学園を騒がす快盗さ | KILL YOURSELF

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 今週のゴジュウジャーは序盤で女子高生がルパンレッドに狙われたところ、パトレン1号が生徒達を引き連れてルパンレッドを追っていた。だが、ルパンレッドはすぐさまそのまま立ち去ってしまった。パトレン1号の正体は、この学園の生徒会長・晴渡一輝であった。


 一方、テガソードの里に1人の女子高生が来店し、角乃に探偵の依頼をした。生徒の多くが「学校が楽しい」という理由で学校に帰らないらしいが、角乃にはその意味が分からない。女子高生はその謎を解き明かす為に角乃に探ってほしいと願うが、側にいた禽次郎があっさり引き受ける。


 学生に扮した吠達は、この学園に潜入。禽次郎と角乃は学園内に入ると、生徒会達に不審者扱いされる。そこに晴渡が現れ、生徒会の言動を詫び、禽次郎と角乃を学園内を案内する。陸王は持ち前の行動で生徒や教師達を魅了するが、去年の『仮面ライダーガッチャード』に出てきた某キャラを思い出す。


 竜儀はその場に居た生徒と一緒に、テガソードを崇めていた。何か某宗教団体を思わせる行動だし、一歩間違えればコンプライアンスに触れるかも? 吠は歴史の授業を受けたところ、不良学生が吠に絡んできた。吠が返り討ちにするが、先生が「お前達は全員私のかわいい生徒だ!」と叫ぶとどういう訳か不良達はそれに感銘を受ける。何か訳が分からない展開だ。


 禽次郎と角乃は様々な場所を晴渡に案内されるが、雰囲気がおかしい事に気付く。そこに用務員として働いている晩堂深也と居合わせたが、かつてはここの学園の校長で、晴渡の師匠でもあった。しかし、晩堂は校長の座と生徒と学園を守る責任を捨てたというのだ。最近、生徒が快盗に狙われる事件が相次ぎ、晴渡は“学園ポリス”として生徒を守る活動を開始。


 禽次郎と角乃は吠に「こっちに来いよ」と体育館に呼ばれると、吠と陸王と竜儀が扇の形を組んでいた。3人の様子がどうもおかしい事に気付いた禽次郎と角乃の前に青春ノーワンが現れた。青春ノーワンの光線により、禽次郎と角乃も洗脳される状態に。その時、ルパンレッドが現れると、晴渡が立ちはだかる。晴渡はパトレン1号にエンゲージ。


 ルパンレッドが生徒会の攻撃を退けると、今度は禽次郎と角乃をレンジャーキーに変える。それを追う晴渡の前に真白が現れ、晴渡を攻撃。ルパンレッドは真白に「俺について来い!」とその場を離れる。元の姿に戻った禽次郎と角乃は正気に戻り、ルパンレッドにエンゲージしていたのは晩堂であった。また、行方不明になった女子高生達は、晩堂が救った形だ。


 禽次郎は青春ノーワンに「この学園の青春は間違ってる!」と宣戦布告。禽次郎、角乃、真白は一丸となって晴渡や吠達と対決。禽次郎が吠を引きつけている間に、晩堂は吠達3人の正気を戻す事に成功。吠はワイルドゴジュウウルフとなり、アーイー達を蹴散らす。角乃はメガレッドにエンゲージし、青春ノーワンを攻撃。


 先程の歴史の先生だが、本当の姿はチャン・バラバというアーイーであった。チャン・バラバはアイアイザーに乗り込み、吠もテガソードアカツキに乗り込んで一騎討ち。戦いの中、吠は「あんな感じの授業って受けた事なくてな! だから楽しかったぜ」と言い残し、アイアイザーを一刀両断。チャン・バラバは「お前、いい生徒だったぞ」と言い残し散る。


 禽次郎はレッドワンにエンゲージし、青春ノーワンの動きを察知。「よく学び、よく遊ぶのが青春だ! 僕こそが青春ナンバーワンだ!」と青春ノーワンを撃破。体内に閉じ込められた教頭は救われ、洗脳された生徒達は漸く正気に戻る。一件落着したと思ったのも束の間、今度はど根性ノーワンが現れた。


 晴渡はど根性ノーワンに「青春などと甘い言葉に踊らさせた負け犬だ」と言い放たれ、とどめを刺されそうになった瞬間、晩堂が晴渡の前に立ちふさがった。晩堂がルパンレッドであった事を知った晴渡の胸中は? 来週は青春とは打って変わってのど根性の回だが、既に暑苦しい展開になりそうだ。


 今週は非常に濃い内容だったと思う。何せゲストが“ミスター平成ライダー”と言われた高岩成二氏だし、『ウルトラマントリガー』の主演を務めた役者だから(教師役もトリガーに出演)。ユニバース戦士はこれまでに何人か登場しているが、その大半はウルトラマンシリーズや仮面ライダーシリーズにレギュラー出演していた。