2024.5.29UP

2024.6.1修正UP
 

石川県七尾市の「石川県被災高齢者等把握事業」の調査員ボランティア(2024年5月25・26日実施分)に参加したので、そのメモを残しておきます。わりと雑多で、雑談レベルで聞いた話もあるので注意です。

※間違いを指摘していただいたので、修正UPしました(2024.6.1)。


誰も取り残さない被災者サポートプロジェクト
石川県被災高齢者等把握事業 調査員ボランティア


■七尾市とは
能登半島の付け根・中能登に位置し、穴水町・中能登町・富山県氷見市と接する自治体です。2020年国勢調査によると人口50,300人、面積318.29㎢、2020年の財政力指数は0.43(※1)。2004(平成16年)に平成の合併で近隣4自治体(七尾市・田鶴浜町・中島町・宝島能登島町)が合併して誕生しました(※2)。七尾西湾と七尾南湾、富山湾と面しており、牡蠣養殖が盛んに行われています。能登半島屈指の温泉・和倉温泉(旧田鶴浜町)やのとじま臨海公園水族館(旧能登島町)も七尾市にあります。

 

街中のあちこちにある牡蠣の看板。

 

 

海には養殖の樽浮が。

 

そそられる「牡蠣街道マップ」。

 


ボランティアの内容
【石川県被災高齢者等把握事業とは】

被災地では現在さまざまな国の災害支援プロジェクトが動いており、今回の調査もそのひとつだそうです(※3)。本来これは市町村が中心になって行う事業ですが、被災地は小規模自治体が多く職員も少ないため石川県がセンター役を担っているとのこと。県ボラと同じですね。

活動内容は七尾市の高齢世帯(75〜84歳)を対象とした訪問調査で、高齢者宅に訪問し、調査票に沿って被災状況・健康状態・今後の見通し・困りごと等を伺うというもの。それをもとにデータベースをつくり、今後の支援や生活再建につないでいくことが目的だそうです。七尾市ではこの調査が5月〜6月の土日に行われており、私はその5月25、26日分(167戸)に参加しました。

調査は土地勘のある七尾市のケアマネさんが訪問マップをつくり、基本2人1チームとなって回りました。龍谷大学政策学部に地域防災等を専門とする研究室があるらしく(※4)、その先生の声掛けで集まった学生さんたちがたくさん参加されていたのですが、京都からは泊まりの遠征ですが先生の引率なしでテキパキ動かれており、フィールドワークに慣れている様子で逞しかったです。

 

【訪問調査】

スケジュールは、1日目は午前集合&レクチャーで午後が調査、2日目は午前&午後とも調査でした。お昼はお弁当と飲み物を用意してくださり、お腹いっぱいでした。

私のチームは他県から来られている方、学生さん、私の3人でした。行政に通じてそうな雰囲気の中高年男性・話好きな中年女性・明るくハキハキした学生、というなかなか良いバランスのチームだったと思います。訪問先では調査票の他にもいろいろな話を伺いましたが、行政への不満や状態が悪化する家屋への不安、家を修理したくてもなかなか順番がこないことなどのほか、「もっとひどい状態の人がいるから自分は苦労しているうちに入らない」「自分や身内で片付けをするので、ボランティアに手伝ってもらう必要はない」とおっしゃる方が多かったのが印象的でした。そりゃまあいきなり来た見ず知らずの人に本心をどんどん話すことはないだろうけど、地域柄もあるのかな。このあたりは繊細な問題ですよね〜。
ただ、調査対象ではなくたまたまお話した方には「ボランティアに片付けをしてもらって助かった」と涙ながらに話してくださった方もいて、逆に何もしていないこちらが恐縮してしまいました。

 

 

 

開始前の説明の様子(写真:事務局提供)。

 

 

