あらすじ
おまえはいったいなんなんだ?なぜここにいる?長野県安曇野。
半年前に失踪した妻の頭蓋骨が見つかり、三井周平は絶望していた。
しかし、なぜ、あれほど用心深かった妻が、山で遭難し、しかも現場と思われていた場所から、
遙かに離れた場所で発見されたのか?
…数日後、沢で写真を撮っていた女性が、一瞬目を離した隙に行方不明になる事件が発生。
妻の事故との類似点に気づいた周平が捜索を手伝うことになる。
しかし、それは、恐怖の連鎖のきっかけにすぎなかった!人間をあざ笑うように、次々と起こる惨劇。
山に潜む、かつてない凶悪なモンスターとは―。
さとりん評 85点
モンスターの正体が明らかになったとき正直「なんだ・・・」と興味が半減したけど
ラストまでページをめくる手が止まらない。
途中スプラッターな描写があるけど、それをクリアできるならぜひ読んでいただきたい。
去年、日本は自然の脅威を改めて感じた年でもあったけど、
まさにこの小説もちょっと近いものがある。
読み始めると、どんどん引き込まれる。おすすめ。