という訳で、ようやく記事日付が当日に追いついて、過去日記終了という訳でして。
当初は来月のファーストデイに「アベンジャーズ/エンドゲーム」と一緒に梯子観しようと目論んでたこの映画、その「AEG」公開合わせで早くもimaxでの公開が終了するっぽくて、急遽観る羽目に…
かのデッドプールにも「重くて暗い」とディスられるDCエクステンデッド・ユニバース・シリーズですが、最新作『シャザム!』はDC映画としては型破りな、14歳の少年がおっさんヒーローに変身するという軽目のトンデモおバカヒーロー映画に仕上がってます。
ハリウッドの実写映画になると大きなお友達寄りに傾きがちなアメコミヒーローですが、この作品に関してはあくまで王道のちびっ子仕様でいいなぁ、と思いました。
とは言え、主人公ビリーは母を訪ねて脱走を繰り返すアダルトチルドレンな孤児と、ガッツリ重めのテーマが基礎に通ってて、ただの子供向けアクションと舐めてたら意外と泣かされるドラマ的要素もあったりして。
とにかく主人公アッシャー・エンジェル演じるビリーと、里子仲間でジャック・ディラン・グレイザー演じるフレディとのおバカバディっぷりが可愛くて愛くるしいです。
ハグ魔の妹、ダーラもムッチャ可愛い!
ビリーのホームハウスの里子にはアフリカ系、障がい者、アジア系、デブと一通り揃ってて、PC的にも充実してますね(笑
この辺、色々書きたい事や描きたい事があるのですが、微妙にネタバレ含みなので、今回は控えめに…
それにしても、観た人の評判がいい割には大ヒットにつながってない感、変身後のヒーロー形態がもっと正統派な若イケメンな感じな方が受けたのかもなぁ…特に日本では?とか考えてみたり。
面白みとしてはコッチのがあるし、オレは好きなんだけどね、このおっさんヒーロー(笑…
若干パットで盛ってボディラインを強調してるスーツデザインもコミックっぽくて良かったです…ある種のセクシーさはダウンしちゃうけれど(苦笑
つか、どうせ盛るなら股間も盛ってくれりゃオモロイのに…(笑
バットマン、スーパーマンなどの他DC作品とのクロスオーバー感もくど過ぎず、大人し過ぎずでよろしかったかと思います。
DC系最高傑作!と皮肉交じりに聞こえてくる「ジャザム!」ですが、正直、暗重系DC好きのワタクシなどからしても(苦笑、この作品の存在が今後のDCEUの可能性の幅を拡げてくれる感は間違いなく、今後このシリーズの発展に期待したい所です。
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