終了後はベースに戻り、調査票をまとめて報告(写真:事務局提供)。



拠点となる広域支援ベース
【ベースの開設】

今回の調査では、七尾市内の旧校舎を活用した広域支援ベースが拠点となっていました。
この広域支援ベースは、奥能登全域の復興支援を行うために「災害NGO結」(※5)が開設された場所だそうです。災害NGO結の代表の方の説明によると、災害NGO結は震災後すぐの1月2日にまず七尾市に入り、夕方に能登町、3日に珠洲市、4日に輪島市に行った後、ベースキャンプの場所として奥能登の入り口となる七尾市が最適だと判断されたそうです。そしてその足で七尾市の市長と面談し、七尾市の市長さんも七尾市だけでなく奥能登全域で支援を行う必要性を理解してくれたため、5日には現在の場所を借りていたとのこと。いわゆるスーパーボランティアといわれる団体はそんな早い動きをしてるんだなと驚きました。

 

 

ベース入り口の注意書き。

こういった注意書きがいちいち可愛くて、スタッフの方の心遣いが感じられました。

 


【ベースに届く支援物資】
災害NGO結では、支援物資をお願いする際にアマゾンのほしい物リストを活用されているそうです(※6)。私が行った日には「Nissy Entertainment Park」と書かれたダンボールが配達されてきました。学生さんたちが「AAA(トリプル・エー)のNissy?ほんとに!?」「これをNissyが」「NissyがさわったTシャツ…」(さわってないと思う)とザワザワしていたので、有名な人なんですね? 代表の方いわく「Nissyのような人が声をかけてくれると、Nissyを推しているファンが“自分ができることを”と考えて支援をしてくれる」とのこと。そういう話はよく聞くけどほんとにあるんですね。なまなましく実感しました。

あっ、Nissyのオフィシャルサイトに支援報告がありました。これかあ!

すごい、届いた瞬間を見てしまったわ(笑
https://nissy-enter.com/news/detail/rwIX7j2BkNEX85jQtvaE

 

 

体育館に整理された支援物資。

 

Nissyから届いたTシャツ、1000着以上。



【ベースの閉鎖予定】
そんな広域支援ベースですが、5月末の閉鎖が決まっているとのこと(6月現在の状況は確認していません)。指定避難所の縮小が粛々と進んでいて、あちこちの市町で閉鎖が発表されているわけですが、ちょっと早い気がしちゃうよねぇぇ。普通に考えると、国が避難所関連の補助金を縮小・停止する方向性を出す→自治体は避難所が維持できないので閉鎖を決める、という流れになりそうな気がするけど、実際にはどういう経緯で決まってるんだろう。市町のHPには掲載されてないんだよな。詳しい人に教えてもらいたい。
ちなみに、七尾市のボランティア向けのテント村も5月29日で閉鎖になるそうです。その一方、閉鎖される予定だった七尾市の災害廃棄物仮置き場は閉鎖が延長されたようです(※7)。しかもこれは2回目の延長らしいので、以前にも一度閉鎖の話があったってことですね。避難所閉鎖が延長されたという話もときどき聞くので、期日はわりと流動的なのかな?

※避難所等の閉鎖に関する報道(※8・9・10・11)

 

さまざまな団体が連携
七尾市で調査のコーディネートを担当されているのは、岡山県のNPO法人「岡山NPOセンター」(※12)でした。これは後から教えていただいたことですが、岡山NPOセンターはもともと「株式会社御祓川」(後述)の支援で七尾市に入り、特に情報共有会議の立ち上げ支援をされたそうです。また、岡山NPOセンターでは2018年の西日本豪雨災害の際に岡山市の委託を受けて今回と同じ被災高齢者等把握事業を実施されていたこと、倉敷市真備町で災害ボランティアセンター運営支援やコミュニティ支援等に取り組まれてきたこと等から、七尾市での調査を任されることになったそうです。他の地域でこの事業を担っている団体も、福岡や仙台などで災害ケースマネジメントの先駆的な取り組みをされている方たちとのことでした。

