『ドラクエ3』集団で登場したらやっかいなザコキャラ | KILL YOURSELF

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HD-2D版はどうなる? 『ドラクエ3』集団で登場したらやっかいなザコキャラ

 

 

 続報が待たれる『HD-2D版 ドラゴンクエストIII』。1988年2月にファミコン版が登場してからすでに36年もの時が過ぎたが、その人気はいまだに健在だ。オリジナルはもちろん、スーファミ版やスマホ版といったリメイク版をプレイしたプレイヤーも、今回のリメイク版に期待を寄せていることだろう。

 

■【画像】「まさに神デザイン!」鳥山明さんが描いた『ドラクエ』ボスのビジュアル■

 

 懐かしい『ドラクエ3』だが、敵モンスターも増え、バトルも楽しかったものである。今回は、集団で登場したやっかいなザコキャラを振り返ってみよう。

 

■初めて食らったマヒ攻撃! カザーブ周辺での危険な集団戦「キラービー」

 まずは『ドラクエ3』で初登場した“マヒ攻撃”を繰り出してくる「キラービー」だ。一見、蜂のようであるが、尻尾やハサミがあるのでサソリのようにも見える。現実世界で遭遇すると恐怖だが、ドラクエワールドだとなんだか弱そうなザコキャラだ。

 

 しかし、キラービーは侮れない。カザーブ周辺などで集団で登場するのだが、まだまだ冒険の序盤戦。コイツに攻撃されてマヒ状態になると、痺れが取れずに動けない。しかも、全員マヒになると全滅するから恐ろしいのだ。

 

 このあたりのレベルだと“キアリク”を覚えていないので「まんげつそう」が必要となるのだが、初見プレイヤーは持っていないことも多いし、リメイク版だと油断して“ふくろ”に入れっぱなしになっていることもあった。

 

『ドラクエ3』は、マヒ状態になると戦闘中にも自然回復しないのでかなり危険だ。しかもキラービーは「じんめんちょう」という見た目がカオスなモンスターと同時に出現し、マヌーサと合わせ技をしてくるので、先制攻撃しないと全滅まっしぐら……という事態になってもおかしくない。痺れて動けないところにこんなヤツらが迫ってくるなんて、ホラー映画さながらだ。

 

 さらに、カザーブ周辺は山奥の設定なのでエンカウント率が非常に高いのもやっかいだった。戦闘が終わってもしばらくマヒ状態は続くので、回復しないまま次の戦闘に入ることも多々あった。集団で登場するとパニックに陥ってしまう敵キャラだったものだ。

 

■ムオル周辺で耐性抜群の難敵だった「スライムつむり」

 ダーマ神殿を訪れ、なんとか徒歩でもたどり着けるのがムオルの村だ。ここはジパングから海路で来るのが通例なのだが、ちょっと頑張ると陸路でも行ける。しかし、このムオル周辺には難敵な「スライムつむり」が登場する。

 

 貝殻を背負ったスライム系で見た目も可愛らしい。初見だと戦闘は弱そうに見えるので普通に打撃で倒そうとするのだが、なんと守備力が半端なく高い。メタルスライムに匹敵するほどなのにHPは20あるので、ある意味こちらのほうがやっかいだ。しかも、攻撃呪文や“ルカニ”がかなり効きにくいというカオスぶり。挙句の果てに、“ラリホー”や“ヒャド”を仕掛けてくるので手に負えない……。

 

 こちらの攻撃はじり貧なのだが、ホイミスライムを呼ばれると非常にやっかいだった。レベルが低い時期にナメてかかってしまったら全滅必至だろう。

 

 そういえば、ムオルには主人公の父親「オルテガ」が倒れているところを村人に助けてもらったというエピソードがある。なぜか「ポカパマズ」と呼ばれているのだが、なるほどこんな難敵が周辺にいたら、屈強な父親が行き倒れているのも納得だ。

 

 ちなみに「スライムつむり」には“ニフラム”が有効。経験値が欲しいプレイヤーは、なんとか倒してやろうと必死になったものだろう。しかしこんな可愛い姿をしているのに、こちらを徐々に削っていくなんて……いやはやドSなスライムだった。あ、それでポカパマズはパンツ一丁のマスクマンだったのか……って、こちらはドMか?

 

■ラーの鏡を取りに行かせてくれない最凶のマホトラ使い「ゾンビマスター」

 さて、サマンオサ地方では重要アイテム「ラーのかがみ」をゲットするべく、サマンオサ南の洞窟に行くのだが、ここには「ミミック」が大量に登場する。しかし、ミミック以上にやっかいなのがマホトラを多用してくる「ゾンビマスター」だった。

 

 ゾンビマスターは「くさったしたい」を呼ぶだけでなく、“ザオラル”や“ベホイミ”といった回復系の呪文も使ってくる。HPも高いので“メラミ”一発では倒せない。そして、強烈な“マホトラ”の嵐だ。

 

 ダンジョンだけにMPを温存しておきたいものだが、速攻で攻撃しないと回復され、“マホトラ”を連発されてしまう。マホトラはあとになってじわじわと効いてくるものだし、結局MPを温存するより攻撃に転じたほうがマシだった。

 

 ゾンビマスターのせいで、なかなかラーのかがみを取りに行けなかったものだ。ミミックと並び、最凶のマホトラ使いといえる強敵だった。

 

『ドラクエ3』には、ほかにもやっかいな敵モンスターがいる。守備力が高くて“スクルト”を連発する「じごくのハサミ」や、終盤戦で集団登場する「エビルマージ」など、恐ろしい難敵が多い。HD-2D版ではどうなるのか見ものだ。続報を楽しみに待ちたい。

 

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 以上、ニュース記事を引用させてもらったが、今回取り上げられた『ドラクエ3』に登場する厄介なザコキャラは何れも頷ける。俺も何度かドラクエ3はプレイしたが、確かに厄介だった。


 中でも「ゾンビマスター」ーはマホトラを唱えてくるし、せっかく温存していたМPを減らさせるのはたまったものじゃなかった。しかもベホイミやザオラルも唱えてきたから尚更だ。記事にも書いてあるように、「ミミック」以上に厄介だったかもしれない。


 3つ以外で厄介だと思ったのは、「じごくのはさみ」だろう。守備力が高い上にスクルトを連発するので、打撃のみでは倒すのは非常に困難だった。また、「まおうおばば」は素早さが高い為、いつも先制されてベギラマも喰らう事が多かった。


 HD-2D版でリメイクされる上で気になるのが、GB版で導入された“裏の世界”だ。これまでに何度かリメイクされているが、GB版のようなシステムはなかった気がする。因みに俺自身、ドラクエ3のリメイクでプレイしたのはスーファミ版のみだ。