ちょうど1年半前くらい前かなー。

父親の不思議行動が目に余るようになってきたころ、たまに会うご近所様の視線が冷たくなって来た感があった。

徘徊や、寒い中薄着でウロウロ、道路を見てずっと立っている、、など。

そして、診断された訳ではないけど、梅パパは「ピック病」もあるみたい。。お店からなんか持って帰って来ることがないのは救いだけど。自転車自転車が大好き。

一緒に散歩をしていても、自転車を見ては、「あれ、オレの自転車じゃないの?」って言う。


数回、ご近所様の家の自転車を抱え、うちの車庫まで運んでしまったことがあった。「オレの自転車あった、あった。」って思っちゃっているから、困りもの。


しかも、近所のおばさん(父と同じ歳)が移動を阻止しようとした時に、ご近所のお婆さんおばあちゃんに「オレのだ!!」って剣幕&怒鳴ったらしい。

あちゃー。そりゃだめだわー。申し訳ございません。


そうなると、いままで優しく見守ってくださっていたご近所も、息子世代が出てきて、一気に抗議モード。ガーン


姉が泊まっていた時に、息子さんと抗議に来て「家族で見れないなら、何故老人ホームに入れないのか?」っていう確認だったようだ。

おばさんおばあちゃんが後ろで申し訳無さそうにしていたらしい。梅パパもあとから、「なんかオレ悪いことしたのかー?」と心配していたそうだ。


翌週末、私が実家に行くタイミングでお菓子を持って謝りに行った。

生憎、その息子さんもおばさんおばあちゃんも不在で、お嫁さん(私より少し歳上かなー)しかいなかった。

自転車のことはさて置き、おばさんを怖がらせてしまったことを詫び、自転車がなぜか大好きな点を伝えたら、欲しくなりそうなものは、外から目につかない所にしまってくれるようになった。

あと、認知症のご近所=ガスの火事の危険性を心配していたみたい。

ガスコンロは使えなくなっているから、火事になることはないと思うと話し、今はコロナでホームも入所させにくい状況であるのも伝えた。

なんか、一瞬、、、クーッっと辛くなって涙が出た。

そしたら、逆に謝られた。涙🥲


それからと言うもの、、視線が温かい感がある。

隠れて、近所の視線に怯え、泣き寝入りとなるより、ありのままを伝えて、味方になってもらった方がいいと分かった。


今後、万が一何か取ったり壊したりした場合、私がお支払いします。。。orz