無事に終わってよかったー
と喜んでると、次のプロット研はすぐにやってくるので困ります。
一番の準備としましての会場確保はできた(抽選で当選)ので、
とりあえず安堵です。
さて、今回のプロット研用プロットは、
『特殊設定ラブ』です
その評判はどうだったのか❓
一般生徒からの票は一票しか入りませんでした
全然票が入らないときも多いので、まだましでした
入れてくれた人は、ベテラン生徒さん女子で、
(作者がわかってから、)
こういう話、好きー、と言ってくれました。
コメントの内容で、目についた問題点は、タイトルでした。。。
『逃走中――キミをすでに愛している』にしたんです。
「キミをすでに愛している」というのは時生のセリフで、
「(自分の体に戻るために)妊娠させてほしい」と波留が頼むのですが、
「キミをすでに愛しているから、それはできない」と時生が断るシーンを考えたのです。
(特殊設定プラトニックラブなのです)
あと、自分の体に戻った波留は、「キミをすでに愛しているから」と思い、
時生とのラインを削除する、というシーンで終わることにしてるんです。
というわけで、
「キミをすでに愛している」というのにしてみたんですけど、
それだけだとどうかなぁ、と思い、
「義経逃走ルート」も出てくるし、
波留は自分の体から逃走中、という側面もあるので、
『逃走中』というのもつけてみました。
そしたら、テレビ番組の「逃走中」があるから、よろしくなーい、というコメントが多数寄せられました
また、「キミはすでに」のほうは、『北斗の拳』です💧
タイトルは変更しようと思い、堂々とここに書いてます
新タイトルは、どうしようかなぁ。
内容はタイトルに引っ張られるともいうので、とりあえず何か決めたいのですが。。。
いやいや、引っ張られるから「とりあえず」というのはいけないのでありますが、
やっぱり「とりあえず」かなぁ。←そこで迷ってる場合ではないない❕
講師の一人には、『逃走中』ではなくて、作者が『迷走中』だよねー、と言われました。
座布団一枚、あげたかったです
で、タイトルですが、
『ぼくは明日、昨日のキミとデートする』
↑この話のキモ。
『いま、会いにゆきます』
↑わわ、これもこの話のキモだー✨
登場人物のラストのほうのセリフでもあります。
そうそう、ここでざっくりと生徒のコメントの中で目立ってた「問題点」をいくつか書きます。
①タイトルがよろしくなーい
②東野圭吾の『秘密』みたいだー
(入れ替わり物は、すでにいろいろとある)
➂山で転落して意識不明になった人は流産するのでは❓
(そもそも妊娠してる人は山にいかないのでは❓)
④一佳の中に入った波留が、時生を好きになっていくということはあるのだろうか❓
ということで、まず、①について考えてるところです。
(考えてる時間はないんだけど。。。)
この話のキモはなんだろうか❓←重要。
そうそう、ここで先生方の評価をまとめてみると、
割とよかったー
三人の先生の一人(主任講師)が指摘した問題点は、
『(作者が)混乱中』
まずはびしっと背骨を通せ、とのことです。
そもそもいつも、混乱中だよねー。
という感じでした。
でも、それはもっともなことではあるのです。
そもそも、お屋敷ミステリ―をやろうとしてたんです。
それから閉じ込め症候群になった人の前で、いろいろな人が話しかけることによって見えてくる物語みたいなものも。
だけど、『ぼく明日』を見て、特殊設定ラブストーリーにしようと思ったのですからね。
それで頑張って書いた「あらすじ」が混乱しているように見えるのは当然かもです。
あと、意識不明の出産で幽体離脱して、入った先の体が、祖父が車ではねた人、という偶然はいかがなものか。
(そこはやばいので、読者が気にならないようにうまく書きたいと密かに思ってます💧)
別の先生からは、
『(作者が)迷走中』
でも、作者がホタルさんだとわかって、腑に落ちました✨
ホタルさんのプロットっていつも、どこかとんちんかんなところがあるんだよねー。
そして別の先生からは、
作者が「ゼロ」(何もない状態)からオリジナルな話をとても(死ぬほど❓)考えたという努力が感じられる作品である。このプロット研究会で、自分はそこを評価する。
とのことでしたー
「秘密」みたい、とか言われてますけどねー。
人の体の中に入ってしまうという話はたくさんありそうなので、それはもう一つのジャンルとして考えたいです。
『秘密』は有名だけど、娘の体の中に妻の意識が入る、という話だから、ちがうと考えたい。
そもそも、どうにか何かを考えようとしているから、
「迷走中」とか「混乱中」になってしまうのですよねー
そして、これは「特殊設定ラブス―トリー」なんですよね、と確認され、
「はい」と答えたら、
ラブストーリー部分がうまく書けたら、ホームランかも。でも、うまく書けないと三振。
あらすじを読んだ感じでは、この人はラブストーリーが書けるのかな、と思ったそうです。
「ラブストーリー、書いたことあるよね(書ける)❓」と聞かれ、
