前回の放送で景和がケケラ、英寿がジットにそれぞれ打ち勝ったが、今週のギーツはさらにややこしい展開を迎える事となる。スエルが「終幕のデザイアグランプリ」と称し、世界を破滅へと導く事態にさせる事を。
景和は蕎麦屋でバイトをし、沙羅がたぬき蕎麦を頂くところ、高校生のカップルが景和が仮面ライダーである事を訊ねる。すると終幕のデサグラが開幕し、黒ツムリに選ばれた人々は強制的に仮面ライダーにされる。蕎麦屋にいた高校生のカップルも。
終幕のデサグラは幸せを奪い合うゲームで、幸せを掴むのは唯1人だという。高校生のカップルは戦い合う事を拒んで逃げ出すと、「退場だ!」とオーディエンスからブーイングが起きる。するとゲームマスターに退場を宣告され、カップルは消されてしまう。
別の場所で終幕のデサグラによって敗れた者をゲームマスターが粛清しようとするが、そこに道長が現れて阻止してバッファに変身。英寿もギーツに変身して他のライダーの戦いを止めるが、ここで当日のデサグラは終了となる。
人間同士が戦うデサグラを止めようと考えるも、多くのゲームマスターが監視しているので止めようにも止められない。オーディエンスが残酷なゲームを楽しんでいる限り、運営はそれに応えるという訳か。すると祢音は父・光聖にある作戦を持ち掛ける。
そして翌日、終幕のデサグラが再開。黒ツムリの掛け声により、人々が再び殺し合いを始める。一般人が巻き込まれそうになったところ道長が現れ、ライダー達の攻撃を食い止める。景和は襲われそうになった一般人達を安全な場所へ避難させる。
一方、ウィンはゲームマスターに苦戦を強いられるが、何と複数のジャマトがゲームマスターに攻撃を仕掛ける。どれも大智が育てたジャマトで、それ以外の地域でもライダー同士の殺し合いを阻止しようとしていた。終盤になってジャマトがいい活躍をするとは誰が予想したか。
この様子を監視していたスエルは「邪魔者は排除するのみだ」と言い放つと、「排除されるのはお前の方だ」と英寿が現れる。何故この場所に英寿が現れたのかというと、一部のゲームマスターが案内したからだ。そのゲームマスターは、消されたはずのギロリだった。
ギロリはデサグラが一部のコンテンツを楽しませるだけのやり方に疑問を感じるが、スエルは「全ての原因はギーツだと言い放つ。ギーツが抗った事により、VIPの反感を買ったからだという。ギロリも始めは英寿を目の敵にしていたが、英寿が世界平和に貢献しようする考えに共鳴し、それに賛同した訳だ。
英寿はギーツに変身し、リガドΩとなったスエルと対決。スエルは必殺技で英寿にとどめを刺そうとすると、何故か繰り出せない。スエルはVIPによって力を発揮できたが、祢音と光聖がVIPを元の世界に帰した為、発揮できなくなりなったのだ。作戦とはこういう事だったのか。
その隙を突いて英寿はスエルにとどめを刺そうとするが、スエルが時間を戻した事により変身を解除される。ツムリが突如現れ、英寿に銃を向ける。前回の予告でもやっていたが、ОPのシーンの再現という事か。終盤で銃声が聞こえ、英寿の運命やいかに?
来週は遂に最終回を迎えるが、英寿はいったいどうなってしまうのか。英寿が願っていた全員が幸せになれる世界は実現できるのか気になるばかりだ。泣いても笑っても来週で最終回だ。それを目に焼き付けておきたい。