【競技に向いてる人】
競争心の薄い僕でも
大学でダンスを始めて
賞を獲った時の喜びはよく覚えている。
もちろんその喜びは大きく
その後もみんなに勝ちたいと思った。
でも
それよりも大学のサークルで
喜びが大きかったのは
友人達と一緒に成績を残して
讃えあった時の喜びだった。
憧れていた世界に入ると
A級の先生を
みんな特別で偉い人のように感じていた。
おそらく憧れのせいだろう(笑)
そんな風にして
勝手に孤独を気取って
ギラギラした雰囲気を
自分の中に作っていった。
他人と比べて
周りを気にしてばかりで
生まれる嫉妬心に
自分で決めた進む道だからと言い聞かせた。
ほぼ毎日午前中か営業後に練習しても
成績は芳しくなく
最後は練習が足りない
というアドバイスを頂いたりもした。
レッスンを受けていても
褒められていたはずなのに
成績のことばかりで
自分を卑下していた。
そんなプレッシャーの裏で
パートナーを論破して
何人ものパートナーを傷つけてきた。
いろいろなことを覚え
踊りを作り
一緒に変わっていく相手がいて
楽しかったのに
優先順位を理解せず
自分を見失いパートナーも失っていった。
ただただ一生懸命な10年だった。
これが
プロという言葉に
勘違いを起こしていたバカな奴のお話。
競技に向いてる人は
競争心がすごい
負けない気持ちを誰よりも持っている
とにかく練習が好き
正しいことを練習している
なんて思っていた。
プロはこうあるべきだと。
でもそんなことはなかった。
競技に向いてる人というのは
物事を追求することに
楽しいと思える人
誰かと争うことへの喜びだけでなく
自分自身と向き合うことへの楽しさがある。
2人でうまく作る為の模索。
踊ることだけではなく
踊る為に何をするべきか。
本当のプロは知っている。
プロと名乗ってなくとも。
ゴルフ競技のようにスコアには表れないけど
見た目に技術が表れていく社交ダンス。
そして
2人の協調。お互いの笑顔。
するべきことがわかると
追求する方向が見えてきます。
少しでも
深く知りたい気持ちがあれば
あなたは
すでに競技に向いてる人なのかもしれません。
では