また、今回の調査に専門職だけでなくボランティアが調査員として参加できるようになったのは、(株)御祓川の方が「NRN能登復興ネットワーク」(※13)の事務局長をされていて、そこでボランティアコーディネートを担っているから、という事情があるとのことでした。専門職員の方が訪問できればそれが一番安心だけど、それだけではこの期間にこの人数を捌き切れそうにないので、(株)御祓川のような支援組織があるとないとでは大違いだなと思いました。

また、ケアマネだけでなくNPO団体が調査に入ることで、健康状態以外にも家の復旧や生活再建など多様なニーズを聞き取り、コミュニティと専門家を接続することができるともおっしゃっていました。そのため、本来ならば建築士や弁護士、司法書士などの各分野の専門家が加わることが理想的とのこと。今回はそれは叶いませんでしたが、事前にそういった人たちへ相談できる窓口のチラシをひとまとめにして回覧されるなど、いろいろな工夫をされていました。

 

余談ですが、一般社団法人 日本介護支援専門員協会のHPには2024.2.19の日付で「JVOAD(認定NPO法人 全国災害ボランティア支援団体ネットワーク)、日本相談支援専門員協会、当協会の3つの団体で、石川県の被災高齢者等把握事業「誰も取り残さない被災者サポートプロジェクト」を行うことになりました。」(※14)という記事がありました。「JVOAD」は2016年に立ち上がった組織で、災害時に国やボランティア団体等と連携してさまざまな活動を支援・調整をされており、現在は全国36団体が正会員として加盟しています(※15)。今回のボランティア活動で書類に押してもらったハンコは「JVOAD」だったし、岡山NPOセンターはJVOADの正会員になられているようなので、いろいろな組織がさまざまな経緯で関連しあい、現在の支援が成り立っているんだなと思いました。営利事業でもプロジェクトになると関連会社がたくさんからむけど、災害支援の実働部隊も、というか、災害支援では営利事業よりもっと複雑に人や組織が関係しあうんだろうな。

 

※追記:

ボランティア後、名古屋大学で開催された「第31回社会政治研究会(Social Politics Forum)」(2024年5月31日)(※16)にオンライン参加した際、愛知大学の先生が「人口減少時代における危機管理体制の再検証 —能登半島地震の対応からみえる法制度上の課題」というタイトルで発表をされていました。そこでは主に国の危機管理体制の仕組みについて解説してくださったのですが、「今回は地形や道路状況からすぐにボランティアが入れず、また発災当初にSNSを中心に“ボランティアは来るな”というメッセージが発信されたことからボランティアとの連携が遅れたと考えられる」「災害支援では今までもボランティア団体と連携しながら進めてきた。(国が構築する)危機管理体制の立て付けの中に、ボランティア団体をしっかり位置付ける必要がある」とおっしゃられていました。立て付けの部分では、阪神淡路大震災から30年近くたとうとしているのにまだその段階なのか……と少々驚きました。


七尾市の特徴〈中間支援組織・七尾市長・総社市長と野口健〉
【中間支援組織としての役割を持つ企業:(株)御祓川】

実は、震災支援に関して「七尾市ってなんだか動きが活発だな」という印象を抱いていて、それは何でかな、と思ったのが今回参加したきっかけです。
その答えはまだわからないのですが、七尾市の特徴はいくつか見かけました。そのひとつが、先に述べた「株式会社御祓川」という企業の存在です(※17)。慶應大学の広報誌のインタビュー記事によると、ここは1999年に地元の有志8人で創業した民間まちづくり会社で「まち育て・みせ育て・ひと育て」をコンセプトとしているそうです(※18)。今回の震災では「NRN 能登復興ネットワークいやさか」にサポートメンバーとして参加され事務局長も担われているほか、飲食店等がクラファンを実施する際の支援や創造的復興プランへの意見募集等々、活発に動かれているようでした(※19)。


