救世主様降臨
今日のブログで『ときめきアイルーメモリアル☆』 略して『アイメモ☆』の嘘予告を書きましたが、まさか本編にして書いてくれる人がいるとは思ってもいませんでした……。
えぇえぇ、コミュで副管理人をされている、しらり氏がまさかのデビューですよ。
暇さえあれば、もしかしたら連載するかもしれないとのこと。まだ未定らしいですが、是非とも書いて欲しいものです。もし連載するならこちらのブログで載せるよう、今のうちに釘を刺しておきました。
ん?べっ、別にネタに困るから頼んだわけじゃないんだからねっ!!
オレ、このクエストをクリアしたら、故郷のギルドマネージャーに告白するんだ……。
コミュメンバーの方は心して読んでください。
ついでに『アイルーストーリー』のほうもよろしく。
(プロローグ)
ポッケ村は雪山の中に拓かれた小さな村で、夏でも雪が残る極寒の土地だ。
そこに小さな小屋をあてがわれ、村つきのハンターとして依頼をこなす1人の男がいた。
人のいない家の扉を開けると、外気とさほど変わりないかと思われるほど凍りついた温度の部屋に入る。
隣の厨房からはアイルーたちが用意する夕食のいい匂いがした。
暖簾からオレンジ色の光が漏れ、きっと暖かいんだろうと想像しながら着替える。
装備を脱ぎ壁にかけると、震えながら厨房へ入る。
「旦那!おかえりニャ」
アイルーたちが出迎えてくれた。
主に食事の世話をする5匹のアイルーと、クエストのオトモとして連れ出すアイルーが2匹。
1人住まいの男には唯一の家族である。
「お風呂かニャ?ご飯かニャ?それとも・・・フギャー!!」
男はその先のセリフにピンと来て、アイルーのひげを軽く引っ張った。
「そのセリフはお前らに言われても嬉しくねぇぞ」
「そんなこと言って!寂しくないのかニャ?」
「はぁ!?」
「・・・ごめんニャ・・・はやくひげ離して欲しいニャ・・・」
寂しくないといえばウソになる。
男は22歳。
ハンター稼業を始めて4年、収入もそこそこ。
ハンティングの腕も失敗することはあまりないので、まずいほうではないと思われる。
職業柄太っているわけでもなく、どちらかといえば筋肉質で背も低くない。
顔もそんなに悪くない・・・と自分では思っている。
だが、今まで特定の、いわゆる「彼女」という存在がいたことはない。
もともとポッケ村は過疎地であるため、同じくらいの年頃の人間がいない。
村の人口も数えようと思えば数えられるほどだ。
唯一の若い女性といえば、集会所の依頼の紹介と中で売り子をしているギルド関係者たちだ。
ただこの4人のおねぇさんがたは派遣社員なんだそうで、こんな辺境の地で出会いを求めているわけではないらしい。
もちろん契約期間が終わればとっとと出て行く気満々なのである。
いい人と出会って将来を考え、ポッケ村に骨を埋めるなんて微塵も考えていない。
しかしいくら出会いのない村でも、出て行く勇気はないのだ。
もっと大きな町に行けば、稼ぎも出会いももっと増えるのかもしれない。
でもその分競争率も上がり、稼ぎにも出会いにもさらに個人の力が大きく作用するような気がして、一歩が踏み出せない。
ポッケ村では比べられることはない。比べる対象がないだけなのだが。
男はふと思った。
『オレはずーっと独りなんだろうか・・・』
毎日、アイルーたちの作る朝ごはんを食べ、狩場へ行き、帰ってくると晩ごはんを食べ、そして寝るの繰り返しだ。
ここ最近狩り以外で新しい何かに出会った記憶がない。
依頼を終え、村に帰ってきても誰とも話すことはない。
褒められることも労われることもないのだ。
