中毒性がスゴかったレトロゲームのバグ技 | KILL YOURSELF

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「データぶっ壊れるかも…」でも面白すぎ!中毒性がスゴかったレトロゲームのバグ技

 

 

 レトロゲームのなかには、致命的なシステムバグを抱えていたにもかかわらず、思わぬ方向で人気が出たタイトルがいくつかあります。本来であればソフトの不備である「バグ」にもかかわらず、特殊なプレイ方法が可能となり、ゲームの面白さが増したのです。

 

 例えば、ゲームボーイの人気作として名を馳せた、「ポケモン」シリーズの初代『ポケットモンスター 赤・緑』の「バグ技」が有名です。本作には「セレクトバグ」と呼ばれる、セレクトボタンを押して一定の操作を行うとさまざまなバグが起きるという技が存在します。

 

 初代『ポケモン』では本来、セレクトボタンは道具や技の並び順を入れ替えるために使います。にもかかわらず、「セレクトバグを行うためのボタン」として覚えている人も少なくないでしょう。

 

 セレクトバグを行うと、ポケモンのレベルを一気に100まで上げたり、ポケモンの個体を自由に生成できたり、果てには、見た目だけになるものの、伝説ポケモンである「ミュウ」を作り出すこともできました。

 

 このバグの恩恵は子供たちを大いに喜ばせた一方で、失敗した時の代償も、データが破損してしまう可能性があるという大きなものでした。しかし、そのランダム性のある内容は中毒性があり、何度も挑戦したプレイヤーは数知れません。

 

 プレイヤーが何度も実行してしまったバグ技といえば、スーパーファミコンの『ロマンシング サ・ガ』での「レイティバグ」も有名です。レイディバグは、「レイディラック号でアロン島のウェイプに入ろうとすると追い出される」という序盤のイベントを、複数回繰り返して行うことで発生します。

 

 このバグ技を行うと、「突然別のエリアに飛ばされる」「キャラが奇妙なセリフを話し出す」などの現象が発生します。レアなパターンでは、いきなりエンディングに突入することもあります。少数のようですが、うわさを聞きつけて友達と挑戦したら、開始2分で本編を攻略できてしまった人も存在しました。

 

 異質なバグまみれのレトロゲームといえば、スーパーファミコンの『ドラゴンボールZ 超サイヤ伝説』も外せません。こちらは特別な操作を行わずとも、普通にプレイしているだけでバグが頻発し、「バグ抜きで進める方が難しい」という評価を受けているほど異色のタイトルです。

 

「ギニュー」が持つボディチェンジの技を利用すると、仲間を増殖させることも、本作のラスボスである最終形態の「フリーザ」まで仲間にすることもできてしまいます。また、キャラのステータス値もひんぱんにバグを起こして上昇するため、弱いキャラが強いキャラに勝つことも可能でした。

 

 数々のバグは制作者が意図せず発生してしまった可能性が高いですが、当時の子供たちはそれも込みでゲームを楽しんでいました。遊ぶ側が変わった楽しみ方を見つけて広めた結果、ゲームそのものの魅力を高める結果となってしまったのです。

 

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 以上、ニュース記事を引用させてもらったが、レトロゲームのバグ技で思い浮かぶのは『スーパーマリオブラザーズ』の9-1だ。ファミコン雑誌に取り上げられていたと思うが、制作者によれば故障の恐れがあると書いてあったような気がする。


 それと『ドルアーガの塔』でもバグ技があった。ドルアーガ自体は60階までだが、バグを含めると256階にも及んだ。裏を含めると512階もある事になる。だが、プレイができるのはほんの一部である。このバグ技は「フレッシュジャンプ」にしか書いていなかった。


 これはバグ技ではなく“改造”だが、『ドラクエ3』の改造版がYouTubeで何度か観た事がある。見た事がないようなモンスターが幾つかあり、聞いた事のない呪文もあった。機会があれば是非プレイしてみたいが、これは違法なので大きな声では言えない。