リリーパットを求めて・・・ | 山形県酒田市ルアーフィッシングドタバタ珍道中~

山形県酒田市ルアーフィッシングドタバタ珍道中~

山形県酒田市でバス釣り、エリア・渓流トラウト、ナマズ、雷魚、シーバス、メバルなんでもしてるがなんでも中途半端なルアーフィッシング初心者の日記だせ~
ヤッフー

リリーパット


バスや雷魚を狙う者なら

殆どの人が知ってるワードで知らない人でも

淡水の釣りをする方はなんとなく想像できるだろう?


ヒシモ、ホテイアオイ、ハス、睡蓮、カナダモ・・・

水性植物が水面に群生するポイントを総称してリリーパットと言う




雷魚を釣る上で

このリリーパットは欠かせない重要な条件であり俺の中では雷魚ゲームって言ったら絶対欠かせない要素になっている


YouTubeで「雷魚」で検索すると

YATROUフィッシングがすぐ出てくるけど

ヤタロウさんの人柄とか動画の構成とか上手くたまに観るんだけど

ただね

彼が雷魚ゲームをするフィールドってほぼオープンエリアの水路なんだよね


ま~

それはそれでサイトの釣りになるし

まあまあ面白いんだろうけど

俺的には違うんだよね


やはり雷魚釣りって

リリーパットとセットで成立するもんで

オープンエリアのサイトゲームは雷魚釣りの楽しさ半減だと思ってる


でもね

いざリリーパット的なフィールドを探すと実は極端に少ないのも事実

ここ山形県酒田市でも

そんなフィールドって少なくて

あったとしても雷魚が居なかったり激スレだったりと

リリーパットでフルカバートップゲームはやりたくても出来ない釣りになっていたんだ


山形県の内陸地方や秋田県に目を向ければ

リリーパットフィールドはたくさんあるんだろうけど

しっかりした根拠がある情報が無いと

おいそれとは軽い気持ちで出掛けられない






昨日は休みで

雨予報にも関わらず朝方は降る感じはなかった

とりあえずハリアー洗って雷魚タックルは積載した


さてさて

どこへ雷魚釣りに行こうか?

大仙?


一瞬

大○沼?

って頭をよぎったけど

実は数日前からなんとなくだけど秋田県内日本海側にリリーパットフィールドを探していたんだ


どうやって?


もちろんGoogle Earthでね(笑

皆さんご存知の通りGoogle Earthは衛星からの写真だからある程度池や沼の様子が分かる

しかも

ストリートビューで見れるフィールドだと

群生してる水性植物の種類すら識別できるんだよね


そんな探し方で目をつけたのが

秋田県西目

とある公共施設の真ん前にかなり良いリリーパットを発見

気になるよね


八郎潟近辺の野池と違ってローカルフィールドなはず?

って事は雷魚居れば爆釣?

もしかして人知れず何年も生きたモンスター雷魚が居るかも知れん

絶対気になる


って事で

9:30に自宅出て向かったんだ

まだ見ぬ楽園を求めてね


途中金浦の「華月」でラーメンランチ

んで

目的地をナビにセット


初めて通る道にドキドキしながら

西目の山間部を目指す


自宅出て二時間ちょい

やっとやっと到着~




睡蓮の葉が覆う素晴らしいフィールドコンディションに興奮した(笑

想像以上だ

とりあえず公共施設の駐車場に車を停め
何も持たず観察
道路の下に遊歩道があったから
生命感を探して少し歩いてみた


ん?


なんか居るね~
30㎝~40㎝の魚がプカプカ浮いている

フナ?子コイ?はたまた子雷魚?
バスではなさそう

それらが時折浮上し水面で呼吸らしいものをしてる

やっぱり雷魚?

微妙~


遊歩道を何度も行き来し
じっくり観察した
たまにコイの捕食音はするものの雷魚の呼吸音や捕食音は全くしなかった

ん~
どうしよう?