引き換えの報酬で満足でしょ?とでも言いたげな様子で、ギルドマネージャーたちはそっけない。
きっとこのままずっと独り身のハンターとして年を重ね、最期はティガかなんかに轢き殺されるのだろう。
アイルーたちは身の回りの世話をしてくれるし、狩場へ出かけるときも頼りになる存在だ。
さっきのようなくだらない冗談だって言ってくれる。
寒い外から帰ってきても、暖かい部屋と食事を用意してくれている。
しかし、所詮は獣人。
お金を払って雇っている従業員にほかならない。
何の見返りもなく一緒にいられる存在がほしくなることがある。
「・・・旦那?ひげ痛いニャ・・・」
「うぉ!ごめんごめん!」
指をぱっと開いて、ひげを離した。
ぼーっと考え込んでいて、ひげを引っ張ったままだということを忘れていた。
「腹減ってるんだ、飯にしよう」
「わかったニャ」
小さいころ、母親の作る食事がとてもおいしかった。
貧しくはなかったが裕福でもない家庭は、温かかった。
ハンターの父親、家事をこなす母親。
当たり前のように思っていたが、同じような家庭が築けるのだろうか。
そんなごく普通の生活でさえ、今は見えないのだ。
席に着き、せわしなく動いているアイルーたちを眺めていると、ふとあることを思いついた。
「なぁ、たまには一緒に食事しないか?」
「ん?どういうことニャ?」
アイルーたちは手をとめ足をとめ、いっせいに男の方を向いた。
「あ、いや・・・た、たまにはみんなでテーブルを囲んで・・・わいわいやらないかってことなんだけど・・・」
アイルーたちの不思議そうな表情にしどろもどろになってしまう。
そんなに変なことを言ったんだろうか・・・とドキドキしてしまった。
「だめニャ」
「え?」
思いのほかきつく拒否されてしまった。
「ボクたちは雇われている身ニャ」
「旦那の申し出は嬉しいけど、まかないは仕事が全部終わった後にさっと済ませるニャ」
家族といえども、従業員と雇い主の超えられぬ壁を改めて感じさせられる言葉だった。
「・・・そ、そうですか」
『そんなつもりじゃなかったんだけどな・・・』
淡い期待を抱きながらの提案をあまりにはっきりと拒否されたので、自分でも意外なほどショックだった。
将来のことや家族のことを考えていたらちょっと人恋しくなって、誰かと楽しく食事したいなと思ったなんて恥ずかしくて言えなかった。
ショックと恥ずかしさで、食事の味がよくわからなかった。
買い物
先日購入したものを紹介しますよ。
ファミ通文庫、氷上慧一氏の『モンスターハンター 閃光の狩人①』
新シリーズになっても内容は面白いです。ただ手馴れてきたのか、序盤の主人公たちの掛け合いが少し物足りない気がしたかなぁ……押し絵もだんだんデフォルメっぽくなってきちゃった気がww
今後の展開に大いに期待です!!
ファミ通でモンハンの記事などを掲載、ブログも書かれている大塚角満氏の『モンハン学』です。
内容としては筆者本人の妄想がタップリ詰まったモンスターの図鑑みたいな感じ。でもモンスター1匹の紹介に関する記事のボリュームが半端ないっすww
例:モス→バサルモス→グラビモス だと当初は信じていて実際にカプコンの製作陣に問い詰めたなどなどww
新潮文庫出版、伊坂幸太郎氏の『オーデュボンの祈り』 図書館で同筆者の小説を見つけ、気になったので1冊購入しました。
不思議な島とそこに住む人々、喋るカカシとのふれあいを通じて、ある日起きた事件の謎を追いかけるというもの。
不思議な作風ですが、とても面白いです。
さてさて、今日はこれで終わりじゃないんですよ!
