ベートーヴェン 「ヴァイオリン協奏曲」

 クラシック音楽の作曲家の中で、一番好きな
人はと、問われたら、私は即座にべ―トーヴェン
と答えます。

 クラシック音楽を聞き始めた、二十代前半から
言えることですが。

 なぜと言われると、音楽は、感性とか、
好き嫌いに左右されることが、多いと思るからです。

 ベートーヴェンの曲は、人間の歓びや、
悲しみ、怒りというものが、曲の中に、

素直にわかりやすく、表現されているように
おもうからです。
 
 時には、烈しく、優しく、泣きそうになるほど、
体当たりで表現されています。

 さて、本題に入りますが、このヴァイオリン曲は、
出だしから、ティンパニーで、トントントン、

そして、いきなり第一主題が登場して、始まります。
 心地よいメロディです。

 ベートーヴェンがハイリゲンシュタットの
遺書を書い頃と言われています。

ある女性に恋をした時期に作曲された
といわれています。

 それだけに、曲全体が、非常に情熱的な
曲であります。

 曲、全体が、ロマンティックな、歓びに満ち
、私は、今でもよく聴く曲の一つであります。

 また、カデンツア(ヴァイオリンのみで独奏
)の部分が、非常にメロディが美しく、

一度聴いたら、忘れない魅力があります。

 オイストラフ、シゲティ、最近は、
女流ヴァイオリニスト、ヒラリハーンの
演奏をよく聴いています。