てか
そもそもここって釣りして良いの?
一応池の周りに釣り禁止や立ち入り禁止の看板は無かった
山間部の人里離れたとこならほんのちょっと竿出す位ならってすぐフロッグ投げるんだけど
客の出入りがそこそこある公共施設の真ん前だからなんか気まずい

スゲー迷ったけど
まずは一旦キープ
って事で
その池から300m~400m離れたとこに同じ様なコンディションのフィールドがあったから
そちらでやってみて
もし雷魚釣れたら戻ろう

目星を付けてた第二ポイント


ここもまたまたナイスフィールド
まさに
リリーパットだった
ただ規模は1箇所目の1/3程だったが
これまた雷魚がウジャウジャ居そうな雰囲気に興奮しまくった(笑

しかも
近くに建物も無くひと気が無い場所だったから早速雷魚タックルを出してフロッグを投げた



無~


めっちゃ打ちまくったが


無~



多分雷魚居ないって結論に至った
って事は
第一ポイントも雷魚居ないと判断

残念

はいっ
次、次~
第三ポイント
その池は全体がヒシモの様な水性植物で覆われているとこで
秋田市へ向かう高速道路下り線
本荘ICを過ぎてすぐ左下に見えるいかにもってフィールドなんだけど
ずっと前から気になってた
2、3年前だったか
そのヒシモに無数に線が引かれてあり
あっ!!やってる人居るじゃん
って事もあった

もう行くしかないよね
第二ポイントでナビに目的地を直接入力
時間的に10分程だった

案外近いじゃん

本荘郊外
山際の民間の庭先をかすめ
砂利道の細い悪路を進み
念願のリリーパットフィールドに到着~



!?



池の手前
30m位続く細く急な坂を登ったとこにそれはあった


「つり禁止」
の看板(泣


オワタ


池全体を覆うヒシモ?が俺の雷魚釣り魂をくすぐった
くっそ~
悔し過ぎる(泣

車から降りるまでもなく
ただただ眺めた

ま~
全く生命感が無かったからフロッグ投げても微妙だと思ったが

5分位池を眺めて
さてさてどうしよう?
って考えている時アクシデント発生

Uターンするところが無く
仕方なく池脇の水尻護岸の上にケツを振って切り替えそうとしたんだ

てか
道が細過ぎた

フルにステアリングが切れず
半端な体制でバック
そっから切り返し

ん?
嫌な予感はしてた
車がスゲー角度で下りに向いた瞬間
変な浮遊感!!

どれかのタイヤ浮いてるな
って分かった

そう
変なルートを左リヤタイヤが通ってた
本当のヤバさに気付いたのは
ステアリングを切り直してバックしようとした時だった

ん?

アクセルを踏んでもバックしない
微かにスリップするがセンサーが感知し駆動が制御された

なんで?

RとDをこまめに切り返え勢いつけてバックしようと思ったが
イマイチ登らない
車から降りて恐る恐る後方を見てみた



!?


ギャーーーーーー

一目でヤバいと分かった
左リヤバンパーが着地してる様に見えた
実際は2㎝程は隙間あったんだけど
スゲー急勾配の法面を左リヤタイヤが降りてきたみたいで
あれはハリアーでは無理な角度と高さだった


ヤバいぞ


フロント側を見れば
草むらに埋まる右タイヤ先5㎝は高低差2m以上の谷
しかも柔らかい地面で
今の停車してる段階でもいつ崩れ落ちていくか分からん程危ない状態~

前にも後ろにも行けない
しかも急勾配で
Rに入れててもブレーキから足を一瞬でも離すと車が前へ動くシチュエーションに
かなりテンパってしまった

ヤバいぞ
マジにヤバいぜ

脳裏にはJAFの三文字がよぎる

久々にパニックに陥った
そんな時は大きく深呼吸すると一旦冷静になれる
って思いだし
先ずは大きく深呼吸
目を瞑って一旦無の境地へ








全く冷静になれなかった(泣


どうしよう?どうしよう?