突然、そうなんとなく思いついたネタをね。 まぁ嘘予告ですが、書きたいと思います。たぶんやりませんがね(笑)
「僕はポッケ村のハンター、ここに来て今年で4年目になる。」
「毎日毎日同じことの繰り返し、食べて寝て狩りに行く……そしてまた食べる。」
「命を懸けて1人で化け物と対峙して、それでも得られる物といったらその日の食費と宿代、それから武具の強化費用くらい。」
「当たり前の光景に、誰も評価なんてしちゃくれない。22にもなって恋人の一人でもいればいいけど、未だに童貞……。」
「このまま年老いて、誰にも見取られないまま狩場で朽ち果てるのだろう。そして今の生活から逃げ出す勇気なんて、僕は持ち合わせていなかった……。」
「でも僕の変化は、その日突然やってきた。」
「ある朝目覚めると、僕はアイルーになっていた。」
アイルーになった青年
『元に戻る方法は、私立アイルー学園にある伝説のマタタビの木の下で、運命のネコに告白されるしかない。』
いきなりの高校生活?!
『ウホッ!いいネコ……やらないか』
オトコ祭り!!
『そこ、私語を慎まないとサマーソルトするよ?』
教師出演:リオレイア・リオレウス・ディアブロス etc
『べっ、別にアンタなんか待っててあげたわけじゃないんだからニャ!!』
数々の数奇な出会い
果たして青年は、無事人間に戻ることはできるのか?!
『MHノベル ☆ときめきアイルーメモリアル☆ ~伝説のマタタビの木の下で~』
まっ!やらないけどね!!(笑)
コミュの皆様、どなたかやってくださいませんかね?(笑) いやマジで。
アイルーストーリー ~その9~
いや~どうもSATOです。いろいろ用事が重なって更新ができませんでしたね(汗)
でもなんやかんやで大体のことが片付きました。まぁ実家のほうは雪が降り止まず、ほとんど毎日が雪かきですよ。まぁしない日もありますがね。
そういえばファミ通文庫の方でも氷上氏がモンハンのラノベで新しいシリーズやり始めましたね。
『モンスターハンター 閃光の狩人』ですか。こちらのほうも先日買ったので、うちのブログでも後日紹介したいと思ってますよ。
まぁタイトル通り、今回はオモチシリーズの第3章と呼べるものをはじめたいと思います。まだ全部書きあがってないのですが、とりあえず今日は途中まで載せたいと思います。
ていうかね!今日はOP考えてきたんですよ。聴いてください……。
SATO「すまない……君にはこんなところで寄り道して欲しくはなかった。君には……ずっと冒険だけしていて欲しかった……。」
オモチ「ミーは、これで良かったと思ってますニャ。アイルーストーリー、ちょくちょく読んでもらえてるみたいだし。だから第3章!開始!!」
→BGM(http://www.youtube.com/watch?v=VpeoYLS06Vc )
♪ 空っぽの予定 明日をゼロから始めよう
自宅には 引きこもる~もの~
いま~ PCを解き放て~
NEET 部屋に閉じこもれ
NEET 仕事をしない
NEET 社会が悪い~ ♪
もういや~ もういや~
モニタの 嫁が呼んでいる
もういや~ もういや~
オレが 寝たら皆死ぬ
リアルは つぶれろ~
オレが 消してやる
超ヒッキー 自宅警備員 NEET~ ♪
『アイルー』とは、食雑目アイルー科に属されるモンスターの一種で、二本足での歩行、両手を使っての道具の使用、低レベルながらも独自の文化形成、人語もある程度理解できるという非常に賢い種族であることから「獣人族」と呼ばれている。性格はおとなしく、狩場で人間を見かけても積極的に攻撃することはないが、同属・仲間意識が強く、見方が傷つけられるとその者に対して爆弾などを用いての攻撃を行うため、ハンターは注意が必要である。また、アイルーの亜種として体毛が黒の『メラルー』という個体も存在する。
近年ではハンターズギルドに所属し、集会所やハンター個人のキッチンで働いたり、狩場で行き倒れとなったハンターの応急措置や救助、またハンター個人に「オトモ」として雇われ、狩りのサポートを行う者もいる。
