元日本赤軍リーダーである重信房子受刑者が投獄された理由となるハーグ事件は、この国の不条理な司法制度の代表例である。
肝心の当事者国であるフランスとオランダは訴追していないにも関わらず、第三者国でしかない日本の司法機関が勝手に事件として扱い、
PFLP(パレスチナ人民開放戦線)の立案した任務に、その時点では結成はされてなどいない赤軍の、後のメンバーとなる和光晴生他数名が実行犯として参加した、その事実について、
前出の現受刑者を共同正犯にでっち上げ、刑を課した。
彼女は、その理不尽な刑期を終え、本日に出所する。
尚、主任弁護人である大谷恭子氏をはじめとする、この事件に呈した日本の司法機関の横暴については、また後日の別記事によって言及する。