みなさんこんにちは!!医療法人社団カワムラヤスオメディカルソサエティ 河村病院所属 社会保険労務士原田聡です。

Youtubeで、テレメンタリー2020「一瞬の代償 ~“ながらスマホ”に奪われた命~」を見た。2020年にテレビ朝日で放送されたもので、スマホでマンガを読みながら運転したいた男が、前のバイクを運転していた女性に気付ずに追突し女性は死亡。その後に残された家族の苦しみを伝えている番組で、車を運転される方すべてにご覧いただきたい番組でした。

スマホのながら運転は、当然に道路交通法で厳しく取り扱われ、従来の3倍の違反点がつくみたいです。当然一発免停もあり得ます。

ぼくがこのドキュメンタリーをみて思ったことは、いくら罰則を厳しくしても、スマホのながら運転はなくならないだろうし、正直、こういう人を免停にしたところで、今度は無免許運転をするだけだと思っています。そもそもルールを守る意識が欠落している方々なので、無理だと思っています。

でも、「ルールを守れない人」から自分や家族を含め、「ルールを守る多くの人たち」は守られなければなりません。

ぼくは単純に、①車の中にはスマホの電波が通じないようなテクノロジーを車の製造会社が開発し実践する。簡単だと思う。②スマホに「今は運転中」というコマンドをつけて外部からの車を運転中の人への接続をできないようにする。スマホの製造会社が標準設置するのは簡単だと思う。③スマホが時速35キロぐらいで移動しているときは、自動的に電源が落ちるような設計にしておく。簡単だと思う。この程度ならすぐにできると思う。

もちろん、車には運転手以外の人も居て、一律電波が通らないことで、なにか非常時に連絡がとれないとかはあるけど、車を出れば通話等はできるのでながら運転での事故よりはいいと思う。また、スマホをGPS変わりに使う人も多いけど車でのこの機能は一律削除。ナビを使えと思う。スマホのGPSは、知らない街で迷子になったときに便利で利用価値が高いので、アプリそのものは必要なので、利用できる環境を制限してほしい。

本当に、社会がスマホのながら運転による交通事故を減らすのでという目標を掲げているのであれば、こんくらいはすぐに実践できると思います。

また、そうしても、そのルールを破るためのアプリやらソフトを開発し、販売する業者も出てくるだろうから、業務の一部としてそのようなことをする会社は、「摘発」してほしいと感じます。

本当に、今まで元気で一緒だった家族を、スマホのながら運転とかで失うなんて、悲しいし、こんなことが横行している社会って怖くないでしょうか。