編者苦心の末、発掘した1970年代から80年代の雑誌掲載のみになっていたミステリ短篇を中心に再構成する文庫オリジナルの貴重な作品集。埋もれていた“幻”のミステリを発掘 全作品が単著に初収録!!!1970年代から80年代初頭の未刊行作品群がベールを脱ぐ作家、翻訳家、エッセイスト、俳優など多岐にわたる活躍し「コミさん」の愛称とコミカルなキャラクターで知られる著者による文庫オリジナルのミステリ短篇集。1970年代から80年代初頭に文芸誌掲載のみで終わってしまった未書籍化の作品を多数発掘、日下三蔵氏の編集と詳細な解説とともに贈る。軽妙洒脱、独特の文体とリズムで描かれる“異色”ミステリを、初めての単著としてまとめた。

【目次】

りっぱな動機 

死体(しにたい)の女

なぜ門田氏はトマトのような色になったのか

バカな殺されかた

密室殺人ありがとう

金魚が死んだ

カリブ海第二戦線

板敷川の湯宿

北波止場(ノース・ピア)の死体

爆弾は爆発しないというおしゃべり

耳穴カミソリ

ドラム缶の死体編者

(アマゾンより)

 

小説教室の先生に「これを読むといいよ」と言われたんです。

なんで読むといいと言われたのかな❓

忘れてます。。。

「読んだ?」と聞かれたとき、まだ読んでないと答えて、ちょっと呆れられてしまいました。

すみません。

 

というわけで、読み始めたのですが、

うーーーむ。

なんで、これを読めと言われたんだろうか、としみじみ思いました。

 

ミステリ短編傑作選とありますが、全然ミステリではないです。

これを「ミステリ短編傑作選」として出版するのは、ちくまだからだな、とも思いました。

(東京創元社からはたぶん出ないぞー💧)

 

謎があるといえば謎はありますけど、

いったいこれは何の話なんだろうかという謎❓

人が死んだり、殺されたりもしますが、

動機はわからなかったり、犯人もわからなかったりもします。

なんだかなぁ、と思いながら、読んでいくと、

途中で眠くなったときもありましたが、なんだか読んでしまい、

こういうわけのわからないようなわかるようなわからない話を読んで、

参考にしろって、どういうことだ❓ などと思います。

 

つまりわたしの話は、わけのわからない感じだから、

どうせならこんな感じを参考にしたらどうかってこと❓

こういうミステリもあるよって感じ❓

 

しかしこれはミステリではなーい。

わたしがこんな感じで書いてミステリ新人賞に出しても、一次落ちです💧

今度、先生に会ったとき、どうしてこれを読めとおススメしたのか聞いてみようと思います。

 

ほとんど内容について触れてませんが、目次のタイトルをここにメモすれば、こんな話だったなぁ、と思い出せるのでいい、と思いました。

 

田中小実昌

J.H.チェイス、R.チャンドラー、C.ブラウンの名訳で知られる。

1979年「浪曲師朝日丸の話」「ミミのこと」で第81回直木賞、同年『ポロポロ』で第15回谷崎潤一郎賞を受賞した。

(アマゾンより)

 

すごい人です。

興味があるかたはぜひ読んでみてください。

けっこうエッチな描写がありますので、気をつけてください。

と書くと、興味のある人が増えますか❓

この本を読んだ人の感想を聞きたいものです。