11月19日は世界トイレの日です。
こちらは日本が世界に誇るトイレメーカーTOTOの名機
「ネオレストNX」です。もはや芸術作品。
陶器らしさはありつつこの曲線がたまりません。
世界トイレの日。
SDGsの目標6にも
「安全な水とトイレを世界中に」とあり
具体的には
「2030年までに、だれもが安全な水を、安い値段で利用できるようにする。 2030年までに、だれもがトイレを利用できるようにして、屋外で用を足す人がいなくなるようにする。 女性や女の子、弱い立場にある人がどんなことを必要としているのかについて、特に注意する。」とあります。
日本にいると水が資源であることをつい忘れてしまい、世界的な水不足の真っただ中にいる意識などほぼ無く生きている人も多いのではないでしょうか。
(もちろん僕もその1人です)
ユニセフ「世界トイレの日」プロジェクト | UNICEF World Toilet Project (worldtoiletday.jp)
詳しくはこちらのサイトに。
ここ30年~40年で我々のトイレ環境は激変しました。
温水洗浄便座「ウォシュレット」の発売と大ヒット、節水型トイレの技術革新、そしてコロナ禍における除菌技術の発展(更にはハンドドライヤーの使用中止やその可否など)
数えだしたらキリがありませんが、意外にも考えないといけないことは山積みで、そして目の前に存在します。
男子小学生の3割、和式トイレ「使えない」 我慢で便秘にも(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
これは僕はトイレのことを研究し、学び始めて一番最初にぶつかった壁・問題です。
各家庭の洋式トイレの普及率が(地域によって差はありますが)9割を超えているにも関わらず公立校ではまだ5割~6割程度と言われています(こちらも地域差あり)
和式派を否定するつもりもありませんし和式トイレも好きなのですが「家で洋式しかないから学校でトイレに行くために和式の使用方法を練習する」なんていう話を聞くと早めの対処が必要だなと改めて考えさせられます。
トイレのデザイナーさん・建築家の方と対談をした際に言われてたのは予算の問題。
最近のトイレは耐久年数がとても長いので「壊れない」つまり「買い替えない」という現状があるそうです。
陶器の出来が良すぎたことでのおかしな影響がこんなところに出るわけですね。
世界の水不足とトイレ環境の問題も
日本の学校教育におけるトイレ環境の問題も
今日何か対策をして明日解決をするような簡単な問題ではありません。
しかし、今日みたいな日をきっかけにまず「知ること」からはじめてみるのもいいのではないでしょうか。
個人的にもそろそろまたトイレの講演会や
小学校などでの公演も引き受けていこうと思っています。
(コロナの影響で一回止まっちゃってまして)
トイレバンド「サトミツ&ザ・トイレッツ」の活動もそろそろまたはじめます。
学校のトイレ問題の歌や
僕の小さな悩み事/サトミツ&ザ・トイレッツ - YouTube
世界の皆さんにトイレのすばらしさを伝える歌まで。
サトミツ&ザ・トイレッツ 『日本のトイレからこんにちは』 - YouTube
そして今夜はJWAVE「トモラボ」に出演します
HITACHI BUTSURYU TOMOLAB. TOMORROW LABORATORY | SATURDAY 20:00 - 20:54 | J-WAVE 81.3 FM
最終的に告知になってしまいましたがそれはそれで水に流していただきつつ、
皆さんそれぞれ素敵な1日をお過ごしください。
ジャー。