紅葉(こうよう)を見に行く奈落家姉弟 | 同人的日常

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奈落家のある暮らし

■キャプション
主に神楽姐さんの愚痴w 紅葉の写真もお楽しみください。

最近(2022年11月)の天王星食のある皆既月食の話も。

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■まえがき

いつも読んでいただき、ありがとうございます。

※ 奈落家のいつもの設定確認

・設定は戦国時代なのに、なぜか現代の要素が入る。
(今回は、紅葉の公園。そして思いっきし現代の愚痴w)

・奈落家の服装は、原作通り。

・奈落さんと分身たち皆、生存していて
人見城に一緒に住んでいる設定です。

・ストーリーのジャンル:ほのぼの・ギャグ

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公務の合間の時間、
人見城下を歩いている人見一家姉弟の三人。

神楽「白童子のガキ、偉そうにしやがって。
やれ、コピーしたやつがちょっと曲がってる、
掃除が行き足りてない、細っけぇんだよな!」

白夜「まぁ、白童子は実行隊長として
奈落の代わりみたいな部分あるからな。
責任もあるんだろ」

神楽「にしても、あごでこき使いやがって。

まったくムカつくぜ!」

神無「…だから気分転換」

白夜「そうだよ。人見城下の町民の森公園、

紅葉が見頃だってネットでウワサだぜ?」

神楽「ふーん」

という訳で三人は徒歩で町民の森公園へと向かっている。

白夜「あ、見えて来たぞ!」

神楽「ここから既に綺麗じゃん!」

神無「…本当」



舞い散る落ち葉もある中、さらに歩いて行く。

白夜「姉さんたち、こっちは紅葉しかけのが綺麗だぜ!!」

神楽「あー、グラデーションがねえ」



神無「…陽だまりは完全に紅葉してる」



神楽「グラデーションも良いけど、完全に紅葉した色の濃いもみじも綺麗だねえ」

白夜「そうだな」

神無「…♪」

しばらく公園の紅葉の並木道を散歩して。

神楽「あっ、てか、そう言えば、こないだムカついた話思い出した。
こないだ皆既月食あったじゃん?」

白夜「ああ」
神無「…うん」

神楽「あたし、仕事で出張行ってて見る余裕無かった訳。
それで月食のことすっかり忘れてて、
仕事終わって羽飾りで風に乗って帰るのしんどいから
経費使って駅からタクシーで帰ろうとしたの。
で、タクシーの運転手が

『月、見ましたか? 442年ぶりらしいですよ?』とか言う訳。
それで、そいつが

『ちょっとそこ曲がればちょうど良く見えますよ』

ってさらに言うの。
んで、曲がってもらった訳。
で、月は見れたんだけど、
でもその曲がるとこからが意外とけっこう距離があって
料金のメーターがやっぱり上がった訳よ。
そんで、それが向こうの手口なんだろうけど、
けっこう距離あんだけどそれもまた微妙な距離で
あんまりこっちも強くも言えなくて
結局、割増料金まで仕方無く支払った訳。
で、その後、帰ったら奈落の野郎と白童子のガキに
経費の無駄遣いだってダブルでめちゃくちゃキレられたの。
え、それ、あたしのせい!?」

神無「…難しい」

白夜「うん。まぁ、そういうちょっとこずるい人もいるから、
気をつけないとな^^;」

神楽「ちくしょう…」

神楽は愚痴を言って発散しつつ、
冴える空気の中、様々な紅葉であふれる公園の中を
神無と白夜と共にもう少し散策して
別の綺麗な紅葉の公園の出入り口から出て、
人見城へと戻りました。



おわり

■あとがき(裏話)
タクシーの話はラジオで聴いた話を脚色してますw

ほのぼのほんわかな秋の奈落家姉弟を書きたかったんですが、
あまり原稿が埋まらず、愚痴を入れました。
俗物的過ぎる(TT)w
いつかほんとにほのぼのほんわかなのを書きたい><

写真はこのためだけに自分でわざわざ撮りに行きました!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ほんとに終わりです。