今週末四大陸選手権、そして来月の世界選手権の予習として先月行われたヨーロッパフィギュアスケート選手権2019もチェックしてみましたよ！
欧州杯は欧州圏の各国代表が争う五輪、世界選手権に次ぐ重要な大会とされています。（もらえるポイントはグランプリ・ファイナルより高い！）
ちなみに、理論上欧州杯と同格とされている四大陸選手権の「四大陸」とは、欧州を除くアジア、アメリカ、オーストラリア、アフリカを表しているそうな。
欧州人の上から目線感をビンビンと感じちゃいますね…（苦笑
女子、平昌五輪ワンツーフィニッシュメダリストを押しのけ、ジュニア勢が表彰台を独占するという波乱のロシア杯の結果を受け、なんと五輪銀メダリスト・メドベージェワが不参加の今大会。
SPではトップに立った平昌金メダリスト・アリーナ・ザギトワ選手ですが、今シーズン不調のフリーでは転倒などのミスが続き総合2位に。
優勝は今シーズンシニアに上がってきたソフィア・サモドゥロワ選手。SP、FS二本を揃えて逆転での優勝を果たしました。
ロシア杯ではシニア勢の最高位・4位についたスタニスラワ・コンスタンチノワ選手はSPの出遅れが響いて総合4位。
3位はフィンランド・リンドフォース選手、5位はフランス・ルカヴァリエ選手、6位はスイスのパガニーニ選手。
男子は今大会で現役引退を決めているスペインの至宝・ハビエル・フェルナンデス選手がSP3位から逆転の7連覇を果たし、欧州覇者の貫録を見せてくれました！
元祖クワド王子の印象があったフェルくんですが、当初のジャンプだけ坊や感からさすがのオーサー・マジック、見事世界王者を張るまでの超A級スケ－ターに育て上げてくれました。
世界選手権も見たかった気がしますが、終わってみると、彼自身が選んだこのフィナーレの形に彼の美学を感じて、これでよかったのかも、とも思いました。
2位はロシアの次世代クワド王子アレクサンドル・サマリン選手。虎の子4Lzをミスるなどの危うさは含みつつもなんとか準優勝。
3位はイタリアのマッテオ・リッツォ選手。あんまり上の方で見かけたことない子なので、大健闘だといえるのでは？
フランス王者のケヴィン・エイモズ選手は4位につけて、若い彼らはこれからの成長も期待ですね。
SPで首位に立ったロシア・コリャダ選手はFSで崩れて残念ながらの5位。ロシア杯で久々の王者になったコフトゥン選手は14位に終わりました。
GPファイナル出場を果たしたチェコ・ブレジナ選手は7位、イスラエルのベテラン・ビチェンコ兄貴が9位、ランビ兄ィさんとこのイケメン弟子・ヴァシリエフスは11位。
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