潮紗理菜さま

 

 

素敵なブログをありがとう。

お返事です。

7年半(およそ8年)の活動
そして
9か月(およそ8か月)のラジオ

お疲れさまでした!
そして、色々とありがとうございました。
とても楽しかったです!


潮さんと最初に出会ったのはヒット祈願のバンジージャンプの時なのか。
あの時は全員の名前と顔と特徴を覚えるのに必死で
(そしてなんだか空気も読まずに泣いちゃってごめんなさいね笑)
潮さん個人としてゆっくりお話はできてなかったかもしれない。

そこから記憶は曖昧なのだけど、2019年には潮さんの単独ラジオ番組の企画をいくつかの放送局に出していたことと思います。
僕は放送作家としてはすごくイレギュラーな立場で
番組の企画書は年に数本しか出さないし(しかも頼まれて考えるくらい)
よほどのことがないと動かないのだけど、潮さんの番組は自分でも聴きたいなと思ったから、各所に出していたのではないかなあと思う。

松田さんのラジオ番組と、潮さんのラジオ番組と。

タイトルもコーナーも既にずっと考えて企画書にしてたんじゃないかな。
松田さんの番組がニッポン放送ではじまることになった頃
あとは潮さんの番組をなんとかしたいなと思い
InterFMの松井さんにサリマカシーラジオの原案を直談判して、松井さんが局内を歩き回って味方探しをはじめてくれました。
実現まで数年かかってしまったのだけど、引き受けてくれてありがとう!
(事務所さんを含め、Inter松井さんや皆さん、各所にも大感謝ですもちろん僕ではなく、各所とご本人に魅力があってスタートになるわけだけど)

僕が番組に関わる際に心がけているのは「出演者ファースト」で
まず出演者がどう楽しむのか?
そこを大事にしていて。制作のやりたいことよりもまず出演者がちゃんと楽しめているのか?そこを大事にしていて。

潮さんが本当に何をやりたいにか?
そして本当にラジオをやりたいのか?
潮さんが僕に本音を言ってくれているのか?

ずっと僕はそこが不安でなりませんでした。最後の最後まで。

あなたはとてもピュアな人で、優しい人なので
こちらにも気を遣って、時には気を遣いすぎているのではないかな?とか。
年齢差もあるし、ちゃんと言いたいことが言いやすい空気になっているか
自問自答する日々でした。

僕が作家に入るということは
(僕は名前を出して作家の活動もしているので)
変に僕の色がついちゃって嫌じゃないかな、とか。
なんだったら番組がはじまる時に
僕じゃない作家さんに任せて、関わらないようにしようかな、とか。
(これ松田さんANNでもそう思っていたし、今もそう思っているし悩んでいるところ。めちゃくちゃ難しい。)

ずっとずっと悩みに悩んだ結果、僕が入らせてもらうのが各所にとって一番いいなと思ったし僕ができることがありそうだなと思えたので
担当させてもらうことにしました。

9か月、初回から最終回まで、本当にとても素晴らしいラジオでした。
僕は中学の時にラジオに出会い
ラジオに救われて今の今まで生きてきました。
サリマカシーラジオは9か月だったかもしれないけど
多くの人の記憶に残り、多くの人の人生を励まし、明るくし
希望を届けた番組になったなと思います。
これは誰にもできることではないし、潮さんの人柄と人間性とピュアすぎるその心と
潮さんの持つパワーで完成した全39回だったんじゃないかな。


卒業が決まった時、音源で気持ちを送ってくれたこと
卒業が決まって最初に会った収録で、じっくり気持ちを聴けたこと。
収録に参加できなかった日は必ずメモで文通のようにやりとりできたこと

本音を聴かせてくれてありがとう。全部、一音ずつ一文字ずつ心に響きました。


そして、改めて26歳おめでとう!

僕が26歳の頃は久我山で若林君と最底辺の生活で最低で最高な会話をしながら
吐きそうな日々を送ってた頃。
そう考えると本当ここからの生活がいよいよ楽しくなってくるところなのだろうから
潮さんなら大丈夫だと思うけど
ここからもご家族を大事に、楽しく笑顔で過ごしてね。
そして時々はちゃんと自分を見つめて、休んで、上をむくことも当然大事だけど
足元の四葉のクローバーを見つけて誰かに届ける余裕も余白も大事にしながら
楽しく生きてほしいなと、思います。

そしてお手紙もありがと。しっかり読んだよ。

どうでもいいことなのだけど
最後に交わした会話が

「佐藤満春タオル買いました、お友達になってください!」
だったのも笑ったよ。

「弟子にしてください」も笑ったけど
「お友達になってください」も笑ったよ、最後まで本当に。
やってくれるね。

僕は潮さんと違って友達がとても少ないので
その超少ない中の1人に入ることになるけど大丈夫?
それでよければ僕は大丈夫。
友達ということになるので
いつか、ルノアール・ドトール・ベローチェなどのお店で雑談しましょう。
あと一応ね、弟子としても破門したわけではないので、これからもサトミツ一門としての誇りを胸に、目一杯生きていってね。笑。
この先、どういうことをするかわからないのだけど将来的には小さな劇場でサトミツ一門会を開催する予定なのでその時は招集するからよろしくね。
(松田好花さんもそのつもりでいてくださいよって話だ。)
取り急ぎ2月18日はそのタオルを持って東京ドームに来てよね。友達だし弟子なのだから。
よろしくね、また会いましょう。 

佐藤満春