「ゴッホ展 響きあう魂 ヘレーネとフィンセント」at 東京都美術館 | 別冊さとみつ男児【ホグワーツの謎・ドラクエウォーク】

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本日の美術鑑賞は東京都美術館にて開催中のゴッホ展へ。

 

個人的にゴッホは一番良さのわからなかった画家の一人で、良いなぁ、と思えるようになったのはかなり最近になってから。

むしろピカソあたりの方が、美術の教科書に載ってたゲルニカを見て「おお!こういう事かぁ…」と感銘を受けたりしてたんで、ずっと旧い付き合いかもしれません…

 

それこそ、中学の頃などは「オレがゴッホやモディリアーニを好きになる事は一生ないだろう」とガチで思ってたんで、若気の至りというか、まぁ人は変わるものですね…(笑

 

 

■ ゴッホ展 響きあう魂 ヘレーネとフィンセント at 東京都美術館

   2021年9月18日(土)~12月12日(日)

 

ゴッホを観るのは久しぶり、確か同じハコで開かれてた17年の「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」以来だから4年ぶりくらい?

※今回の作品展は撮影禁止でしたので、主に広告・記事画像からの引用を使用しております。

 

ゴッホと言えばココ!クレラー・ミュラー美術館所蔵の、ゴッホ以外の作品も多数展示、しれっとルノワールやスーラ、ルドンやモンドリアンの作品が並んでたりするんで、お見逃しなく…(笑

 

 

個人的に惹かれたのがこのアンリ・ファンタン=ラトゥールという方の静物画。

 

ドガやマネ、モリゾなど同世代の画家が印象派を切り開いていく時代に写実主義に拘った方だそうで、写実の静物画、みたいな表現方法でもこういう静かな迫力というか色気みたいの出せるのだなぁ、と目から鱗な一枚でした。

 

 

素描でもやっぱゴッホはゴッホ感あるなぁ、みたいなイメージ…(笑

 

実はゴッホやピカソはちゃんと描くと上手い、などと言われがちですが、写実主義的に捉えればそれほど上手い訳じゃないんですね、ある意味でその上手く無さが科学反応を起こして時代の流れを変えるような凄い作品を生み出す訳ですが。

 

 

修行時代の静物画、ゴッホがまだゴッホになる前の時代の作品…(笑

 

 

黄色い家(通り)」、こうしてみると手前の壁面だけ同じように緑がかってて、この方って意外と写実主義なのね、みたいな…(笑

後の時代のアーティストと違い彼は狙って描いたわけではなく見えるままに描いた、というのも、あながち間違いじゃないような気がします。

 

 

悲しむ老人(永遠の門にて)」、過去の自作品からのセルフカヴァーらしいですが、何とも素晴らしい作品です。

得意の黄色と補色に近いブルー、その中間色の緑の使い方とか、本当に面白いです。

アウトラインをくっきり描いてるのは日本の浮世絵の影響もあるのでしょうかねぇ…

 

 

夜のプロヴァンスの田舎道」、今展覧会の目玉作品ですね、ゴッホ・ワールド全開な作品です。

 

ゴッホの作品は印刷などで紹介される時、とかく特徴的な筆使いを誇張され気味ですが、実際の作品を見るとそこまででなくて、あくまでうっすらとしたディティールとして作品に深みを与えてるような印象です。

この所、あれこれ絵画を見ている影響もあってか、改めてこの方の天才っぷりをビシバシ感じてしまいました、動揺して狼狽えてしまうくらいの天才です…(苦笑

 

ムッチャ展示作品が多い!みたいな展覧会ではありませんが、ゴッホ好きなら是非に。

 

 

ようやくの緊急事態宣言明けの初外飲みはスパークリングワインから…(笑

 

 

今日の美術館メシは、二軒あるレストランのうちカジュアルな方「RESTAURANT MUSE」、至って普通の洋食メシという趣…

機会があれば、もう一軒の方、本格フレンチダイニング「RESTAURANT salon」の方も試してみたいものです。

 

 

三時のお茶は松坂屋上野店の喫茶トリコロールへ。

 

 

秋のプリンアラモード、名物のプリンはしっかりした食感、クラシカルで良いのだが、パフェとしてのバランスはモンブランクリーム+スィートポテトクリームとクリーム三昧で全体的にちょい甘ったるい感じ?次の機会があれは普通のフルーツパフェが頂きたいですね。

 

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