ウィーン国立歌劇場でエレクトラ | sao Tagebuch

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~オペラ、演劇、ダンス・・・様々なエンターテインメントと共に舞台で歌っていきたいソプラノ歌手 尾畑里美の日記~

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wienerstaatsoperウィーン国立歌劇場
に行きました。
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歴史ある館内。
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1 Rang Logeの席。=二階ボックス席。
ヨーロッパは1階=2階 なのでややこしい。
ちなみに日本の1階は、0階。

予想に反せず恐ろしき舞台。エレクトラの最初の音から 怖!
お化け屋敷よりヨーロッパのこういう闇な音の方がよっぽど怖い。

ウィーンで思ったのは、お化けより、人間の狂気のほうが怖い。人間こそ小宇宙である。
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カーテンコールのとき、中央に移動してみた。
舞台のエレベーターにはtoten(死)など書かれてあり、出演者がそのエレベーターに乗ったり送られていったり。

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あまり人混みというのを感じなかったんだけど、ウィーンで初めて感じた人混み。
公演は完売。
夜は店も閉まるしやることないから こういう時間をたっぷりかけた娯楽が、確かにここでは、良いわとおもいました。
ゆっくり味わって、ゆっくり考えたりできるような。
たまにはそういう時間を持たないとなと思います。
沢山のものを慌ただしく吸収したり組み立て変えたりするのが大好きですが、だからこそ。