南花台西小学校跡地にかかわる高野山大学教育学部の新設について | 宮本さとしオフィシャルブログ Powered by Ameba

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はーい こんにちは 河内長野日本共産党市会議員の宮本さとしです。

突然浮上した高野山大学教育学部(新設)の誘致話

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昨日の代表質問における当局の答弁も併せて整理すると

これまで市が示してきた計画案では 公民館機能を含む地域コミュニティや
生涯学習の場としてまた民間事業者の入居や体育館、プールを活用した
スポーツ機能を有する複合施設として検討されていました。

しかし地元住民からは市民プールの運営など住宅内の車の渋滞の問題、
また現在ある公民館をなくすことなどに対して様々な課題が持ち上がっていました。
(当局は公民館の移転と表現していますが、実態はその機能は同様のものでも
有料化されることなど公民館とは別のものであり、実質今の公民館はなくすことでした)

そこに高野山大学側から7月中旬に教育学部の新設で跡地を全面展開したい
との意向が示されたようです。
それまでに高野山大学側とどのような検討があったのか、
また他の大学とはどれほどのコンタクトがあったのかなかったのかは
今のところわかっていません。

一ヶ月あまりかけ、実現性を検討した上で、9月1日両者間で具体的な
検討に入ることが確認されたとして情報が入りました。
(文科省の認可が必要ですので決定したわけではありません)


概要は 新設教育学部 教育学科(仮称) 入学定員1学年100名・計400名
  小学校、幼稚園、保育園、支援学校の教員免許資格取得
   平成28年4月開設予定

現在ある「ふれあいプラザ」は現状のまま残す 
地域の防災倉庫は大学内に整備する
市民プールの移設はなくなり、烏帽子型公園プールは当面維持する(将来的には不明)
南花台公民館は存続、土地建物が譲渡されるか貸与されるかは未決定
11月に開かれる委員協議会でさらに詳細が明らかになるようです

これまで検討を進めてきた各団体や地元への丁寧な説明が求められることや
今、教育学部の新設の認可に見通しがあるのか素朴な疑問も出てきます
また、これまで大学などの教育機関を含め広い範囲において検討を進めてきたとありますが
果たしてどこまで検討されていたのかなども疑問です。

いずれにしても4年生大学が誘致されることは前向きに評価したいところですが
疑問点や様々な新たな課題もあり
これからも市民の声に耳を傾け当局に意見や要望を示していたいと思います