ホタルは、笑ってごまかしましたー
でも、この話はラブストーリーとしてのエピソード(&心理描写)勝負だとは思ってるので、
今、がんばってるところです、とは話しました。
(あらすじでは語れない描写の部分が多いし、あらすじを考えたときは具体的なエピソードはまだ考えてなかったし)
そんなわけで、「プロットのベスト3の一つとして選びました」
とのことだったので、わーいです
(こういう話は好きではないけれど、というおまけつきでしたが💧)
ところで、一人の先生が、
「奥さんの中に別の女の人が入ってしまい、好きになるなんて、気持ち悪いじゃないか」
と言ったら、
もう一人の先生が、
「奥さんの中にホタルさんが入って、いい感じになるのもは悪くないんじゃないか」
などと言い、
「うーん、悪くないか」ということになりました。
これは、そこで「嫌だ」とか言えないですよねー
「三歳の息子がかわいそう」という問題点も指摘されました。
息子がかわいそうな感じにならないようにする。
妻の一佳が悪くならないように書くことにはとても気をつけている、とは話しました。
(一佳がかわいそう、という感想も複数あったので)
自分の講評が終わると、会場の後ろのほうの自分の席に戻ったので、よく聞こえなかったのですが、
主任講師も、よかった作品の一つとして選んでくれたようです。
(形として、完成してる←長編になりうる、ということかな←うねりはあるということか❓)
(話としてはよくても、長編にはならない作品もある←うねりが足りない)
一般的な話として、エンタメ物語シナリオ(の話だったかも)には、以下の三つの要素が必要という話がありました。
対立=葛藤
危機
謎
『マイ特殊ラブ』の場合は、
対立=葛藤←時生と波留と一佳で対立し、波留は葛藤してる
危機←幽体離脱して別の人の体に入ってるー←戻れるか戻れないかという危機はある。
謎←誰が波留を押したのか❓
そういえば、誰の視点にするか、ということも話題になりました。
ほとんど波留視点で、時生もちょっといれる、という感じで落ち着きました。
時生視点で書くと、また別の物語にもなる、という話もありましたけど。
というわけで、
①「タイトル」です。
この話のキモはなんだろうか❓
「いま会い」のパターンで考えるとやはり、
『キミをすでに愛している』になる。
「愛している」なんて言葉を使うのはどうか❓と思うが、ラブストーリーだしね。
まあ、特徴を出すために使ってる「義経」はあんんまり絡まなかったけど、
(とりあえず、それぞれが現実の問題から逃走中、などとは書いたけど。)
実際に書き始めて、波留=静御前のイメージというのも考え、
冒頭では、「二人静」という花を見ていたときに、背中を押されて斜面を転がり落ちた、というシーンで始めました。
静御前の亡霊が、神社で働く菜摘女にとりつき、二人で舞う。
話としては、取り憑かれた菜摘女が舞うのですが、二人で並んで同じ動きをする。
そういう「二人静」という能の曲目があるんです。
「二人静」という花は、そこから名づけられました。
マイ『特殊設定ラブ』はまさしくそれじゃん❕
というわけで、『二人静』という名前にしたいところですが、
すでにそのタイトルの映画があるんです
あっ。
『二人静――キミをすでに愛している』でもいいかな。
『逃走中――キミをすでに愛している」では、
「逃走中」なのは波留で、「キミをすでに」のほうが時生だというところが、
まず混乱している、とも言われました。
「二人静」の場合は、これは波留と一佳です。
時生は波留を好きになったけど、うまくいってなかった一佳のことも愛しているとあらためて気づく(波留が入ったせいで、誤解もあって一佳とはすれちがっていた可能性もあると気づく)、という感じだし。←無理やり、前後をこじつけてる❓
二人静なくてもいいけど、とりあえず略すとしたら、『キミ愛』か
➂の流産(妊娠)問題ですが、
波留は流産したと思ってるから、あらすじでは意識が回復したときに赤ちゃんのことは思い出してない感じにはなっている。
山と行っても、峠を歩くという感じで、車でその近くまでいって、ちょっと歩くとそこに着く。
転落と書きましたが、斜面を転がった感じで、頭を打ってしまったので、意識不明となった。
また、妊娠していることは、「ある人」に前夜に話し、その人が親に話したので、見た目には妊娠しているとはまったくわからなかったけど、その点は気をつけてもらえた、という感じです。
というわけで、どうにかなるか❓
というわけで、一番の問題は、
「時生と波留のラブストーリーを書けるか❓」です。
って、基本だー
いつものように評判がよくなかったので、凹んでましたが、
ホームランを打てるようにがんばりたいです。
(しかし、長編講評には間に合わないかもー)
それから別荘に乗り込んでからのミステリ―部分についてどう書くか的なことを相談したい気もしてたんですが、ポイントはミステリ―よりも「ラブストーリー」を書けるかどうかなんだな、としみじみ思いました