そっから
どうしたのか今でも謎だが
ステアリング操作で何とかギリギリ切り返し
10分近く掛けて脱出

脱出して下り
車を停め降りたら
あまりの安堵感とパニックの後遺症で
吐き気をもよおし真っ直ぐ立ってられない状態になっていた


ホント
ヤバかった~

こんな目に合って心身ともにダメだ~
もう帰ろう・・・


とは思わないとこが俺の真骨頂~
何事も無かったかの様に第四ポイントへ

本荘市内にある○堤へ
数年前
家族でプラプラドライブしてた時
たまたま見つけバス狙いでルアーを投げたフィールドで
確かあのときリリーパットあったな~?
って思い出したんだ

第三ポイントから車で10分

住宅街を抜け到着したが
リリーパットは

無~

だった

竿を出す事無く終~了~(泣

時刻は14:00
昼飯食ってから2時間半が経っていた
半端な時間だ・・・


気付けば北へ向け車を走らせていた
んでもって
我に帰れば目の前には見慣れた光景が広がる


ん?


そう
八郎潟の小水路に来ちゃってた

バカかよ?(笑
1日しかない日曜日休み
しかも
半端な時間に自宅出て
15:30八郎潟入りとか・・・
正気の沙汰じゃない(笑

なんか本荘まで来たら
八郎潟まですぐそこじゃんと思っちゃったんだよね(笑

けど
実際は本荘市内から国道7号線までかなり酷い渋滞にハマリ
7号線もトロトロ運転が多く
思うように進まず本荘から一時間半も掛かってたし

てか
八郎潟小規模水路

リリーパットが無い
まっ
あるにはあるが申し訳ない程度で
ガッカリした

でも
せっかく来たんだし
と雷魚タックルを振るが


無~


雷魚プールまで車移動を繰り返し
打っては巻いたが


無~



バイトどころか気配すら無し(泣
空の様子も怪しくなり
時刻もいつの間にか18:00を回ってた

いつもはあまりやらない
サブ的な水路もちょっとやって
それでダメなら帰ろう

雷魚プール水上から西へ伸びる水路
そちらに目をやると所々にそこそこのリリーパットが点在した
それに水位もまあまあ高い

可能性はあるな
って思った

慣れない小水路を150m位ランガンしたとこ
対岸の側溝から水が流れ出てるインレットに差し掛かった

正確には二つ目のインレット

その手前
水路中央に規模は小さいがリリーパットが広がっていた

水動いてるし
ベイトも騒いでる
もしかして・・・

葦原に覆われたインレットにスミスのグロッサブレード改をねじ込んだ

ゆっくりゆっくり巻き
ナチュラルにグロッサを漂わせ
ラインを弛ませた状態で水路中央のヒシモへ誘った




ドッポン



そこそこ派手な爆発
バイトだ


一瞬でバスのバイトと分かった
至近距離だったしね

グロッサは視界から消えたが
イマイチしっかり食ってるかは不明~

5秒位送って送って
聞いてみた


ん?

重いぞ

まさか?
ロッドを立てリールをごり巻き

グンッグンッ


食ってた~

ヒシモのエッジから40㎝あるか無いかのバスが水面割って空中イリュージョン!!


スッ



シュッ


あ~

バレた~
空中イリュージョンリリース(泣

フッキングしてないから抜けた~(泣
あぁ~(泣
残念


次に投げた一本に
またまた30㎝無いサイズのバスがバイトしてきたが
フックアップ出来ず(泣

時合い?

そのポイントから更に300m程ランガンして一回バイトあったけど
全く掛けれず

3バイトNOキャッチ

一日を通して雨には降られなかったけど
近くで雷が鳴り始めたので
19:15ゲームセット

帰る途中
秋田市内から高速道路までもゲリラ豪雨に見舞われ
やっとの思いで帰宅

281㎞走って得られたのは
西目、本荘近辺は可能性低いなと分かった位だった(笑
雷魚の場合
確かな情報や案内人が居ないとリリーパットのゲームって簡単じゃないと実感した一日だった

次は八郎潟近辺の野池
リリーパットエリアを探訪だな
久々八郎潟釣具店に顔出して雷魚マンのオッサンガイドを申し出てみようかな?(笑