トイレ博士・佐藤満春さんとトイレ診断士・山戸伸孝さんが語る公共トイレの未来| 日本財団ジャーナル (nippon-foundation.or.jp)
アメニティの山戸さんと対談しました。
長年、ご一緒させてもらっているトイレ仲間でもあり、同志です。こういった場所で2人で対談できるのもとても嬉しい。
対談のテーマは「公共トイレの未来」について。
THE TOKYO TOILETはとても画期的なプロジェクトでした。
公共トイレを快適に、かつ、性別・年齢・障害を問わず、誰もが使用できる場所にすることを目指して渋谷区内17か所に綺麗で快適な公共トイレを作って維持するというもの。
これまで公共トイレ(学校や駅などのトイレも全部含めて)は「汚くて・暗くて・怖いところ」というイメージを持っていた人も多いかと思います。
商業的な効果も見込んで様々な商業施設でトイレが綺麗になって、使いやすくなっていきました。
サービスエリア、デパート、駅。
トイレを綺麗にすると「人」が集まります。
素晴らしい好循環が生まれました。
(議論されているバリアフリートイレの在り方については今後も考えていかないといけないところですが、その段階に入ったということでもある)
街や学校の公共トイレは予算を行政が握っているため、そう簡単に話は進みません。なぜなら、トイレが「壊れないから」です。その中で「快適なトイレを作ろう!」という勇気のある今回のプロジェクト、大成功だったと思います。
メンテナンスを前提に作ったこと、そしてデザインを様々な人に任せたことで個性も生まれました。
新しい街作りに1つの大きな提案ができたのではないでしょうか。
これをきっかけに様々な場所でまた綺麗な公共トイレが生まれ、街が明るく綺麗になるといいなと思います。