まだ認知症初期のはなし。2014年くらいかしら。

一緒にカナダ旅行行った時に、これはやばいと思い出して、早速認知症で有名な医師がいる都内の大学病院&有名な医師を見つけて、梅パパの認知症検査の予約をした。


検査はMRIで脳の萎縮状況をみるという検査と、
診察室での簡単な質問。
✏️🖊️🖌️🖍️📏文房具が机の上に並べられている。
この順番を今から30秒見て覚えてください。


その後、一度横にまとめて整えて置かれて、

全く関係のない質問や世間話をする。

📆今日は平成何年の何月でしたか?
日本の首相は誰でしたか?
さくらの季節は何月ごろでしたか?
など。

そして、、

さっきあった文房具はなんでしたか?
置いてあった順番に並べてください。


文具の並べ替え&記憶力テストは、

私でも突然言われたら怪しい🤨と思いつつ、梅パパのテストを傍観する。


梅パパも、動揺して、焦って変な事を言ったり、昔の総理の名前すらもでてこなくなったり💦

「そんなバカな質問なんか答えられない!」

って誤魔化す。

終いには、

「バカにするな!はんかくさい!帰る!」ムキー

って怒って、出て行ってしまった。

※はんかくさいは北海道弁?


廊下で、怒っている声が聞こえるけど、私は医師と話しをして、地元で処方されている薬は合っているかとか、次の検査の日取りはどうするか、、など話した。


廊下に出たら、看護婦さんは慣れた感じで、半分流しながら会話しながら、見守っていてくれた。


やっぱり、認知症って診断されるのは、家族でもショックなのに、まだ生活も会話も理解度も高い状況で、ショートメモリーに問題がある時で、その場その場の内容が理解できる状況で、自分の不甲斐無さを目の当たりにしたらとてもショックだよね。


梅パパは、年下の医師に質問攻めされたり、その医師に認知症ですねと言われたりすることは、屈辱的だったと思う。


私は、早い段階で何かしら良い治療法や予防策があれば良いなぁって思っていたのだけど、逆に梅パパを傷つけてしまっていたとしたら、って思うとデリカシーがなかったのかなぁと反省します。