こんにちは、藍ですニコニコ



就学前に受けたWISCーⅣの結果


IQ 88 (平均下ー平均)

全検査(FSIQ)   88
言語理解(VCI)   97
知覚推理(PRI)    87
ワーキングメモリー(WMI) 76
処理速度(PSI)    96


息子の中では言語理解と処理速度が高く、ワーキングメモリーが最も低いです。



1番高い数値と低い数値の差は21。20以上あると発達障害と言え、この差が大きくなるほど生きづらいらしい。





*以下、自分のための覚書


下三角言語理解

言語を中心とした理解力や知識、表現力や思考力などを表す指標。言葉をどの程度理解しているか、言葉を使って説明出来るか、一般的な知識がどの程度備わっているかなどが分かる。



言語理解の点数が低いと大人やお友達の話が理解出来ない、指示が理解出来ず集団行動出来ない、感情を言葉で説明出来ないという事があるそう。



平易な言葉で指示はシンプルに。絵本の読み聞かせなどで後天的に伸ばす事も可能らしい。



息子は言葉が遅い割に難しい言葉の意味をきちんと理解して使えるのはこの数値が息子の中では高かったからなのかな。



下三角知覚推理

視覚によって状況を把握し理解する力の事。作業手順や段取りを考えられるか、目で見た情報の中から必要な情報を見つけられるか、整理整頓が出来るかなど。



図面を描いたり理解する事、地図を読むのが得意な人はこの数値が高く出るそう。



知覚推理の数値が低い人の学習面での困難は表やグラフを作る事、量を比べる事、文章の要約などが苦手。



生活面での困難は相手の顔色や空気を読むのが苦手、方向音痴、整理整頓が苦手など。




下三角ワーキングメモリー

一時的に記憶を保持しながら物事を処理する能力で「作業記憶」とも呼ばれる。ワーキングメモリーが低いと指示を忘れたり同じミスを繰り返したりする。さらに注意力や集中力に大きく関係しているため行動や学習への影響が大きい。



料理のような手順が必要な作業が得意な人、学校の先生の指示を理解する人や板書をする力が高い人はワーキングメモリーが高いと言える。



ワーキングメモリーが低いと耳から聞いた情報を

一時的に記憶しながら処理する事が困難。学習面では聞き間違い、聞いた事をすぐ忘れる、すぐ注意がそれる、簡単な暗算や九九の暗唱が出来ない。



生活面ではお友達の名前が覚えられない、約束を忘れてトラブルに、話を最後まで聞けないなど。



平易な言葉でシンプルに、個別で指示、小まめにメモを取るなど工夫が必要。



息子はワーキングメモリーが低いだけあり、説明文が「息子だ」と納得です。実際幼稚園のお友達の名前を全然覚えていないし。



ワーキングメモリーが低いって勉強でも仕事でも致命的ですね……どうすればいいんだろう。




下三角処理速度

目で見た情報を速く正確に処理する能力の事。形を正確に把握出来るか、物事を素早く処理出来るかなどが問われる。

 


マイペースで切り替えが苦手な子はこの点数が低くなる場合がある。ルーチンワークや事務作業をどんどんこなせる人はこの得点が高いと言える。



これが低い人は学習面では文字を書き写すのが苦手、姿勢や筆記具の使い方がぎこちない、計算が遅いなど。



生活面では授業の準備が間に合わない、時間内に課題が終わらない、ペースがゆっくりで周囲に付いていけないなど。






そうそう、教育委員会の方に「支援に携わってくれている色んな方に文也君は普通級と支援級とどちらが良いか聞いて見て下さい」と言われていたので先生にも聞いてみました。



「どちらでも良いと思うけど、やはり集中力が続かない、注意がすぐ逸れる、落ち着きが無いなどがネックなので支援級の方がいいかなと思う。小まめな声掛けで対策出来るので先生に細やかに見てもらった方が落ち着いて勉強出来る」とのこと。



よし、やっぱり支援級だな。



もしADHD要素が強く出て授業に集中出来ない時はお薬を処方して下さるそうです。



薬については不勉強なのだけど、どうしても拒否感が強く、出来れば使いたくないと思ってしまう。



でも「薬で落ち着く事が多い。そうすると怒られる事が減って子供の自己肯定感を守れる」そうです。確かに凝視