夏の終わりのリサイタル | satonaka☆音の見聞録

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公演ひと月半ほど前、うたのお姉さんのブログ見て知った お父さまのリサイタル🎹
…聞けば昨年から予定してた公演らしく、コロナ禍の煽りで一年以上延期し、ようやく実現したそうです。

開演前にプログラムを見ますと…
曲目♬ちょっと少なめです。

第1部の、シューマン作曲「謝肉祭」は約25分の比較的長めな楽曲ですが、この一曲のみ。
第2部も、ショパン作曲のノクターン2曲とバラード1曲では、長めの楽曲選んでも20分くらいにしかなりません。

その「謝肉祭」演奏後、ゲストに愛娘のはいだしょうこさんが登場します🎀
最初の曲目は予想どおり、親子競演による唱歌でして、春夏秋冬をテーマに4曲続けて唄います♬
そして昨今youtubeにアップしているカヴァー曲の中から再生回数の多い「ひこうき雲」や「虹」なども披露され、一昨年暮以来聴けるステージ上の生歌に聞き惚れますが、お姉さんの歌唱力が最大限に活かされた、この日いちばんに特筆する一曲は
「夢やぶれて」…ミュージカル好きのかたは誰もが知るレミゼからの名曲です♬
5年前のリサイタルでは同じレミゼから「オンマイオウン」も唄っていますが、あれから年数経って大人になり、やはり似合うのはエポニーヌよりも、今はファンテーヌなのでしょう(´∀`*)…それは彼女の慕う故・本田美奈子.さんと同じ途を辿ることでもありました。

父・正機さんの演奏時間があまり長くないのは、命に関わる病も経て既にお年を召されているのもありますが、
娘・しょうこさんの、ゲストと言いつつ蓋を開けてみれば、半分近くは歌とトークの時間でした♬
第2部でショパンの小品3曲演奏後のアンコール拍手に応えたのは、正機さんの代わりに再びお色直しで登場したお姉さんでした✨
そして最後の一曲は、ピアノにヴィオラを加えたこの日の出演者全員により「ジュピター」を披露…歌詞は日本語ですが筆者に耳慣れてる岩谷時子さんの詩ではなく、どなたに歌われてるのか定かでありませんが、しょうこお姉さんらしい歌唱の瑞々しさがホールいっぱい響いたのでした★


しょうこお姉さんの姿と直に面するは一昨年暮れのクリスマスパーティー以来、その時もご両親と同じテーブルでしたのでお話しもさせて頂きまして、そしてこの日は久しぶりに生の歌声と、お父さまによるピアノでの共演も2年数ヶ月ぶりに披露され、
タイトルこそ拝田正機さんのピアノコンサートを銘打ってましたが、その鍵盤楽曲演奏と愛娘の素敵な歌声を交えた、家族愛溢れる公演となったのでした(´∀`=)