【茶谷市長】※まだしっかり精査していない、要確認の内容です。
そしてもう一つが七尾市長の茶谷義隆氏です。近畿大学のインタビュー記事によると、高卒で国税局に入局後、仕事をしながら近畿大学法学部の夜間部を卒業、30年近く税務署に勤務しながら2013年に辞職して税理士に転身、地元で知り合いの税理士事務所を継がれたそうです(※20)。2016年には七尾市近郊の地元ニュースサイト「こみみ情報局」に株式会社七尾クリエイトの社長として登場して、地元の仲間たちと海鮮丼のお店をオープンしたことをPRされていました(※21)。その後、2020年の市長選に出馬して当選されたそうで(※22)、ちょっと異色な経歴っぽい。よくある県庁や官僚・議員出身等よりも現場に近いのかな?(わからないけど)

【他市との連携(総社市と野口健氏)】※雑談で聞いただけで裏を取っていない内容です。
震災があったとき、岡山県総社市の片岡聡一市長(イケイケなタイプらしい)が、総社市と同様小規模な市である七尾市に声をかけ、登山家の野口健氏や他自治体&大学コラボしてボランティア向けのテント村を開設されたそうです。
総社市は人口7万人弱で、人口が増加傾向にある倉敷市のベッドタウン(※23)。そしてその市長は、大学卒業後に橋本龍太郎事務所に入所し橋本政権では公設第一秘書を務めた方で、2007年から現職だそうです(※24)。野口健氏と橋本龍太郎氏は登山家として交流のあることが知られているので(※25)、その秘書官だった片岡氏とも親交があったんでしょうかね。

雑談レベルで聞いた話ですが、七尾市テント村は事前調整をあまりせずに設置したので、当初は社協とのからみ等で結構大変だったとか。設立主体が全く異なる珠洲市のボランティアキャンプでも似た話を聞いたので、外部が支援に入る際にはどこと・どこまで・どうやって調整・準備をするか、それを怠るとどんな弊害があるのか、という点でちょっと興味のあるところです。

七尾市テント村の閉鎖で、総社市が行う支援のフェーズも今後は変化していくのかな。しかしテントや設備は今後はもう活用しないのかな?どうなんだろう。

 

※追記:

後で調べたところ、総社市では2013年に施行した「大規模災害被災地支援に関する条例」(※27)で、他自治体の災害に対して市長判断でプッシュ型支援が行えるよう定めているようです。被災地のテント村も今回が初めてではないようでした(2016年の熊本地震で野口健氏とのコラボで被災者向けテント村を開設)(※27)。

 

■令和6年能登半島地震の特徴
最後に、今回の震災の特徴と学ぶべき点について岡山NPOセンターの方から感慨深いお話をいただいたので書き留めておきます。

令和6年度能登半島地震は、半島というただでさえ不利な地域で道路が寸断されたこと、過疎化が進行する地域で自治体の体力も弱かったこと等、災害支援・復興支援の難しさが指摘されてきました。実際に現場では民間支援の総力を注いで活動してもなかなか追いつかないという現実を突きつけられているそうです。その一方で、地域の結束力や農林水産業に携わる人々が持つ多様なスキル(馬緤町もまさにそれでした)、生き方、あり方に学ぶべきことが多いと感じてらっしゃるとのことでした。

「行政や社協、集落等の地域コミュニティ、近隣や他県から来るボランティア等々が力を発揮するためには、各所をつなぐコーディネート人材が育つことが大切」「まだまだ災害支援は途上で、行きつ戻りつ、官民みんなで乗り越えていくトライアルは続く」「能登を訪れた方々もここにエンパワーメントしていただけるとありがたいし、この経験を持ち帰って、課題解決やより良いコミュニティづくりのために活かしていただけると嬉しい」とのことでした。泣ける。

 

■おまけ:芸術祭で蒔かれた種

最後に、といいながらもうひとつ。

今回のボランティアに奥能登国際芸術祭に参加された現代アーティストの方がおふたり参加されていて、お話できたことがすごくよかったです。珠洲市で古民家を使った作品を発表されていて、内部の展示物は一部被害があったけど、その古民家は震災を経て今も建っているとのこと。そしてその古民家にテントをはって、災害復興のお手伝いをされているそうです。

