大型で猛烈な台風19号が日本列島に接近しているそうです。
今週末にかけて西日本から東日本に近づく見込みで、僕自身もbayfmでお世話になっている千葉県などで大きな被害をもたらした台風15号より広範囲で、大荒れになる可能性もあるそうです。
現状できる対策はインターネットのありとあらゆるところに出ているのでご自身でチェックしてもらうとして
トイレの対策を少しまとめておきます。
しかし、トイレもこれが全てではありませんしケースバイケースで万能ではありませんがこういった事象もあるのだなという1例で頭に入れておいていただく分には問題ないかなと思っています。
豪雨のときは、下水が逆流する場合があります。
日本の下水道の排水の技術は素晴らしいものがありますが
排水するペースを降水量が上回ってしまう場合も全くないとは言えません。
下水管の水位が急上昇し、宅地の排水管を通って逆流するということですね
想定以上の雨水がなだれ込み、排水が追いつかないというイメージでいいと思います。
その場合、どういうことが起こるかというと
下水道の管からまず空気が押し戻され、各家庭の排水設備に空気が「押し戻される」ことになります。「コポコポ」と音がしはじめたら要注意!と言われるのはこのためです。
とはいえ、誰もがトイレに耳を傾けて異音を察知できるかどうかはわかりません。僕のようにほぼトイレにいるような人間は別ですが。
なので音が聞こえてくる前に対策はしておきましょう!
ちなみに逆流が起こるのはトイレだけではありません。
風呂場、洗濯機の排水口なども起こりうる可能性があります。
排水溝もよく掃除しておく必要があります。
もっと語りだすと排水管や排水桝がしっかり機能しているかどうかという話にも・・。
図出典
1枚目は朝霞市内水(浸水)ハザードマップさんより
2枚目3枚目は北九州上下水道局さんより
このあたりのイラストはイメージしやすい。
ということでトイレの逆流対策の1つとして有効だと考えられているのは
「水のう」です。
家庭用ごみ袋(45リットルあたり)に半分くらい水をいれて、空気を抜いて紐でしばり、袋を2重にします。これで立派な「水のう」の完成です。
水のうは通販などでも売ってますが簡単にご家庭で作ることもできます。
こちらとトイレや排水溝などに置いておくと有効な場合があります。
逆流がはじまるとトイレだけが問題ではないので、全箇所チェックしておいたほうがいいでしょう。
語りだすと圧力の問題なども関係してくるのでとりあえず・・・。
皆様、排水の問題は自治体、環境、設備により全く状況や対策が変わります。
上記の情報は「万能」なものではありません。ただ、知っておいて損はないと思います。
そして対策は排水の問題だけではありませんので、どうか皆様、できる限りのチェックをしておいてください。