秋の夜長のお楽しみ〜牧野植物大図鑑などなど〜 | 庭と亮平さんと私

庭と亮平さんと私

鈴木亮平さんファンです。チビ亮平さん似だった息子はすっかり違う仕上がりに。
東京の大学に進学しました。
ゴソゴソと庭いじりも大好きです。

〝いわば大人のための植物絵本〟


「原色牧野植物大図鑑」


〝古書市で牧野植物図鑑を見つけてなぁ〟

と叔父がひょっこり

図鑑を持って来てくれる。

亡き母の末の弟である叔父とは

共に朝ドラらんまんを楽しんだ仲😆

ありがたやー。


暫く貸してもらうことに☺️


開いてみるとあれ?カラー?


牧野富太郎さんの初版は白黒だったよね?

ふーん色つけたのかぁと呑気に

巻頭の挨拶文読んでびっくり😳


〝牧野図鑑の原図をそこなわないように

 しかも実物をできる限り正確に復元

 1図1図を精密に彩色し、、、〟


〝描画にあたられた画家諸君はじめ

 印刷、製本、その他の関係者一同の

 苦心が実を結んで、、、〟


つまり

牧野さんが描いた白黒の植物画

ひとつひとつに手描きで

色をつけていったってこと?


ひやぁそれって凄すぎる‼️


とは言え

親版に収録された全てを原色化するのは

余りにも時間と費用がかかり

図鑑の値段が跳ね上がる為

2556種に絞ったとある。


それでも値段は👇

1冊、さ・さんまんごせん円😳

お高い💦


だけどこれ

パラパラめくるの本当に楽しい。


例えば我家の庭にもあるヒメウツギ👇

花の拡大図とパーツひとつひとつの説明。

葉っぱの端のギザギザの感じ。

果実の様子まで。

コンパクトに凄く詳しい。


どのページの花も全てその作りで

横にその植物についての解説文がつく。


近所の山にあって

秋には赤い実を取りに行くサルトリイバラ。

この赤いやつ👇

赤い実の季節しか

意識したことなかったけれど

こんな花が咲くんだなぁ👇

へぇーへぇーと

眺めてると時間を忘れる。


絵も文も

全部万ちゃんが描いたんだよなぁ😢


ほんにこれは巻頭にある通り

〝大人の植物絵本〟‼️


この図鑑、老後の楽しみに良いなぁ〜

2冊で、な、ななまん円かぁぁぁ🤨

古書市で物色してみるか!


楽しみ!

と待ちに待ちシーズン2

遂に始まる。


分かっちゃいたけど

余りの苦しさに録画を止めてしまう。


「大奥」のことです。

理不尽すぎて余りに苦しく

受け止めきれん😢


雨の夜の黒木の慟哭


〝女たちよ 江戸城にいる女たちよ

 貴様らは母になったことはないのか

 母ならば男子を産んだことはないのか

 産んだならばその子を赤面で

 亡くしたことはないのか

 

 そういう悲しい母と子をひとりでも

 減らすべく懸命に歩んできたものに

 この仕打ちか


〝余りにも理不尽ではないか〟


青沼の清廉

田沼と源内の正義

全て引きちぎり葬られる。


仲間由紀恵の微笑みは

吐き気を催すほどに恐ろしい😰


大奥

やはり侮れぬ。

苦しすぎて凄すぎて

引き摺り込まれて帰れなくなる。


もうひとつの楽しみだ!

のこちらは👇


熱すぎるのはちょいと苦手な

私としては良いあんばいのスタート

(何様🙏)


〝俺的には好きです!〟

と会社の同僚が

初回を見て声を掛けてくる。


彼は〝今度三重県の学校で

弱小だけど甲子園に出たってとこの〟

とドラマ化の話をしたら


〝あ、それ白山?〟

と即答してきた超ド級高校野球オタク。


お眼鏡にかないましたか〜

高校野球オタクのお眼鏡にかなったのなら

先行き明るいに違いなし。


根拠なき確信‼️


今はまだ誰が誰やら?の部員たちも

少しずつ顔と名前が一致して

やがてバッターボックスに立つ度に

ここまでの道を思い

涙が出てくるのだろ。


週末は

会社帰りに本屋へ🏃‍♀️


探さなくても

平積みの棚のど真ん中にドン☺️


売れ筋😆


余談なれど

下克上球児の横に永瀬清子詩集が

並んでいることに😭


 永瀬清子詩集 谷川俊太郎選 岩波文庫


永瀬清子さんは岡山の詩人。


美智子様がその詩を英訳し

日本語と英語とで朗読をされ

話題になった詩人です。


https://youtu.be/Uc5VHq9Ryjs?si=snZj6Jogs0l3Kx8C


〝かなしみの国に雪が降りつむ

 かなしみを糧として生きよと

 雪が降りつむ

 失いつくしたものの上に

 雪が降りつむ〟 


岡山県の東のほう

赤磐(あかいわ)というところに

永瀬清子の生家があります。👇


谷川俊太郎選で

永瀬清子の詩集が出るってだけで

うわっ!であったのに


推し様の笑顔の横に

永瀬清子詩集が平積みだなんて

喜びしかありませぬ🥲


妻であり母であり農婦であり

勤め人であり、それらすべてで

ありつづけることによって

詩人であった永瀬清子。カバーより


〝はばかることなくよい思念を

 私らは語ってよいのですって

 美しいものを美しいと

 私らはほめてよいのですって

 失ったものへの悲しみを

 心のままに涙ながしてよいのですって


 敵とよぶものはなくなりました

 醜とよんだものも友でした

 私らは語りましょう語りましょう

 手をとりあって 

 そしてよい事で心をみたしましょう〟

    美しい国


牧野植物大図鑑📕

下克上球児📘

永瀬清子詩集📙


秋の夜長🍂

眠くなってる時じゃない🥱