前回の放送で錆丸がドレッドに変身されられ、宝太郎は悩むばかりだ。また、ドレッドを斬りつけ、錆丸を消滅させた夢を見てしまう。でも、授業中に居眠りするのはちょっと…。
ミナトは錬金連合の本部に行き、針馬汐里が冥黒の三姉妹のスパイであった事と錆丸がドレッドに操られている事を幹部に報告。組織としての対応を願うミナトに対し、幹部は救出よりもケミーカードの回収を優先。この思惑に錬金連合に“闇”を感じる。
蓮華は錆丸がいつも持ち歩いているタブレット(AI)に話しかけるも一切反応はない。一方、変身を解除された錆丸は満身創痍の状態で、冥黒の三姉妹の元に囚われている。ドレッドに変身した負荷は相当なもので、次に変身すると錆丸の命が危ない。
店の手伝いをする宝太郎だが、客に出すメニューを間違えてしまう。母の珠美は宝太郎が何かで悩んでいる事を察知し、「悩むより探せ。答えは必ずある」と父親の口癖を引用して宝太郎を励ます。その言葉を胸に宝太郎は登校。
学校に行くところ加治木が宝太郎に「UFOが出たんだよ!」と報告するが、宝太郎はそれがUFO-Xだと確信してミナト達に「どうやったらUFO-Xを呼べるか」を相談。そんな中、冥黒の三姉妹が錆丸を引き連れて現れる。
錆丸はアトロポスに操られて再びドレッドに変身し、宝太郎もガッチャードに変身しようとするが、見た夢の事を考えると変身をためらってしまう。ドレッドはその場に居合わせた加治木を狙うが、スパナがドレッドを攻撃。
どうやったら錆丸を救えるか悩む宝太郎に、ミナトは「今やるべき事をやれ」と助言。すると宝太郎はりんね、蓮華、加治木を連れてある作戦に出る。ミナトは錬金で周りにあった物を刺又に変え、クロトーとラケシスと応戦。
ドレッドにとどめを刺そうとするスパナに対し、ミナトがそれを止める。「(錆丸の)救出は不可能だ」と言うスパナに対し、ミナトは「いや救える。俺は一ノ瀬達を信じる」と宝太郎の希望に賭ける。宝太郎達は校舎の屋上でUFOを呼び寄せる。
ドレッドと応戦していたスパナも屋上に現れるが、その時、錆丸のAIが「UFO-X、君に会いたい…」と反応する。宝太郎も「君の力が必要なんだ!」と願いを込めると、何とUFO-Xが現れた。すると宝太郎は異空間を転送され、錆丸を助けたい事をUFO-Xに懇願。UFO-Xもそれに応え、遂に宝太郎を認めるのであった。
異空間から戻ってきた宝太郎はエックスガッチャリバーUFO-Xをはめ込み、スーパーガッチャードへと変貌を遂げる。レベル10のケミーは本来は支配されないのだが、宝太郎を仲間と認めたからガッチャできたのだ。そして宝太郎はエックスガッチャリバーで、錆丸をドレッドから分離させる事に成功。
しかし、まだこれで終わりではない。宝太郎ほ錆丸から分離したドレッドにとどめを刺し、消滅させた上にドレッドライバーのままになる。驚くクロトーとラケシスだが、アトロポスは「データは充分に入った」とその場から去る。
漸くドレッドから解放された錆丸は宝太郎に礼を言うが、宝太郎は「礼はUFO-Xに言って下さい」と返す。このまま死んてしまうのではないかと思った錆丸だが、普段から声が小さいのでそれは大丈夫か。その一部始終を見ていたミナトは、宝太郎の事を“大物錬金術師”になれる事を予測。
来週はUFO-Xと同じレベル10のケミーが現れるが、レベル10だから一筋縄ではいかないだろう。そう言えば、ヴァルバラドのスーツアクターが最初と違うが、現在が本来なのだろうか。スタートした時はかなりベテランだったので。