今週のギーツは新展開を迎え、デザイアグランプリならぬジャマトグランプリ(以外JGP)が開幕した。ベロバがゲームマスターとなり、誰かの大切な物を壊す事により、スコアを競い合うシステムだ。ラスボスを倒し、最もスコアが高かった者が“ジャマ神”となり、不幸の世界を叶えられるという。
過去のDGPで退場となった透が道長の前に現れたが、実は透が擬態したジャマトだった。道長は大智に「お前はJGPにエントリーしないのか?」と問うと、大智は「僕はジャマトじゃないから」とエントリーしない。道長はジャマトになりかけているが、大智は完全な人間であるから。
とある場所で「すずなり鬼祭り」が開催準備に入るところ、そこにジャマトが現れた。ここでJGPが開幕し、「雷ジャマト祭り」と称して人々を襲う。街にジャマトが現れた事を英寿達に告げ助けに行こうとするが、チラミは「勝ってもデザ神にはなれないわよ」と言う。だが、ジャマトに襲われている人を見過ごす訳にはいかないと、英寿達は助けに向かう。
襲われた場所に英寿達が駆け付け、一斉にライダーに変身する。ジャマト達もライダーに変身するが、JGPであるせいか今までのジャマトよりパワーアップ指定感じだ。景和や祢音はともかく、英寿もそう簡単にはジャマトを倒せないようだ。ここで1回戦が終了し、辛くも命拾いをする。
明日開催される鬼祭りのポスターを見る祢音の前に一般人が声をかける。それを見ていたキューンは「チヤホヤされてその気になって、これだからお嬢様は…」と祢音を揶揄するが、祢音もキューンに対し「鬼に直してもらいたいんですね。ミミズみたいにねじ曲がったその性格」と返す。その時、祢音が何故キューンが自分の願いを知っているのかと疑問に感じる。
ジャマトに関する情報の拡散指数が10%を超えている事が明らかになった。光聖は「早く世界を作り変えないと社会問題になるのも時間の問題だ」とニラムに問い、ニラムは「場合によっては全てをリセットするしかない」と宣言。だが、光聖は「まだ祢音の理想が叶っていないんだぞ」と憤慨する。
鬼祭りの会場に立ち尽くす少年の前に英寿が現れ、訳を訊く。少年は鬼から鈴を奪えば、入院している母親を救えると願っている。一方、道長と透は職場の親方に拾われる前に喧嘩に明け暮れた事を想い出すが、そこにベロバが現れて道長にシークレットミッションを用意するという。
JGPが再開し、再び鬼祭りを荒らしにやってくる。英寿の前に道長と透が現れ、1対2の対決になろうとしたところ、ジーンも現れて2対2の対決がスタート。道長はベロバから送られたアイテムによりパワーアップし、さすがの英寿も苦戦を強いられる。
来週の予告を観る限り、英寿はこれまでにないくらい窮地に陥りそうだ。だが、英寿は新たにパワーアップし、見るからに「赤いきつね」だ。ギーツも早いもので折り返し地点に達し(前回も書いた?)、戦いも熾烈を極めるだろう。ところで新たなライダーは今度も登場するのか?