前回の放送でハシリヤンの新たな幹部・“改造隊長”のキャノンボーグが登場したが、キャノンボーグのやり方にサンシータの3人は不満でいっぱいだ。それを偶然に聞いたキャノンボーグは、いつもイターシャが行うイグニッションキー下駄を差し込み、ゲタグルマーを誕生させる。
一方、大也は悲鳴らしきものを聞き、よく見るとスピードルだった。スピードルと言えば、『炎神戦隊ゴーオンジャー』のゴーオンレッドこと江角走輔の相棒だ。スピードルはこの世界に来た時に何かにぶつかったせいで、元の大きさに戻れなくなったという。また、スピードルは大也達に相棒の走輔を探すように懇願。
交番で勤務中の錠の元に、迷子になった男の子をある人物が連れて来た。その人物とは走輔である。走輔は男の子を預け何処かへ行ったと思いきや、その母親を連れて来た。迷子になった男の子は、めでたく母親と再会する事ができた。その時、ゲタグルマーが街に現れ、その連絡を受けた錠は現場へと向かう。
ゲタグルマーの光線を浴びた人は、履物が下駄と化してしまう。ゲタグルマーの元に駆け付けた大也達は一斉にブンブンジャーに変身。遅れて錠が駆け付け、5人が揃った。ところがゲタグルマーが放った“100t下駄”により、5人は片足50tの下駄を履かされ、身動きが取れなくなってしまった。
ゲタグルマーにこてんぱんにやられているブンブンジャーを見ていられなかったスピードルはゲタグルマーに反撃するも、逆に返り討ちにされてしまう。ピンチに陥ったその時、走輔が現れた。スピードルと再会した走輔はゴーオンレッドに変身するも、ゲタグルマーの100t下駄の術中にハマる事に。
ところが走輔は100t下駄を履かされたにも関わらず、前に進んで行く。ゲタグルマーの妨害にも負けず、走輔はスピードルと力を合わせてゲタグルマーに反撃を繰り出す。すると大也達5人と走輔は100t下駄から漸く解放される。走輔とブンブンジャーの連携攻撃により、ゲタグルマーを撃破。
続いては毎度の事ながらハイウェイ空間に突入し、豹変したヤルカーが暴走を繰り出す。元の大きさに戻れたスピードルのカーチェイスするが、敢なく敗れ去る。巨大化したゲタグルマーとブンブンジャーロボが交戦を繰り広げるが、ブンブンはゲタグルマーの強力な磁力により思うように動けない。
その時、スピードルがバスオンとベアールVを連れて来て、エンジンオーへと合体。ブンブンとエンジンオーは二人三脚を行い、ゲタグルマーに反撃。次はブンブンとエンジンオーの連携攻撃により、今度こそ本当にゲタグルマーを倒した。
終盤でスピードルとベアールVの息子・マッハルコンが結婚式を行う事が明らかになった。仲間達も結婚式に駆け付けるというので、走輔はスピードル達と共にマシンワールドへと向かう。それにしても走輔はブンレッドの事を“ブンブンレッド”と何度も言い間違えるのは…。
ゴーオンジャーは今から16年前の戦隊だが、大也と錠の役者は当時タイムリーな世代だったはずだ。今回は走輔しか登場しなかったけど、いつかは全員揃った時を見てみたいものだ。そう言えば、10年前に活躍した戦隊とのコラボの噂もあるみたいだが、あくまでも噂なので本当なのかどうかは定かではない。
来週はブンブンジャーのテンションが低くなり、“爆下げ”となってしまうようだ。しかも玄蕃がサンシータと仲良くなり、これってもしかして裏切りなのでは? まぁ、玄蕃は敵味方問わず欺くイメージがあるので、何かあるかもしれない。