■キャプション
お部屋での神無ちゃんの無心生活
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■まえがき
いつも読んでいただき、ありがとうございます。
※ 奈落家のいつもの設定確認
・設定は戦国時代なのに、なぜか現代の要素が入る。
(今回は、うる星やつらグッズネタが入っていますw)
・奈落家の服装は、原作通り。
・奈落さんと分身たち皆、生存していて
人見城に一緒に住んでいる設定です。
・ストーリーのジャンル:ほのぼの
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人見城自室の座布団にちょこんと座り
窓の外を眺めている神無。
外は秋らしく落ち葉がハラハラと舞っている。
園庭では奈落がその落ち葉をカサカサと踏みつつも
ほうきで掃いてお掃除をしている。
掃除が終わった奈落と入れ替わりに
今度は白童子がやって来て、
炎蹄の毛繕いをしてあげている。
炎蹄はときどきブワッと喜びの炎を吐いて上機嫌だ。
外での炎蹄の毛繕いが終わって白童子たちが去った頃、
神無の部屋に神楽がやって来る。
ステッカー付きの"うる星やつらグミだっちゃ"を
たくさん買いたいが小遣いが足りないとのこと。
神無はただ黙って、
分厚い長財布からお札を数枚出して神楽に渡した。
「ありがとよ」と言って笑顔で部屋を後にする神楽。
そして、人見城玄関を出て、
絶対にうる星やつらのステッカーを手に入れるぞと
「うぉっしゃー!!!」
と声を出し、気合いを入れて買い物に出かける神楽。
「姉さん、ご近所に迷惑だから静かになー」
小声で注意する白夜。
*
そして夜。
ご機嫌な神楽が神無の部屋を訪れ、
最新の人気ラブストーリー映画のDVDを
一緒に見ないかと誘う。
なんでも、レンタルのDVDで
Amazon Primeよりも安く見られるらしい。
そしてリビングのソファーに腰掛け、
DVDを見る姉妹。
こうして神無の一日は夜も穏やかに過ぎて行く。
おわり
■あとがき
家の窓から庭とか道路とか家族が家事をしてる様子を
のんびり眺めるって無心でとっても良くないですか?w
愛する家族に黙って(信頼して)お金を貸すのは、
無垢な(無心の)愛情だと思います。
姉妹で一緒にDVD見たりするの良いなぁw
純粋な楽しみ。やはりこのへんも無心?
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ほんとに終わりです。