6月の初旬。
そろそろ風が冷たくなってきた時分に、シリア時代の友人(と言っても人生の大先輩!)Jさんからメールが届いた。
その内容は実にわくわくさせるものであり、胸を熱くさせるものであった!!
ー未知なる挑戦ー
日本の高校生とブラジルの高校生とでビデオレターで交信(?)を深め、
スカイプを利用して、リアルタイムで話そう!というもの。
まさに、地球の表から裏をつなごう!友好の橋を掛けようではないかという構想。
Jさんはシリアではパレスチナ難民支援に携わっており、視聴覚教育の専門で、シリアに住むパレスチナの子ども達と日本の子どもたちを映像やアートを媒介につなげてきたという素晴らしい実績の持ち主。
且つ、シリアで一緒に美味しいお酒を飲んでいたのです。
イスラム国のシリアではお酒飲めるお店は少ないですが、あります!
ちょうど5年前の7月の写真。平和なシリア・・・Jさんに撮ってもらった一枚。
真夏でも肌を出さぬよう、気をつけてました。(日中は50度!)
シリアのニュースを聞くたびに胸が痛みます。
5年前には平和な日常を送っていたのです。
南米より断然治安よし!!
たった今も「UN agencies warn that 3 million Syrians are likely to need food aid in the next 12 months due to the huge effect the escalating fighting has had on agriculture.」という記事を目にし、呼吸すらできない状態です。。。
肥沃の大地として、かつて栄えたメソポタミア文明の地、シリア。
農業国のシリア・・・いつも買い物していた市場にはあんなにも野菜や果物で溢れていたのに・・・
まだまだシリアの今の現実を受け止めるので、精一杯で、言葉にする事できません・・・
さて、話を戻しませう。
現在、地元のJICA中部に勤務しており、日系ブラジル人が多く暮す地域の高校生とブラジルの高校生をつなげようとの提案。
未知なる挑戦であったが、ブラジルでの日本語教育に携わって1年になろうとしていたこの頃。
継承語日本語と外国語教育としての日本語の挟まで思いあく゛ねていました。
彼らにとっての日本語とは??
これは日本でもシリアでのインドネシアでも毎回教えていて思うこと。
現場が違えば、日本語も全く違うものであり、まさにこの瞬間、目の前にあるブラジルの高校生、日系子弟の高校生、4、5世の彼らにとっての日本語とは??
悶々としてた矢先のこの挑戦。
1つ返事で「やってみます!」と返信ボタンを押す。
という事で、新たなる挑戦が始まったのであります。
先ずは、同僚の先生に相談。「是非やってみましょう!!おもしろそう!!」と快諾してくださいまして、ポンっと背中を押してもらいました。
とにもかくにもやってみることに!
当初は生徒達はぴんっときてなかったようで、且つ日系人の子達、けっこうシャイなのです。
動画を撮るのもやっとでしたが、思うに・・・
考察①外国語で話さないといけないこと
考察②ブラジルの学校では人前で話す機会がないこと
考察③他の国の移民子弟が前に出る事が多く、日系人は大人しくなってしまう
以上のような理由から、ものすごく恥ずかしがるのではと推察いたしました。
とはいえ、
ビデオレターのやり取りを重ねて行くたびに俄然やる気になってくれました!
1回目のビデオレターでは、自己紹介、お互いのイメージと質問。
それから、各々の返事を送ることに。
やはり海の向こうにいる同世代への関心・興味は距離に関係ないですね。
むしろ、遠いからこそ、知りたいとか、もっと身近に感じられるのかもしれません。
さ、ビデオレターでやりとりし、スカイプで実際にリアルタイムで交信する当日。
といっても、時差が何せ12時間なので、今回は私一人のみの出演(?)
(日本が朝11時。ブラジル23時)
授業が終わり、21時に帰宅し、胸を高鳴らせながあ、PCの前に。
Jさんと高校生。
Jさんと私の共通であるシリアの事、シリアでの活動、そしてブラジルでの活動、国際協力について、色々と話しをしました。
シリアのとこでは感極まって、涙を流してしまいました・・・
高校生とインターネットを通じて、何万キロも離れた点と点が一本の線でつながれた瞬間!
何物にも変えらせませんね。そして、シリアにも思いを馳せました。
青く黄色い、はちきれんばかりのパワーに元気をもらいました!!
夜が深まれば深まる程、私の胸は高鳴っていったのでした!!
結局、夜中の2時を回ったとこで、交信終了。
このあと、胸がいっぱいで眠りにつけなかったのは言うまでもありません。
こうして、今の生の日本とつながった日系子弟の彼らにとって、大きな一歩になったようです。
日本語を学ぶ意義を各々が彼らなりに感じ取ったのではと思います。
改めまして、このような素敵な機会を与えてくださったJさんに感謝致します!!
まだまだ私自身の課題がありますが、この反省を次回に必ずや生かします!
シュックランジャジーラン!(ありがとうございました!!)
シリアへの感謝の思いと平和への祈りをこめて・・・
シリアでいつも買い物してた市場。
また、シリアの素敵な笑顔にあいたい。











