みなさんこんにちは!!医療法人社団カワムラヤスオメディカルソサエティ 河村病院所属 社会保険労務士原田聡です。1つの事業所で働かれている会社勤めの人の多くは会社で年末調整をされますよね。2つの事業所で働かれている方は、どちらの事業所もその方の賃金のすべてがわからないため年末調整ができませんので、それぞれの事業所から源泉徴収票をもらって、自分で税務署で確定申告をすることになります。年末調整を会社でされた方は、会社から市町村へ、確定申告された方は、税務署から市町村へ所得や税金等の情報が送られます。そして市町村は、2つの事業所を合わせた形で、6月の住民税額をあなたの主たる事業所に送られ、特別徴収(給料から住民税の天引き)されていくわけです。さて、こここで気付きたいのは、あなたはが2ヵ所から給料をもらっている、いや兼業をしていることは市町村はわかっています

そしてここが大事なんですが、あなたの会社の給料計算担当者も6月からの新たな住民税額を給料計算ソフト等に入力していくので、あなたの住民税額が兼業での収入分によって大きく変われば不思議に思い、あなたの市町村へ確認の電話等したときにあなたの兼業がバレます。もしも、あなたの会社が就業規則等で「兼業」禁止であるならば、あなたは「アウト」です。流石に解雇はされないでしょうが・・・まあ、給料計算担当者は、実はあなたの兼業を知ったとしても「大人の対応」をして職場でスルーしてくれるかもしれませんが・・・・まあ、住民税のときに兼業はバレる可能性があります。