
俺とC君ばかりが釣れちゃう(泣
400mランガンして5匹釣れた
だから
最後の方はタックルを置いて
M君のサポートのみになった
そんな肝心のM君
当たるには当たるが
バイトはあるものの
なかなか掛けれん
第二戦場のいよいよランガン出来る最後のポイント
排水機場があるとこでチャンスが訪れた
排水機場前のワンドは
水を取り込む関係上
水深がちょっとあるんだよね
んでもって
そこにベイトやら雷魚やらが集結しちゃうからチャンス中のチャンス
タイミングが合えば確実に1本捕れる
赤いTN60を信じ
ひたすら投げては巻き巻きを繰り返すM君
高価なタックルを使ってるものの
まだまだ釣り歴一年半の初心者
PEラインのトラブルが連発し
思うようにテンポに乗れない
焦りと苛立ちが隠しきれないでいた
そんなM君に
焦んな焦んな
まだまだ時間はたくさんあるし
このポイントは絶対に釣れるから
もっとリラックスして気楽にやろうぜ
って声を掛けた
するとどうでしょう?
キターーーーーーーー
仰け反って絶叫するM君
10フィート近いシーバスロッドが「つ」曲がりしてるじゃん
ガンガン巻け巻け
走る走る
水面に刺さるラインが右往左往
走っては寄せてを6回繰り返し
ネットランディング
70cm近い雷魚だった
ヤッターーーーー
三人同時に雄叫びを上げていた(笑
ふぅ
何とかお題達成~
これで
心置きなく釣りを楽しめる
三人が全員釣れた事で
俺は一気に肩の力が抜けた
よっし
移動だな
と第二戦場から一気に40㎞ワープ
承水路のドン詰まりへ向け束の間のドライブ
その車内は
釣れた喜びで一際テンションが高くなってたのは当然だよね(笑
第三戦場
承水路の大型排水機場水門前ワンド
ここでも
赤いバイブを大遠投大会
ひたすら投げては巻いて
魚に当たるがヒット無し
ずっと
無~
東側の水門から西側の水門もくまなく巻いたが
無~
ダメだ
移動~移動~
西を攻めるか?
東を攻めるか?
裏をかいて真ん中か?
次なるルートに悩んでると
申し訳なさそうにC君が
「すいません
ウ◯コ漏れそうです」
とカミングアウト
マジか?
第三戦場から車で1分の距離にあるドラッグストアへダッシュ
C君のウ◯コついでに飲み物の補充
ドラッグストアでC君の長ク◯を待ってる時
ふと
「M祭り」が頭をよぎった
潟に注ぐ流入河川
東の水路
その最北に当たるM川
実はその川は5月の連休前だったか連休後の
シーズナルパターンがあり
デカいバスがガンガン釣れるタイミングがあり
その期間を地元アングラーは
川の名前にちなんで「M祭り」と言っていた
奇しくもM川はそのドラッグストアから近い
もしかして?
あるかもよ?
そんな思いつきで
第4戦場はM川河口に決定~
C君がウ◯コを全部絞り出すのに20分も費やしたが
お陰でM川を思い出せたから結果オーライか?(笑
ドラッグストアから車で5分
M川河口に到着
って
先行者二人も居るし
それでも
先行者の対岸でスタート
ルアーはルドラ130
もちろんカラーは赤
M川河口って言うか東側全域そうなんだけど
護岸から沖合い20~30mのボトムに石積みがずっと並んでてそこにバスが着くから
いかに舐める様にゴロタ帯を攻めれるかで釣果が決まる
クランクもスピナベも
ボトムのゴロタにガンガン当てて巻く
根掛かりを恐れてはデカバスは釣れない
河口の橋からスタートし
70m位ランガンした時だった
ルドラを沖合いに遠投し
ボトムのゴロタにガンガン当てて巻いてる時だった
ゴロタ帯を抜け
巻くラインにテンションが抜けたその瞬間
ゴンっ
ググンッ
ギュンッ
鬼フッキング
キターーーーーーーー
これは絶対バスだ
ロッドを立ててガン巻き
立ち位置から10m
水面を割って魚体が顔を見せた
!?
で、デケーーーーー
俺の拳がすっぽり入る程のデカ口
久々のゴンザレスバスだ
ヤッター
バスだ
ヨッシャ~
スポン~
えっ?
何故かすっぽ抜け
マジか~
アワセも決まってガッチリフッキング出来てたのに(泣
放心状態で回収したルドラを見ると
3個付いてるトリプルフック
そのうちの2本が折れていた(泣
フックをしっかりチェックしとけば良かった~
と思うも後の祭り
その1本から後は無かった(泣
M祭り
後悔しても
後の祭り
C君もM君も
無~
はいっ
移動~
次は春の定番
西側
さすが激戦区
西側の人気スポットはバサーが陣取っていた
時間もいつの間にか
14:00とかになってて
西側のバサーが居ないエリアを二箇所やったが
無~
唯一
M君だけバイブで雷魚釣ったみたいだが
足元でランディングから~のオートリリースがあった位で
撃沈
時間的に次の戦場がラスト
迷いに迷ったが
今日一番反応が良かった
小規模水路の広いとこ
第二戦場がラストスポットに選ばれた
その前に
雷魚プールに寄り
せっかくなんで持って行ったサーペントライジングでフロッグを投げまくったが
案の定
無~
けど
雷魚プールでC君
バイブで二匹の雷魚ゲット
16:00
ラストステージで最後の大遠投大会が始まった
けど
早朝の5:00からひたすら投げては巻いて
ランガンしては長距離移動~
俺たち三人はもうね体力の限界を越えていた
手に力が入らない
肩や腕が痛い
なんか腰も痛いし
イヤッ
全身が痛い
疲労と眠気MAX
空腹もMAX
色々と限界を越えた領域でラストスパート
無~
ベイトの反応は凄まじいし
雷魚と思われるバイトは多発したが
渋い
陽が落ちて夕闇が刻々と迫る18:30
ゲームセット
朝から晩まで
全身全霊
やりきった
全員釣れたし
天気にも恵まれた
最高の遠征だった
更に
帰りに寄った
くるまやラーメン
めちゃくちゃ濃い味な味噌ラーメンがクソ美味く
染みる味わいだった
無事
夜中に待ち合わせした駐車場に到着
三人共笑顔と疲労に満ちた顔を見合せ
興奮冷めやまぬまま
解散
釣りに釣りまくって
367㎞も走り
無事帰還
精も根も尽きた(笑
けど
最高な1日だった