『ドラクエ』倒せなくて絶望!“負け確定イベント”じゃなかった、強すぎボス
「ドラゴンクエスト」シリーズでは「負け確定イベント」「負けバトル」などと呼ばれる、「必ず負ける」ボス戦が発生することがあります。初登場は『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』第4章の「キングレオ」戦です。
父の仇「バルザック」を討つためにキングレオ城に乗り込んだ「マーニャ」と「ミネア」、父の弟子「オーリン」は、キングレオの圧倒的な力の前に全滅させられてしまいます。その後牢屋から脱出し、船で「エンドール」へ逃れ、第5章で勇者と合流。「導かれし者たち」が続々と勇者のもとに集い、再戦でキングレオを倒すというドラマチックな展開となります。
「負けイベント」は『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』での幼少期の「ゲマ」戦など、プレイヤーの心に強烈に焼き付く体験です。ところが、ストーリー進行上、勝たなければならないボス戦にもかかわらず、あまりに相手が強く、「負けイベントでは?」と疑ってしまうような例もあります。
『ドラゴンクエストVI 幻の大地』の「ムドー」戦がそのひとつです。ゲームの冒頭、ムドーに挑む主人公と「ハッサン」、「ミレーユ」はあっさりと返り討ちにされてしまいます。その後、「レイドック」の王様が姿を変えられた偽物のムドー、そして本物のムドー、2度の戦闘があります。本物のムドーは第2形態があり、この強さが強烈で、何度も全滅させられ「また負ける流れなのか?」と思わされてしまうのです。
第2形態のムドーは「本気ムドー」と呼ばれ、正攻法ではなかなかダメージが通りません。「ほのおのツメ」や「はじゃのけん」を道具として使ってダメージを与え、回復呪文だけでなく、回復アイテムの「アモールのみず」や「ゲントのつえ」も駆使していかねば回復が追いつきません。
「真のラスボスはほかにいた」という「ドラクエ」のお約束の流れだとしても、ラスボスの前座的な立ち位置であるムドー戦が、ストーリーのかなり早い段階であることも誤解させる要因でした。
続く『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』でも「負けイベント」と誤解させるようなバトルがありました。過去の「ダーマ神殿」近辺で「負けイベント」が複数発生したあと、現代の「ふきだまりの町」で、「山賊4人衆」と呼ばれる中ボスとの戦闘になります。味方側が3人しかいないうえ、グループ攻撃ができない出現の仕方が厄介です。転職したてで、全体攻撃の手段を持っていないと苦戦を強いられます。
しかも全滅すると、主人公たちが生き埋めになるという、通常とは違った演出がされます。そのため、先にあった「負けイベント」と同じく、イベント戦闘なのかと思わされてしまいます。ストーリー進行上、勝たなくてはならない相手で、地道にレベル上げなどの対策をする必要がありました。
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以上、ニュース記事を引用させてもらったが、『ドラクエ』シリーズでは“負け確定イベント”というのが発生する。記事にも書いてあるように4の「キングレオ」、5の「ゲマ」等がそうだ。
それと6の「ムドー」だけど、偽物と本物と2度戦わなければならない。本物の方は第2形態があり、プレイした時は何度か全滅させられたような気がする。ボス戦では回復アイテムがないと苦戦を強いられるだけなので、予め用意した方がいいという事か。
記事には書いていないが、同じ6と「ゾゾゲル」と「ドグマ」はどうだろう? 6は一度しかプレイしていないが、この時は全滅させられたのを覚えている。しかし、リベンジを果たす事ができなかった為、個人的には何か腑に落ちなかった。
最後に5で主人公とヘンリーが奴隷として働かされた際、反抗した主人公は「ムチおとこ」と戦う事になる。だが、勝っても負けても展開は同じであった。最初プレイした際、「ここはいったい何処なのか?」と思ったものだ(場所は大神殿)。