しかし獣人族が人間の文化や生活に適応してきたのは歴史的に見てもそれほど長くはない。長い時間をかけて人間とアイルーのお互いが理解し、共存を望むものだけが手を取り合っているのが現状である。アイルーの中にはもちろん、人の存在に否定的な者もいるかもしれない。
と、前置きはこのくらい。
これは少しだけ変わった生活をしている、一癖もふた癖もあるアイルーたちの、小さな物語……。の予定
青い鱗に覆われた、しなやかな身体が目の前に迫る。オモチはそれをヒラリとかわし、次の攻撃の動作に入ろうとした。
モンスターハンターの世界でもっとも有名だと言われてもおかしくはない小型の肉食モンスター、この個体をランポスという。群れでの狩りを得意とし、油断をしているとベテランのハンターでも手痛い一撃をもらってしまう。しかしながらランポスの素材には初心者を中心としたハンターには、モンスターの素材を使った最初の段階での武器強化としておおいに用いられている。鱗や皮は防具の素材に、ナイフのように鋭く尖った牙や爪は武器の素材として。
オモチの攻撃は見事にランポスの胴をとらえ、鋭いピッケルの刃が皮を引き裂いた。しかし倒すまでにいたらなかったようで、ランポスは怯んだのか、一時後退しこちらを蛇のような眼でギロリと睨み付けた。そして特有のステップで体制を立て直すと、改めてオモチにその牙をもって噛み付こうとする。
「ニャッ!!」
オモチのマカライトで作られたピッケル先端が日の光を浴びて一瞬だけ澄んだ蒼に輝く、気合をこめて振るった一撃はランポスの頭頂部に当たり、「スパッ!」という音とともにランポスは軽く悲鳴を上げ、その場で動かなくなった。
一体を狩り終えるとオモチは一息つく。ハンター並みの武器を有しているのなら、初心者段階での武器でもランポス程度のモンスターを倒すのに時間はかからないだろう。ハンターにとっては初心者の肉食モンスターを相手にする練習相手であったり、最初に集めるべき素材、そういった見解が強いのだ。
しかしながらオモチは見てのとおりアイルーである。体はヒトよりも小さく、その手は武器を振るうに決して適した構造とは言えないし力も弱い。そのためこのような小型モンスターを狩るのにも一苦労だった。ランポス程度ならそこまでてこずることはないだろうと考えていたがその考えは甘く、ハンターのサポートをする「オトモ」としての立ち回りと、アイルーである自分が狩りの中心になることではここまで違うものなのだと、今改めて思い知らされたのだった。
YOIとの一件以来すっかりそのことが頭から離れていた。そして改めて自分の目標がはるか遠くにあることを実感させられるのだ。
(焦ってはだめニャ!)
心の中で強く自分に言い聞かせる。大体自分のやろうとしていること事態が途方もないことなのだ。それを現在にいたるまで気づかなかったわけがない。ハンターのように己を鍛え、自分の力がモンスターに十分通用すると実感できるその日まで鍛錬を積み重ねなくてはならないのだ。だがその考えも今かき消された。
「あはははははははははははははは!!!!」
オモチの目が届く範囲で、ザックがまるで人が使う短剣にも見間違うような肉切り包丁をブンブン振り回しながら狩場をけたたましく駆け回り、ランポスを追いかけているようだった。
これがオモチの現状における深刻な悩みの一つだった。どうやらザックは狩場に立つ、包丁を持つ、モンスターを見るという3つの行為が重なったときに精神がトランス状態に入ってしまい、オモチの目の前で起こっているように、奇声を大音量で発しながらあたりかまわず包丁をぶん回すという、わけのわからない状態になるらしい。
オモチはザックと一度手合わせしたが、そこは素手での喧嘩で、場所も狩りの広いフィールドでもなく、武器なんか手にしていなかった。しかしこうなるとは考えてもいなかったのだ。ネコの手が増えたことで狩りの効率が上がるどころか、むしろ悪化してしまったようだ。
ため息をつき、今日この『依頼』が成功することをオモチは切実に願うのであった。
あ、SATOは特撮オタです。


