備忘録 手術から退院まで | 44才で胃癌★人生の転機を迎えた、おさるのブログ

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2014年8月胃癌発覚(44才)、9月に胃摘出手術、病理検査ステージⅢ(涙)、術後の抗がん剤1年間実施(TS-1)、2016年8月術後2年経過、現在経過観察中。

開腹手術だったため、2週間程度の入院となりました。標準的だったそうです。

術後5日までは身体が思い通りに動かず、色々なところに管が刺さっていたので、辛かったことを覚えています。喉の管が一番辛く、それが取れてからはだいぶ楽になりました。

5日目から重湯を中心とした食事が始まりましたが味は良く判りませんでした。

暇だからテレビを付けると食べ物やグルメ番組が多くて、嫌がらせのように感じました。嫉妬ですね。

とにかく動けという指示なので時間があれば院内を点滴とともに回遊していました。

一週間が過ぎると点滴も外れ晴れて自由の身となりました。

食事も徐々に固形物が多くなり、やっと味を噛みしめられるようになりました。

10日目に御嶽山の噴火があり、テレビに釘付けでした。不謹慎ですが、突然命を落とすことと癌で死ぬ準備が出来ることとどちらか幸せなのかを考えていました。

そして予定通り14日の朝に退院しました。
費用は大部屋だったため、ガン保険には入っていなかったけど、会社の健保と一般の医療保険で、プラスになりました。


今日は4年経過記念で美味しい食事をいただきました。