先月伺った珠洲市馬緤町の避難所に芸術祭を主催された方がいらして、「人口減少が激しい。子どもがいない。だから関係人口を増やしたくて芸術祭を企画した。北川フラム氏に会いに行ったが何度も断られた。でも一度きてもらったら“ここならできる”と言われた」「その成果もあった。参加したボランティアには能登で出会って結婚した人もいる」という話を伺っていたので、実際に参加された作家さんにお会いできて感動でした。

関係人口ってマユツバなところがあるけど(現在のインバウンドしかり)、地域で開催する芸術祭は作家さんと地域の方々ががっつり関わるので、後々の関係につながることができるのかな。もちろん、地域の方々や作家さんにもよるだろうけど。

その古民家の作品を写真で見せてもらいましたが、もうほんとすっっっごい素敵な作品でした。馬緤の砂取節祭りも開催を決意されたそうだし、珠洲市で行きたいところが増えたよ。

※余談ですが、その地域も断水中だけど、やっぱり井戸水を活用して生活されているとのことでした。井戸の偉大さよ。災害で生き残るなら田舎だと切実に思うなぁ。

 

↓作家さんの作品「あかるい家」

https://artsticker.app/works/25838

 

↓芸術祭がらみでこんなことも立ち上がってるのね。

https://www.oku-notosuzu.com/about


七尾市のボランティアの話、だいぶ脱線しましたが以上です。

 

大変な中でも田植えが着々を進む七尾の田んぼ。ほんと逞しい。



【参考資料】
※1)令和4年度決算カード
※2)七尾市HP「七尾市の概要」https://www.city.nanao.lg.jp/koho/aramashi/profile/gaiyo.html(2024.5.29閲覧)
※3)内閣府HPに「被災者の生活と生業(なりわい)支援のためのパッケージ 令和6年1月25日 令和6年能登半島地震非常災害対策本部」の資料があり、さらに厚労省HPに「令和6年能登半島地震「被災者の生活と生業(なりわい)支援のためのパッケージ 厚生労働省関係部分】」という資料がありました。ただし、この資料が最新かどうか、どういう流れに被災地に降りてきているのかについては未確認です。
・内閣府HP https://www.bousai.go.jp/pdf/240125_shien.pdf(2024.5.29閲覧)
・厚労省HP https://www.mhlw.go.jp/content/001213457.pdf(2024.5.29閲覧)
※4)この先生が中心になられているようです。
・龍谷大学HP https://www.policy.ryukoku.ac.jp/teacher/ishihara.html(2024.6.1閲覧)
※5)災害NGO結HP http://ngoyui.com/(2024.5.29閲覧)
※6)アマゾンビジネス「災害NGO結のほしい物リスト」https://www.amazon.co.jp/hz/wishlist/ls/2VAK5HQVY4OMW?ref_=wl_share(2024.5.29閲覧)

※7)七尾市HP「災害廃棄物仮置場(能登香島駐車場)の再延長のお知らせ」(2024.5.27)
 https://www.city.nanao.lg.jp/bosai/mail/20240527_1.html(2024.5.29閲覧)

