お待ちかねの夕食。
甘くておいしい日本酒。
うつわも、なんて私好み。
◆ゆばむし
トロトロの餡の下にはたっぷりゆば。
わさびは辛みと甘みのバランスがよくて、良いアクセントになってる。
◆竹の子茶のり揚げ
九州から取り寄せた竹の子を焼いて
上には茶葉を素揚げしたもの。
これがすごくおいしい。
一足お先に春を堪能。
◆弥生 盛肴
ソラマメ・サーモン・ねぎ・菜の花・えび・ヒラメ
これをその場できれいに取り分けてくれる。
どれも素材の味が最大限に生かされてて、
それがもう絶品!
◆田芹 太刀魚吸鍋
芹とこの新鮮な太刀魚!
出汁に入れてさっと火を通せば、もう絶品なのです。
ちなみに、この銀の鍋が下の売店で売られてて45万という強気の値段。
今回の食事で抜群においしかった。
太刀魚の脂ののりが半端なく、ちょっとレア。
だけどお出汁がそれらを邪魔してなく、ちゃんと引き立ててるんだよね。
3月8日に太刀魚に変わったばかりで、それまでは鱧だったみたい。
でもきっと太刀魚のほうが美味しいと思うので
ぜひぜひ、これは今の季節に味わってもらいたい。
ここの名物といっても過言じゃないかも。
◆鯛 あおりいか造り
どちらも、もっちもちの新鮮さ抜群!
ただ、なんだろ?変な薬草みたいな香料がして、それが終始気になった。
鯛も、見えてる部分だけじゃなく、どんどん出てくる。
ちょっと量が多すぎるかも。。。
◆鯛 木の芽焼
木の芽の香りが懐かしくて(実家ではよく食卓に出てたから)
これもおいしい。
付け合わせのかぶの千枚漬けは、うちの母のもののほうが美味しかった(笑)
◆浜防風 床ぶし 辛子醤油
冷たく冷やされた一品。
あわびと間違えるくらいの大きなとこぶし。
歯ごたえがよくておいし。
◆帆立・桜エビ揚げもの
手前は、春の代名詞「タラの芽」
さっくさくで、夫は「こんどう の天ぷらより揚げ方がうまい」だって。
桜エビの香ばしさと中のレアな帆立がおいしくて
冷たい・温かいのお料理のバランスがいい。
◆穴子黒米寿司
これもここの名物。
一口で食べきれないくらい大きな穴子で、(私は口が小さいため3口必要でした)
ふわっふわのトロトロ。
昔は1人二貫だったけど、量の多さに苦情がきたとかで
今は1人一貫。
◆新玉ねぎ・水芥子・白金豚 炊き合わせ
玉ねぎが箸で持てないくらいトロトロ。
でもこの辺から満腹中枢がやばいことに・・・・・。
豚肉はふつーのおいしさ。
全部食べきれず、オットへ・・・。
◆お食事
白ご飯と香のものくらいなら食べれるかな、と思っていたが
まさかの期待外れ!
レアな鯵がたっぷりのったお寿司が・・・・。
脂のノリがハンパない・・・・。
赤だしで流し込もうとしたけど
まさかのふきのとうの赤だし。
苦手なんです、ふきが。
そんなわけでこれらもオットへ・・・・。
◆デザート
3種類から選べ、
私はくずきり。オットはブラマンジェ。
くずきりは、いたってふつう。
ブラマンジェは、とろっとろで甘い。
でもオットは絶賛。
◆デザート
最近の旅館は、デザート2種類が主流なのかな?
ラストはアイスクリーム。
手前が桜で、奥がグランマニエ。
これが絶品!!
シャーベットのようなさっぱり感もあるし、バニラのようなコクもちゃんとある。
あまりの美味しさに、自宅でも味わいたいというと
それは扱ってないんだとか。
季節によっていろいろ変わるらしいので(秋だと焼きナス!とか)
また季節を変えて、ぜひ味わいたい。
レベルが高すぎて
お料理だけを堪能しにきたいほど、素晴らしいものばかり。
私の乏しい表現じゃ、表現しきれないくらい絶品。
素敵な夕食となりました。
つづく。