※8)東京新聞HP(2024.3.31)
「石川県七尾市は、仮設住宅の完成に合わせて指定避難所を4月末〜5月上旬に閉鎖する方針。3月末で市内5カ所の避難所を閉鎖し計8カ所に集約する。」
「石川県珠洲(すず)市でも、仮設住宅入居が始まったのに伴い、自主避難所などの閉鎖が進む。蛸島町の自主避難所「元気の湯」は3月末で閉鎖。」
「石川県能登町では3月末で4カ所の避難所が閉じ、うち3カ所に残る避難者がそれぞれ近くの避難所に集約される。このうち町役場ホールには20人以上が滞在。多くは自宅などに戻るが、8人が別の避難所に移る。」
「2次避難先として1月末から石川県輪島市の被災者を受け入れてきた富山県黒部市宇奈月温泉の宇奈月グランドホテルは、3月末で受け入れを終了。4月1日に13人が系列の石川県加賀市の宿泊施設に移り避難生活を続ける。」
「石川県穴水町は、車中泊や自宅に住み続ける人を対象にした支援物資の個別配布を3月末で終了する。」
https://www.tokyo-np.co.jp/article/318465(2024.5.29閲覧)
※9)北陸新聞HP(2024.4.18)
「石川県輪島市が、能登半島地震で学校や公民館などに設置した1次避難所について、8月末をめどに閉鎖する見通し」
https://www.hokkoku.co.jp/articles/-/1375419(2024.5.29閲覧)
※10)「認定NPO法人ピーク・エイド」HP
「石川県七尾市にボランティア用のテント村を開村」(2024.3.12)
 https://peak-aid.or.jp/report/2024/03/post-529.html(2024.5.29閲覧)
「ボランティア用のテント村、申し込みを開始」(2024.3.13)
 https://peak-aid.or.jp/report/2024/03/post-530.html(2024.5.29閲覧)
「テント村の設営が終わりました」(2024.3.25)
 https://peak-aid.or.jp/report/2024/03/content-1.html(2024.5.29閲覧)
 ↓その後
※11)山陽新聞HP(2024.5.22)
「石川・七尾のテント村 29日閉鎖 総社、赤磐市運営 4722人利用」(2024.5.22)
 https://www.sanyonews.jp/article/1556476(2024.5.29閲覧)
※12)岡山NPOセンターHP https://www.npokayama.org/about3.html(2024.6.1閲覧)
※13)能登復興ネットワークいやさかHP https://nrn-iyasaka.net/(2024.6.1閲覧)
※14)一般社団法人 日本介護支援専門員協会HP(2024.2.19)https://www.jcma.or.jp/?p=655326(2024.5.29閲覧)
※15)全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)HP「会員団体」 https://jvoad.jp/member/(2024.5.29閲覧)
※16)名古屋大学 社会学講座HP「第31回社会政治研究会の御案内(2024年5月31日)」https://www.social.env.nagoya-u.ac.jp/sociology/event/2024/2906(2024.6.1閲覧)
※17)株式会社御祓川HP https://misogigawa.com/(2024.5.29閲覧)
※18)慶應大学HP「塾員山脈」(2011 AUTUMN No.272)https://www.keio.ac.jp/ja/assets/download/about/learn-more/publications/juku/272/272_05.pdf(2024.5.29閲覧)
※19)株式会社御祓川FB https://www.facebook.com/misogigawa/(2024.5.29閲覧)
※20)近畿大学「Kindai Picks」(2023.10.06)https://kindaipicks.com/article/002688(2024.5.29閲覧)
※21)こみみ情報局(2016.11.12)「はい!社長です-株式会社 七尾クリエイト」http://komimi.co.jp/backnumber/president/entry-2285.html(2024.5.29閲覧)
※22)七尾市HP「市長プロフィール」https://www.city.nanao.lg.jp/hisho/shise/shicho/profile.html
※23)朝日新聞HP「「人口7万人」目指し6億円 岡山県総社市、新年度予算案でてこ入れ」(2024.3.2)https://www.asahi.com/articles/ASS3171WLS2VPPZB009.html(2024.5.29閲覧)
※24)総社市HP「ようこそ市長室へ」https://www.city.soja.okayama.jp/hisyo/shisei/shitumushitu/shityou-p.html(2024.5.29閲覧)
※25)AERA dod. HP「アルピニスト野口健と橋本龍太郎との知られざる“友情” 「彼を比例区から出すから」」https://dot.asahi.com/articles/-/14967?page=1city.soja.okayama.jp/hisyo/shisei/shitumushitu/shityou-p.html(2024.5.29閲覧)

※26)「総社市 大規模災害被災地支援に関する条例」https://www1.g-reiki.net/soja/reiki_honbun/r136RG00000863.html(2024.6.1閲覧)

※27)総社市HP「広報そうじゃ」(2016.6月号 No.135)https://www.city.soja.okayama.jp/data/open/cnt/3/6044/1/koho2016_6.pdf(2024.6.1閲覧)